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シェーファーホッファー・ヴァイツェン [ビアライゼ]

先日、「フランクフルトで飲んだビール」についてお伝えしましたが、1点漏れていました。お店でヴァイツェンを飲んでいないわけがありません。

写真は2日目の夜、中央駅近くの中華料理店で注文したものです(1日目のインド料理店でも飲みました)。シェーファーホッファー。定番中のひとつと言っていいでしょうか。グラスを見ると、酵母(ヘフェ)入りではないようですね。

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1杯(500ml)3.1ユーロ。ちなみに、ピルス(500ml)は2.6ユーロ。瓶入り青島(300ml)は2.3ユーロでした。コカコーラは1.8ユーロ。安くていいですね。日本でもヴァイツェンがこれくらいの値段で飲めると、もっと楽しめるのですが。そもそも、飲めるところが少ないか……。

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フランクフルトショーで見かけたモータースポーツ その他編 [モータースポーツ]

今回のショーでモータースポーツにもっとも力を入れているように感じたのは、フォードでした。ブースの中央に3台の競技車両を展示。1台は以前紹介したフィエスタRS WRC。ほかに、2012年仕様のフォーミュラ・フォードとフォーカスST-Rがありました。

新しいフォーミュラ・フォードは、市販車との関連性を色濃く感じさせる「キネティックデザイン」を採用。

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エンジンは1.6L・直4直噴ターボを搭載。2014年からF1に導入されるフォーマットと同じですが、当然のことながら出力/トルクは控え目で、165PS/220Nm。ヒューランド製6速ギヤボックス(横置き)を積んでいます。

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フォーカスST-Rは、量産フォーカスSTをベースに北米フォードが競技車両に仕立てたもの。北米ではグランダムSTやカナディアン・ツーリングカー・シリーズ、ヨーロッパではニュル24時間などへの出場を想定。どちらかというと、プロよりもアマチュアがターゲット。北米ではフォード取り扱いディーラーで注文可。

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ロータスのブースには1981年のタルボ・サンビーム・ロータス(コドライバーはジャン・トッド)が展示してありました。

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なぜ30年前のラリーマシンが展示してあるかというと、ラリーに復帰するロータスの意気込みを示すため。となりにはエキシージをベースに仕立て上げたR-GTが展示してありました。FIAラリー選手権に新設されるGTカテゴリーへの参戦を予定。アスファルト路面で行われるモンテカルロ、ツール・ド・コルス、サンレモが競技ステージです。ラリー選手権のGTカテゴリーなので、「R-GT」なんでしょうかね。

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日本には導入されていないけれども、最近とっても気になるブランドがルノー・グループの一員であるルーマニアのダチアです。そのダチアには、パイクスピークを走ったダチア・ダスターが展示してありました。日産GT-Rのエンジンを積んでいる、のは外からはわかりませんが、薄い空気を捉えるための大きなリヤウィングは否が応でも目に付きます(すいません、写真ではわかりづらいですね)。

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ポルシェのブースに展示してあったのは、ニュルブルクリンク24時間レース出場車。24時間走った後、な雰囲気をぷんぷん撒き散らしていました。

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シボレーのブースには、2010年のWTCCチャンピオンマシンであるクルーズが置いてありました。

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デクラ(ドイツの自動車検査・承認機関。というより、M・シューマッハがかぶっているキャップのスポンサーと言ったほうが通りがいい?)には、フォーミュラEVのフォーミュレックEF01が展示してありました。

やや詳細はこちら↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2011-06-09

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EVによるニュルブルクリンク北コースの新ラップレコードを記録したTMG EV P001のベース車両はラディカル製ですが、そのラディカルがブースを設けていました。

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TMG EV P001のやや詳細はこちら↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2011-08-22

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フランクフルトショーで見かけたモータースポーツ ル・マン編 [モータースポーツ]

プジョーは2008年以降、908をベースにハイブリッド化した908HYの開発を続けてきましたが、2011年の規則変更に合わせてエンジンを5.5L・V12ディーゼルから3.7L・V8ディーゼルに変更したのにともない、テスト車両はHYbrid4に刷新。展示車両はそれです。

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ディフューザーを覗き込んでみたところ、上の段はノーズとフェンダーに挟まれた空間からずっと、貫通していることがわかりました。

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アウディR18はアウディのブースにはなくて、ピストンやバルブなどを供給するマーレのブースにありました。展示スペースがタイトなので、床に這いつくばって覗き込むには不向き(とくにリヤ)。

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仕方ないので、ドアのヒンジを撮ってみました。

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14年連続で優勝マシンの足元を支えているミシュランのブースには、アウディR18の左後輪が展示してありました。

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フランクフルトショーで見かけたモータースポーツ WRC編 [モータースポーツ]

M3 DTMはおろか、モータースポーツ色が一切なかったBMWのホールでしたが、一角を占めるMINIのブースにはしっかりありました。MINI JOHN COOPER WRCです。ベースはカントリーマン(日本名クロスオーバー)。展示車両は、実走行車両(ただし、エンジンは非搭載の状態)だそう。

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壁の向こう側はジョン・クーパー・ワークス・クラブマンやカブリオレの展示スペース。「私たちにはレースの血が流れている」と訴えています。日本にも似たようなメーカー/ブランドがあったはずですが……。

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フォードはフィエスタRS WRCを展示。最新のWRCマシンはコンパクトなんですね。こっちが標準だとすると、MINIは大柄です。

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シトロエンはDS3 WRCだけでなく、新規格に移行した2011年の1.6L・直4直噴ターボエンジンを展示していました。直噴システムはマニエッティ・マレリ製だそう。

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CFRP製のタイミングギヤケースやアルミ合金削り出しのカムカバーなどに、専用設計エンジンならではのレーシーなムードが漂っています。ドライサンプですし。

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フォルクスワーゲンはホール入り口の目立つ位置に、2013年から参戦するポロR WRCを展示していました。カストロールやZF/ザックスのロゴが確認できます。ホイールはOZレーシングでした。

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5年ぶりにWRCに復帰したミシュランは使用済みタイヤを展示。

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WRCだけを取り上げてもヨーロッパ勢、元気ですね。プレミアムブランドはDTM、少しカジュアルなブランドはWRCというすみ分けができています。

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フランクフルトショーで見かけたモータースポーツ DTM編 [モータースポーツ]

フランクフルトショーに戻ります。メルセデス・ベンツは、新規格に移行する2012年型DTMマシン、AMGメルセデスCクーペ発表の場をフランクフルトショーに設定しました。イタリアGPを終えたばかりのM・シューマッハとN・ロズベルグがお披露目役。大きく張り出したフェンダーといい、バンパー左右のスプリッター(カナード)といい、DTMマシンのDNAを色濃く受け継いでいます。ただし、リヤフェンダー後方はすっきり。

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リヤウィングはアウディやBMWも含めてスワンネック型ステーに変更。

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前後左右をクラッシャブルストラクチャーで囲んだカーボンモノコック構造です。安全性が高まれば肉弾戦も激化するというもの(?)。

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前回までのアウディは常設ホール内にVWやセアト、ランボルギーニらのグループブランドと一緒に収まっていました。ところが、今回は独立。仮設とは思えない立派なホールを広場に建てていました。

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なんと、試乗コースが建物内部と外部をつなぐように巡っています。

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2012年型のA5 DTMはホールの中ではなく、外にありました。

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内部がまったく見えない黒塗りのウィンドウから、開発途上な様子が伝わってきます。しかし、イメージをつかむには十分。AMGメルセデスCクーペと甲乙つけがたいほどに格好いいですなぁ。オリジナルのイメージをほどよく残しているのですが、残し加減が絶妙。

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お次はタイヤを供給するハンコックです。メルセデス・ベンツとアウディの現行規格マシンが展示してありました。フランクフルトショーにしては珍しく、コンパニオンがついています。

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ふたりの美女、カメラを向けた途端、瞬時にポーズをとります。カメラを向けているのは筆者ひとりだけなので、図らずも独占撮影会です。実際のところは現行マシンのディテールなども撮影したかったのですが、こう笑顔を振り向けられては、そうはいきません。必然的に、こうなります。

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カメラを降ろすと、世間話をはじめるふたり。でも、レンズを向けると瞬時にポーズ。マシンのディテールを撮らせないための防御策でしょうか。実はガンを飛ばしている?

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そんなことはないですね。この一件以降、すっかりハンコックファンです。

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ペットボトル入りビールとベックス [ビアライゼ]

フランクフルトで飲んだビールの話です。中央駅からSバーンで1駅、駅から歩いて10分ほどにあるホテルにはエレベーターがなく、冷蔵庫はあっても中身は入っていなかったので、なんとかしなければと思いつつ窓を開けてみると、隣接地はリドル(Lidl)というディスカウントスーパーでした。

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手持ちのコンパクトなかごは備えておらず、大型のカートのみ。なので、ちょっとした買い物をするには商品を小脇に抱えなければなりません。そういう小さな買い物をするところじゃない、ということでしょう。

精一杯頑張ってガス入りミネラルウォーターを2本とビールを2本買いました。他にオニオンリング風味のスナックとチョコレート。ビールはヘフェ・ヴァイツェンです(500ml入り)。ペットボトル入りが珍しく、手を伸ばしました(言い訳がましい)。

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1本あたり0.33ユーロとは激安です(他にボトルのデポジットが0.25ユーロ)。GRAFENWALDERは、リドルのプライベートブランドのようですね。値段が値段ですので、味に文句のつけようがありません。

フランクフルトショーでは、毎回おなじみの昼食をとりました。ベックス(BECK'S)に、ソーセージに、ポテト。

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同じピルスナータイプとはいえ、イタリアで飲んできたそれとは違って、味わいしっかりしています。毎日同じ昼食(ま、2日間だけですが)でも一向に構いません。

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きっと、2年前も4年前も同じものを食べたり飲んだりしていると思います。

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イタリアGP取材期間中に食べたり飲んだりしたもの [F1]

このところハードな絵柄ばかりが続いたので気分転換がしたく、飲み物や食べ物を脈絡もなく載せていきます。まずは、朝食。イタリアGPを取材する際にお世話になっているのは、この10年ほど同じホテルで、朝食の風景も同じです。オーナーのおじさんもおばさんも、レセプションや食堂のおねえさんも同じ。みんな等しく(筆者も含めて)年老いています。

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下の写真は2年前の風景ですが、今年の風景もほとんど同じです。

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木曜日の夕方、フェラーリのモーターホームを訪れました。

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中に入ってみると、イタリア産うまいものが山盛りでした。イタリアGP恒例行事だったような気がします(写真は食い散らかした後)。1万2000歩も歩いて取材をしたあとなので、うまいものを食べても罰は当たらないと思います(と、言い訳)。

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極太グリッシーニの生ハム巻きです。その場でスライス。この日は取材のタイミングがランチ時間と重なっていたので、メシ抜きでした。ゆえに(そうでなくても)、うまいことこの上ない。

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かぶりつきたくなるような生ハムです。

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どうしてこうも好物ばかり置いてあるのでしょう。オイルサーディンです。サーキットからの帰りにスーパーに寄って似たような缶詰を買って帰ったのですが、どうも違う魚のようでした。

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ピエモンテ州カネッリ(Canelli)からやってきたアンドレア・ファッチオさんのワインです。いつもニコニコ好青年な(実は若く見えるだけ?)アンドレアさんは、このイベントの常連です。

http://www.andreafaccio.it/

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金曜日の夕方にザウバーのモーターホームに立ち寄ってみると(と書くと、いかにも偶然立ち寄った風)、おあつらえむきにテキーラのカクテルができていました。ザウバーをスポンサードする「クエルボ」がベース。「甘いからっていい気になって飲んでいると、足腰立たなくなる」と注意されます。

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仕事が終わると、泊まっているホテルのすぐ近くにあるレストランに寄るのが常です。年々声が小さくなる年配の給仕さんは、たぶん僕らのことを覚えてくれていると思います。イタリアのビールといえばナストロ・アズーロが思い浮かびますが、実はペローニの方がメジャー。というより、ペローニ社の主軸がペローニで、ナストロ・アズーロは後発。乾いた空気に合う、さっぱりしたラガーです。

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カルパッチョです。確か7.5ユーロ。好物のピッツァ・ビスマルクは5.7ユーロでした。

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念のために言っておきますが、一応、仕事していますからね。

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フランクフルトショーで見かけたF1 その4 [F1]

自動車ブランドではなく、コンポーネントサプライヤー。フランクフルトショーではおなじみになっていますが、マクラーレンにブレーキユニットを供給する曙ブレーキ工業です。

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展示車両は、マクラーレンとakebonoの取り引きが始まった2007年のMP4-22でしょうか。当初は、やはりakebono製ブレーキユニットを装着するマクラーレンMP4-12C GT3を展示する予定だったそうですが、急遽手配がつき、展示する運びになったそう。

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後方のケースに、MP4-25が使用したブレーキキャリパーとディスクが展示してありました。

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この角度から眺めることはなかなかありませんね。こうやってみると、キャリパー〜パッド〜ディスク〜パッド〜キャリパーは、なかなかの厚み。

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2007年のMP4-22用も展示してありました。マクラーレンとakebonoの契約は基本的に3年契約。ただし、毎年見直しを行い、マクラーレン側がakebonoの技術レベルに満足できなければ、3年を待たずに解消できる内容。で、そろそろ3年が経過というところで、マクラーレンがakebonoをたずね、「あたたがたのおかげでラップタイムを0.2秒稼ぐことができた。ついては契約を更新したい……」と申し入れてきたのだそう。

というわけで、速く走るためのブレーキです。

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ついつい余計なところも見てしまいますが、ホイールナットは3回転半で締まります。

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フランクフルトショーで見かけたF1 その3 [F1]

これでもかとF1のイメージ、あるいはヘリテージを利用していたのがロータス・カーズでした。ブースの4分の1ほどはF1関連の展示品が占拠。ただ置いてあるだけでなく、演出が上手です。

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展示してあったF1マシンはブラック&ゴールド。2009年以降の規則と2008年以前の規則がミックスしたようなフロントウィングが付いています。

ブースの一角はサロンのような作りになっており、歴代マシンの写真や由緒あるモノ(レプリカ)が展示してあります。「エンジンを構造体の一部として使用」「ダウンフォースを獲得するためのウィングを使用」「カーボンファイバーモノコックを使用」「サイドマウントラジエーターを使用」「スポンサーカラーを使用」したのは「ロータスが最初」と訴えています。何度も目にしたフレーズですが、そのたびに感心してしまう。

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そして「アイコニック」な歴代ロータスドライバー。それぞれ、いい表情をしています。

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ロータス97Tに乗り、1985年のポルトガルGPで初優勝したアイルトン・セナのステアリングホイール(レプリカ)。

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歴代ドライバーのヘルメットも展示してありました。

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フランクフルトショーで見かけたF1 その2 [F1]

F1見物に戻りましょう。ルノーのブースは、インフィニティのはす向かいにありました。前回(2009年)はワークス参戦していたので、ルノーF1チームのマシンを展示していましたが、今回はエンジンを供給する3チームのうちのひとつ。

順当にいけばルノーF1の後継チームであるロータス・ルノーなのでしょうが、展示していたのはレッドブル。それも空力デバイスが満艦飾な2008年ルック。未来なムードがたっぷりのルノーブースにあって、やや時代遅れな空気が漂っていました。

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目を引いたのはマシンの脇に展示してあった現行エンジンです。エアファンネルにはカバーが被せてあったりしますが、本物には違いありません。

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見てもらおうという意図で展示してあるのですから、どう見ようと自由です。しゃがみこんで左バンクのウォーターポンプを凝視します。

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右サイドのスカベンジポンプも凝視します。うーん、もっと横から撮っておけばよかったですねぇ。

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ホールを移動してフェラーリを確認。「どーだ、F1だぞぉ」という展示の仕方ではなく、「はい、これがF1です」とでも言うように、さりげなく置いてある感じ。

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