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【マツダ】ルマン優勝30周年メモリアルサイト [モータースポーツ]

マツダのオフィシャルサイト内に「ルマン優勝30周年メモリアルサイト」が立ち上がりました。

立ち上げた意図はこちら↓

マツダは昨年創業100周年を迎えました。創業以来、それは挑戦の連続でした。

その「飽くなき挑戦」を象徴するのが、世界で誰もなしえなかったロータリーエンジンの実用化、

そしてその技術で世界の頂点に挑んだ、ルマン24時間レースへの挑戦でした。

1991年、ロータリーエンジンで世界初、日本メーカーでは初めての総合優勝を遂げることができました。

2021年、30年目の節目を迎えるにあたり、

当時をご存知無い方にもその歴史や技術、人々に触れていただきたく、記念サイトを作りました。

是非 お楽しみください。

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ルマン優勝30周年メモリアルサイト
https://www.mazda.com/ja/innovation/lemans30th/

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次の「飽くなき挑戦」、待ってます。

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GRヤリスの3気筒エンジンとヤリスの3気筒エンジン [クルマ]

GRヤリスとトヨタ・ヤリス、どちらも3気筒エンジンを搭載しています。

GRヤリスが積んでいるのはG16E-GTSの1.6L。

G16E-GTS / GR Yaris
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試乗レポートはこちら↓


いっぽう、トヨタ・ヤリスが積んでいるのはM15A-FKS(コンベ)とM15A-FXE(ハイブリッド)の1.5Lです。

別設計ですが、どちらも「走り」を意識している点で共通しています。

M15A-FKS / Toyota Yaris
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両エンジンとも、開発の狙いや採用した技術については『MOTOR FAN illustrated - モーターファンイラストレーテッド - Vol.174 (モーターファン別冊)』でまとめています。

M15A-FKS/M15A-FXE(4ページ)
MFi174_P042-043.jpg

G16E-GTS(6ページ)
MFi174_P046-047.jpg



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トヨタMIRAIと東海大学・湘南キャンパス1号館 [クルマ]

アレを見に行くフリをして実際のお目当ては別だったり、アレを撮るフリをして実際にはソレを撮るのが目的だったりしますよね。

下の写真は完全にソレです。

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トヨタMIRAIを撮るフリをして、Y字平面の東海大学・湘南キャンパス1号館(1963年)を撮っております。

なんてったって山田守。

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いったん作品集を開くと、止まらなくなっちゃうんですよね(手遅れ)。

ところで、MIRAIの一番の見どころは個人的には、駆動モーターのオイルクーラーに冷却風を導く構造。

下の写真の矢印の先にあるのは、アウトレット(排出口)ではなくインレット(導入口)。

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床下の負圧を利用し、リヤバンパーの開口部から取り込んだ空気を床下から抜く流れを作り、オイルクーラーに冷却風をあてる仕組み。

下の写真の矢印の先がアウトレットです。

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東海大学・湘南キャンパスを訪問した目的は、MIRAIを購入した同大学工学部 電気電子工学科の教授を務める木村英樹博士(工学)から話を伺うため。

記事(4ページ)は『MOTOR FAN illustrated - モーターファンイラストレーテッド - Vol.174 (モーターファン別冊)』に掲載されております。



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「対向ピストンエンジン燃焼運転」と「高速可視化エンジン燃焼運転」の動画 [クルマ]

時の経つのは早いもので、もう1年経つのですね。

日本大学理工学部 機械工学科の飯島研究室にお邪魔し、「2ストローク対向ピストンエンジン」の研究などについて取材させていただいたのは、2020年3月のことでした。

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そのときの様子は『Motor Fan illustrated Vol.163』で掲載しています。

当時のエントリーはこちら↓

2ストローク対向ピストンエンジンをめぐる取材・日本大学理工学部編
https://serakota.blog.ss-blog.jp/2020-04-20

飯島先生から、「対向ピストンエンジン燃焼運転」と「高速可視化エンジン燃焼運転」の動画を公開した旨、連絡をいただきました。

対向ピストンエンジン燃焼運転


2ストロークエンジン2基を向かい合わせにした対向ピストンエンジンです。

いい感じで回っていますね。

プラスチックカップの水の動きから、低振動な様子も伝わってきます。

高速可視化エンジン燃焼運転


2ストロークエンジンの燃焼室内、ボア全域が観察できます。

日本大学理工学部 機械工学科 飯島研究室
http://www.mech.cst.nihon-u.ac.jp/studies/iijima/

実に頼もしい取り組みです。今後の展開にも期待。

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『第89回ル・マン24時間』のポスター [モータースポーツ]

2021年8月21日〜22日に開催される『第89回ル・マン24時間』のポスターが公開されました。

ル・マン24時間の公式ホームページでは、「ハイパーカーが公式ポスターを支配」のタイトルをつけ、できあがったばかりのポスターを紹介しています。

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(クリックで拡大)

今シーズンからハイパーカー規定が導入されるので、それに合わせてハイパーカーをフィーチャーしたということですが、トヨタ(GR010 Hybrid)とアルピーヌ(A480)の2台のみで、同じように歓迎すべきグリッケンハウス(SCG 007)は見あたりません。

「バカげている。アメリカのIMSAでレースしろってことね」とご立腹の様子。

当然ですね。



フランスのアルピーヌを贔屓したい気持ちはわかりますけど、扱いが露骨すぎでは……。

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フェラーリF1の水冷インタークーラー [F1]

フェラーリは3月10日に2021年のF1世界選手権に投入する新型車、「SF21」を発表しました。

今さら気づきましたが、ギャレット(Garrett)がテクニカルパートナーを務めているのですね。

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SF21を紹介する動画が公開されていますが、その動画にパワーユニットが映ります。

これだけはっきり映るのは初めてではないでしょうか。

最新の065/6ではなく、2020年の065、もしくはそれ以前のユニットでしょうか。

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1.6L・V6直噴ターボエンジンの前側にある水冷インタークーラーが目を引きます。

タービンとコンプレッサーはエンジンの後ろ側にあるので、コンプレッサーで加圧されて高温になった空気は、Vバンクの間を通って前にやってきて、水冷インタークーラーで冷却され、プレナムチャンバーに向かいます。

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(クリックで拡大)

水冷インタークーラーに貼ってあるサーモラベルは160〜260℃の温度範囲を示しています。

Ferrari_PU_3.jpg

SF21 - Car Launch


フェラーリは新車発表に合わせて「Team Launch」と題した動画も公開しています。

フィオラノ・サーキットにあるカーサ・フェラーリで、シャルル・ルクレールとカルロス・サインツが、チーム代表のマッティア・ビノットから受け取った質問を互いに読み上げるのですが、なんと仲のいいこと。

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イタリア語でやりとりしています。

SF21 - Team Launch


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ボルボV90&XC90 RECHARGE/XC40&XC60 B5(48V) [クルマ]

1月下旬から2月上旬にかけて、立て続けにボルボに乗る機会がありました。

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試乗レポートは3月31日発売予定の『Vol.78 ボルボ 電動パワートレーンのすべて (モーターファン別冊 ニューモデル速報 インポートシリーズ)』に掲載されます。

自分で撮った写真を見ながらでないと筆(文字入力)が進まない傾向があるようで、メモがわりに試乗したクルマの写真を撮るのが常です(余裕がないときもありますが)。

プラグインハイブリッド車(RECHARGE)と48Vハイブリッド車では、同じエンジンを同じシャシーに積んでいても仕様が違うところがあるんだ……と、エンジンルームを覗き込んでいて発見があったりしたのですが、そのあたりは本の発売後に機会があったら紹介することにします。

以下、試乗順↓

VOLVO V90 RECHARGE PLUG-IN HYBRID T8 AWD INSCRIPTION
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VOLVO XC90 RECHARGE PLUG-IN HYBRID T8 AWD INSCRIPTION
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撮った写真を振り返ってみて思ったのですが、外観はリヤばかり撮ってました。

貴重なフロント↓

VOLVO XC40 B5 AWD R-DESIGN
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やっぱりリヤです。

VOLVO XC60 B5 AWD INSCRIPTION
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詳細はこちらで↓



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ポルシェ911 GT3 Cup車両はマルチマチックDSSVを搭載 [モータースポーツ]

カナダのマルチマチック(Multimatic)は、同社のDSSVダンパーが最新のポルシェ911 GT3 Cupカーの標準ダンパーに採用されたと発表しました。

新型ポルシェ911 GT3 Cup車両(992型ベース)の概要はこちら↓
https://serakota.blog.ss-blog.jp/2020-12-13

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こちらがそのダンパー。

F1ではレッドブルをはじめ、2021年参戦チームの40%(ということは4チーム)がマルチマチックのDSSVを採用しているそう。

スプール(糸巻きのような形状の)バルブを使って減衰力特性をつくっているのが特徴。

DSSVはDynamic Suspension Spool Valveの略です。

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そういえば、ポルシェ919ハイブリッドもマルチマチックDSSVを使っていました。

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写真は2021年のポルシェ・カレラカップ・ノースアメリカに参戦するケリー・モス・レーシング(Kelly-Moss Racing)15号車です。

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ご覧のように、マルチマチックDSSVカラー。

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【F1】2021年シーズンのセーフティカーとメディカルカー [F1]

アストンマーティンとメルセデスAMGは同時に、2021年F1世界選手権の「オフィシャルセーフティカーとオフィシャルメディカルカー」を発表しました。

「どういうこと?」と思いますよね。

メルセデスAMGは1996年からセーフティカーとメディカルカーを提供しています。そこに、アストンマーティンが割り込んできた格好。

「メルセデスAMGとアストンマーティンが一緒に走る?」

いえいえ、順番に走ります。

奇数グランプリはアストンマーティンのセーフティカー&メディカルカーの担当。偶数グランプリはメルセデスAMGの受け持ちです。

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アストンマーティンは3月12日〜14日に行われるバーレーン・テストでデビュー。

その後、3月28日に決勝レースが行われる開幕戦バーレーンGPに登場します。

セーフティカーは、ヴァンテージ。

4.0L・V8ツインターボガソリンエンジンは、オリジナルから25PSの出力アップを果たし、535PSの最高出力を発生。685Nmの最大トルクに変更はありません。

また、専用のフロントスプリッターを装着することにより、200km/h走行時に155.6kgのダウンフォースを発生するそう。これは、量産モデルより60kg大きい数値だといいます。

Aston Martin VantageOfficial Safety Car of Formula One11.jpg

メディカルカーはDBXです。

ヴァンテージと同じ4.0L・V8ツインターボガソリンエンジンは、550PSの最高出力と700Nmの最大トルクを発生します。

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メルセデスAMGのセーフティカーとメディカルカーは、4月18日にイモラ(イタリア)で決勝レースが行われる第2戦エミリア・ロマーニャGPから登場します。

明るいレッドのボディカラーは、アメリカのサイバーセキュリティ企業、CrowdStrikeとメルセデスAMGがセーフティカー&メデュカルカーに関するスポンサー契約を結んだ関係です。

メルセデスAMGペトロナスF1チームとは、2019年からパートナー関係にあります。

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セーフティカーの車両は2020年までと同じで、メルセデスAMG GT R(C190)が務めます。

4.0L・V8ツインターボガソリンエンジンの最高出力は430kW(585PS)。

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メディカルカーの車両も2020年と同じで、メルセデスAMG C63 Sエステートです。

4.0L・V8ツインターボガソリンエンジンは375kW(510PS)の最高出力を発生します。

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アストンマーティンもメルセデスAMGも、同じドライバーが運転します。セーフティカーはこれまで同様にベルント・マイランダーが担当。

メディカルカーはアラン・ファン・デル・メルヴェがドライブします。

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奇数GPは「」のアストンマーティン、偶数GPは「」のメルセデスAMGです。

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【F1】2021年の空力レギュレーション変更点とその影響 [F1]

メルセデスAMGペトロナスF1チームは3月2日、2021年F1シーズンに投入するメルセデスAMG F1 W12 Eパフォーマンスを発表しました。

その際、テクニカルディレクターのジェームス・アリソンは、空力に関するレギュレーションの変更について、概要とその影響を解説しています。

Mercedes-AMG F1 W12 E Performance
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変更点は4つあり、すべてダウンフォースを減らす(その結果、遅くする)のが狙い。

順に見ていきましょう。

1点目はリヤタイヤの前に位置するフロアの、三角形の切り欠きです。

「この部分のフロアがなくなることで、ダウンフォース(の減少)に大きなインパクトがある」と、アリソンは説明しています。

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2点目はリヤのブレーキダクト内側についているウイングレットです。

2021年のレギュレーション変更で、車軸より下側のウイングレットは最大幅が40mm短縮され、最大80mmになりました(車軸より上は変更なく、最大120mm)。

「これらのウイングレットはそれ自体でもわずかにダウンフォースを発生するが、もっと重要な役割は、リヤタイヤ〜フロア間の相互作用をガイドし、フロアが発生するダウンフォースを増やすことだ」と説明。

フロアに近いウイングレットが短くなることで効果が落ちるため、ダウンフォース減につながります。

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3点目はディフューザーです。

ディフューザーは「ディフューザー・ストレーキ」と呼ぶフェンスで流路が仕切られています。このうち、車両中心線にもっとも近い一対のストレーキの高さが50mm短縮されることになりました。

「ディフューザーを設計する際は、できるだけその形状に沿わせて空気を拡散させたい」とアリソンは説明します。

ところが、拡散させることに貪欲になりすぎて空気を急速に広げると、ディフューザーの形状に沿ってくれず、剥離してしまいます。ストールと呼ばれる現象です。ストールすると、ダウンフォースは大幅に減少してしまいます。

これを防ぐため、ディフューザー・ストレーキを用いて流路を仕切っているわけです。

2021年のレギュレーション変更によって中央部分のフェンスが低くなるため効果は落ち(ストールしやすくなり)、ダウンフォースを低下させる方向に作用します。

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4点目はフロア前端サイド部の変更です。

2020年まではこのエリアにスロット(開口部)を設けることが認められていましたが、2021年は禁止されることになりました。

このエリアは車両中心側から外側に空気を抜くことでダウンフォースを発生させる重要なエリアです。

開口部をふさぐことで「フロアの外周部で発生するダウンフォースが減る」とアリソンは説明しています。

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2021年型F1マシンの空力開発は、上記4点のレギュレーション変更によって失ったダウンフォースをいかに取り戻すかが重要なテーマとなっています。

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