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【LMDh】ポルシェ963のエンジン [モータースポーツ]
2023年のIMSAとWECに正式投入されるポルシェの耐久レース車両、963は4.6L・V型8気筒ツインターボエンジンを搭載しています。
Porsche 963

公開された写真から判断するに、Vバンクの内側で排気する“ホットV”を採用しているようです。
Porsche 963 / 4.6L V8 Biturbo

このエンジン、ポルシェ918スパイダーが積む4.6L・V8自然吸気エンジンをベースとしているとの説明です。
Porsche 918 Spyder

2013年の発表当時はあまり意識していませんでしたが、このエンジンもホットVでした。
Porsche 918 Spyder / 4.6L V8 NA


下の写真は2013年のIAA(フランクフルト・モーターショー)で撮影したカットです。
当時は上方排気であることのほうが注目を集めていたような……。

で、このエンジン、ポルシェの説明によると、アメリカン・ル・マン・シリーズなどに参戦したLMP2車両、RSスパイダーが搭載するV8エンジンのDNAを受け継いでいるとのこと。
Porsche RS Spyder

3.4L・V8自然吸気エンジンを搭載していました。
見てのとおり、排気はVバンクの外側です。
Porsche RS Spyder / 3.4L V8 NA

963が積むエンジンはどのようなDNAを受け継いでいるのか。
後日明らかになるでしょうか。
https://www.facebook.com/serakota/
Porsche 963

公開された写真から判断するに、Vバンクの内側で排気する“ホットV”を採用しているようです。
Porsche 963 / 4.6L V8 Biturbo

このエンジン、ポルシェ918スパイダーが積む4.6L・V8自然吸気エンジンをベースとしているとの説明です。
Porsche 918 Spyder

2013年の発表当時はあまり意識していませんでしたが、このエンジンもホットVでした。
Porsche 918 Spyder / 4.6L V8 NA


下の写真は2013年のIAA(フランクフルト・モーターショー)で撮影したカットです。
当時は上方排気であることのほうが注目を集めていたような……。

で、このエンジン、ポルシェの説明によると、アメリカン・ル・マン・シリーズなどに参戦したLMP2車両、RSスパイダーが搭載するV8エンジンのDNAを受け継いでいるとのこと。
Porsche RS Spyder

3.4L・V8自然吸気エンジンを搭載していました。
見てのとおり、排気はVバンクの外側です。
Porsche RS Spyder / 3.4L V8 NA

963が積むエンジンはどのようなDNAを受け継いでいるのか。
後日明らかになるでしょうか。
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【LMDh】ポルシェ963発表 [モータースポーツ]
2023年にアメリカのIMSAと、ヨーロッパを中心に開催されるWEC(FIA世界耐久選手権)に参戦するポルシェの耐久レース車両が発表されました。

車名は「963」です。

既報のとおり、1980年代から90年代にかけて活躍した956、962系に範をとったスタイリングです。
「ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ」は、IMSAに2台、WECに2台の963を投入します。

ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツはIMSAの活動拠点をノースカロライナ州ムーアズビルに、WECの開発拠点をドイツ・マンハイムに置きます。
参戦初年度からカスタマーチームに車両を供給する準備ができているそうで、まもなく供給先チームの発表が行われる模様。

IMSAのデビュー戦は2023年1月のデイトナ24時間。
WECは今年11月に開催される最終戦バーレーン8時間(11月12日決勝)に「ドレスリハーサル」として参戦する予定。

シャシーは既報のとおり、マルチマチック製です。
エンジンはV8ツインターボであることが明かされていましたが、排気量は「4.6L」であることが、今回明かされました。
「918スパイダーの4.6L・V8がベース」とポルシェは説明しています。さらに、RSスパイダーが積んでいた4.6L・V8(いずれも自然吸気)のDNAを受け継いでいると。
関連エントリー↓
https://serakota.blog.ss-blog.jp/2021-05-05

リヤランプのグラフィックは各車個性が現れていますね。
https://www.facebook.com/serakota/

車名は「963」です。

既報のとおり、1980年代から90年代にかけて活躍した956、962系に範をとったスタイリングです。
「ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ」は、IMSAに2台、WECに2台の963を投入します。

ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツはIMSAの活動拠点をノースカロライナ州ムーアズビルに、WECの開発拠点をドイツ・マンハイムに置きます。
参戦初年度からカスタマーチームに車両を供給する準備ができているそうで、まもなく供給先チームの発表が行われる模様。

IMSAのデビュー戦は2023年1月のデイトナ24時間。
WECは今年11月に開催される最終戦バーレーン8時間(11月12日決勝)に「ドレスリハーサル」として参戦する予定。

シャシーは既報のとおり、マルチマチック製です。
エンジンはV8ツインターボであることが明かされていましたが、排気量は「4.6L」であることが、今回明かされました。
「918スパイダーの4.6L・V8がベース」とポルシェは説明しています。さらに、RSスパイダーが積んでいた4.6L・V8(いずれも自然吸気)のDNAを受け継いでいると。
関連エントリー↓
https://serakota.blog.ss-blog.jp/2021-05-05

リヤランプのグラフィックは各車個性が現れていますね。
#PorschePenskeMotorsport - From 2023, two of the new #Porsche963 hybrid #LMDh prototypes will be fielded in both the @FIAWEC and the @IMSA.
— Porsche Motorsport (@PorscheRaces) June 24, 2022
Today, the launch of car & team @fosgoodwood marked the beginning of a fascinating Endurance era - our film #HeadAndHeart explains why pic.twitter.com/1ktngaigvK
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【人テク2022】ウイリアムズ・アドバンスト・エンジニアリングのBMSなど [モータースポーツ]
写真は『人とくるまのテクノロジー展2022 YOKOHAMA』(5月25日〜27日/パシフィコ横浜)で展示されていた、ウイリアムズ・アドバンスト・エンジニアリング(Williams Advanced Engineering)のバッテリーマネジメントシステム(BMS)です。

LMDhの資料をあたっていたところ、唐突に思い出しまして。
IMSAのトップカテゴリーは現在のDPiから2023年にはGTPに変わり、新たにLMDh規定の車両が走ることになります。
そのLMDh車両は共通ハイブリッドシステムを搭載することになっており、バッテリーシステム(↓)はウイリアムズ・アドバンスト・エンジニアリング(WAE)製です。

WAEは主に自動車用の高性能バッテリーシステムを手がけています。
人テク展では、オフロード電気自動車のレースシリーズである「エクストリームE(Extreme E)が搭載するバッテリーシステムは弊社の」と説明していました。

こちら(↓)がエクストリームEの共通車両。
マクラーレンの例。

フォーミュラEは2023年のシーズン9から、新世代の「Gen3」車両に切り替わります。
そのGen3車両が搭載するバッテリーシステムもWAE製。
下の写真はポルシェの例。

ウイリアムズ・アドバンスト・エンジニアリング、手広いですね。
下の写真は、バッテリーモジュールのサンプル。
ケースはカーボンコンポジット製。

モジュールの裏はこんなふう(↓)。
冷却プレートを確認することができます。

https://www.facebook.com/serakota/

LMDhの資料をあたっていたところ、唐突に思い出しまして。
IMSAのトップカテゴリーは現在のDPiから2023年にはGTPに変わり、新たにLMDh規定の車両が走ることになります。
そのLMDh車両は共通ハイブリッドシステムを搭載することになっており、バッテリーシステム(↓)はウイリアムズ・アドバンスト・エンジニアリング(WAE)製です。

WAEは主に自動車用の高性能バッテリーシステムを手がけています。
人テク展では、オフロード電気自動車のレースシリーズである「エクストリームE(Extreme E)が搭載するバッテリーシステムは弊社の」と説明していました。

こちら(↓)がエクストリームEの共通車両。
マクラーレンの例。

フォーミュラEは2023年のシーズン9から、新世代の「Gen3」車両に切り替わります。
そのGen3車両が搭載するバッテリーシステムもWAE製。
下の写真はポルシェの例。

ウイリアムズ・アドバンスト・エンジニアリング、手広いですね。
下の写真は、バッテリーモジュールのサンプル。
ケースはカーボンコンポジット製。

モジュールの裏はこんなふう(↓)。
冷却プレートを確認することができます。

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三菱ミニキャブ・ミーブちょい乗り [クルマ]
ちょっと前の話ですが、三菱自動車の新型軽EV(電気自動車)、『eKクロス EV』を取材したおり、軽商用EVのミニキャブ・ミーブ(minicab MiEV)にちょい乗りする機会をいただきました。

2009年に法人を中心に販売されたi-MiEVをベースとし、2011年に販売を開始。

メーターのレイアウトはアイミーブ(iMiEV)と共通。

ATのようなセレクターレバーです。

ステアリングコラムにキーを差し込んでひねるクルマ、そういえば減りましたね。

2列目シート。

広い荷室の下にモーターを搭載し、後輪を駆動します。
リチウムイオンバッテリーの総電力量は16kWh。

いま改めて乗ってみると、モーターやらなにやらの電動ドライブトレーン系の音が、なかなかにぎやかです。

アイミーブやミニキャブミーブがあってのeKクロス EVだそうですが、長足の進化を遂げていることが、eKクロス EVにちょい乗りしてみると実感できます。
ものすごく静かでスムーズ。

軽乗用EVのeKクロス EVが発売されたばかりですが、次のテーマは乗用/商用とも、要望の多い4WDの設定でしょう。
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2009年に法人を中心に販売されたi-MiEVをベースとし、2011年に販売を開始。

メーターのレイアウトはアイミーブ(iMiEV)と共通。

ATのようなセレクターレバーです。

ステアリングコラムにキーを差し込んでひねるクルマ、そういえば減りましたね。

2列目シート。

広い荷室の下にモーターを搭載し、後輪を駆動します。
リチウムイオンバッテリーの総電力量は16kWh。

いま改めて乗ってみると、モーターやらなにやらの電動ドライブトレーン系の音が、なかなかにぎやかです。

アイミーブやミニキャブミーブがあってのeKクロス EVだそうですが、長足の進化を遂げていることが、eKクロス EVにちょい乗りしてみると実感できます。
ものすごく静かでスムーズ。

軽乗用EVのeKクロス EVが発売されたばかりですが、次のテーマは乗用/商用とも、要望の多い4WDの設定でしょう。
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【LMGTE Pro】ポルシェ911 RSRのエキゾースト [モータースポーツ]
2022年のル・マン24時間レースが終了しました。
今シーズン限りでの終了が発表されたLMGTE Proカテゴリーは、ポルシェ911 RSR 91号車がクラス優勝を果たしました(それにしても、コルベットは不運でした)。

映像を見ていて、「あれ?」っと思ったのが後ろ姿です。

センターエキゾーストに戻っていますね。
どうりでいい音していたわけです(と、言ってみる)。
Porsche 911 RSR 2022 Le Mans 24h

4.2L水平対向6気筒自然吸気エンジンをミッドシップ化した2017年当時もセンター出しでした。
Porsche 911 RSR MY2017

軽量化やリヤタイヤに与える熱の影響を考慮し、MY2019でサイド出しに変更。
Porsche 911 RSR MY2019


写真で確認すると、デュフューザーはMY2019の仕様のまま、センター出しに戻していることがわかります。
調べて見ると、2021年からセンター出しになっていました(今さら気づいたわけです)。

現地にいたら、変更の理由について取材できたんですけどね(手遅れ)。

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今シーズン限りでの終了が発表されたLMGTE Proカテゴリーは、ポルシェ911 RSR 91号車がクラス優勝を果たしました(それにしても、コルベットは不運でした)。

映像を見ていて、「あれ?」っと思ったのが後ろ姿です。

センターエキゾーストに戻っていますね。
どうりでいい音していたわけです(と、言ってみる)。
Porsche 911 RSR 2022 Le Mans 24h

4.2L水平対向6気筒自然吸気エンジンをミッドシップ化した2017年当時もセンター出しでした。
Porsche 911 RSR MY2017

軽量化やリヤタイヤに与える熱の影響を考慮し、MY2019でサイド出しに変更。
Porsche 911 RSR MY2019

写真で確認すると、デュフューザーはMY2019の仕様のまま、センター出しに戻していることがわかります。
調べて見ると、2021年からセンター出しになっていました(今さら気づいたわけです)。

現地にいたら、変更の理由について取材できたんですけどね(手遅れ)。

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