アウディ、ル・マン24時間への復帰を正式発表 [モータースポーツ]
アウディは4月29日、IMSAのLMDhを選択し、2023年から耐久レースのトップカテゴリーに復帰すると正式に発表しました。
2020年11月30日には、2021年限りでフォーミュラEからの撤退を発表。同時に、2022年からダカールラリーに参戦すると発表し、「LMDhカテゴリーへの参戦準備を始めた」と付け加えました。
参戦時期は明確にしていませんでしたが、今回、「2023年シーズンから」と正式に表明したことになります。2022年第1四半期にロールアウトを行う予定。
デビューレースは2023年1月のデイトナ24時間を予定しています。
(クリックで拡大)
2016年までWECに参戦していたR18系の後を受け継ぐアウディの耐久レース車両は、同じフォルクスワーゲン・グループに属するポルシェ(2023年からLMDhでの参戦を表明済み)と密接に協力して開発すると説明しています。
量産車でいうと、プラットフォームを共有するポルシェ・タイカンとアウディRS e-tron GTのような関係になる模様。
また、ファクトリーチームでの参戦に加え、カスタマーチームへの供給を前提にしているそう。
アウディのLMDh車両は、アメリカのIMSAだけでなく、WEC(FIA世界耐久選手権)にも参戦し、デイトナ24時間(IMSA)やル・マン24時間(WEC)での勝利を目指すことになります。
どんな姿で登場するのか、楽しみですね(カーナンバーは23なの?)
https://www.facebook.com/serakota/
2020年11月30日には、2021年限りでフォーミュラEからの撤退を発表。同時に、2022年からダカールラリーに参戦すると発表し、「LMDhカテゴリーへの参戦準備を始めた」と付け加えました。
参戦時期は明確にしていませんでしたが、今回、「2023年シーズンから」と正式に表明したことになります。2022年第1四半期にロールアウトを行う予定。
デビューレースは2023年1月のデイトナ24時間を予定しています。
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2016年までWECに参戦していたR18系の後を受け継ぐアウディの耐久レース車両は、同じフォルクスワーゲン・グループに属するポルシェ(2023年からLMDhでの参戦を表明済み)と密接に協力して開発すると説明しています。
量産車でいうと、プラットフォームを共有するポルシェ・タイカンとアウディRS e-tron GTのような関係になる模様。
また、ファクトリーチームでの参戦に加え、カスタマーチームへの供給を前提にしているそう。
アウディのLMDh車両は、アメリカのIMSAだけでなく、WEC(FIA世界耐久選手権)にも参戦し、デイトナ24時間(IMSA)やル・マン24時間(WEC)での勝利を目指すことになります。
どんな姿で登場するのか、楽しみですね(カーナンバーは23なの?)
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【WEC】ハイパーカーとLMP2のタイム比較 [モータースポーツ]
スパ・フランコルシャン・サーキットで行われたWEC(FIA世界耐久選手権)シーズン9の開幕前合同テスト、「プロローグ」(2日間4セッション)が終了しました。
総合トップタイムを記録したのはG-Drive Racing 26号車で、2分4秒168でした(2日目午前中。外気温12.94℃)
ハイパーカー(LMH)のトップタイムを記録したのはGR010 HYBRID 8号車で、2分4秒669でした(2日目午後。外気温16.17℃)。
ハイパーカーの性能を抑えすぎてしまったのでしょうか(ルール統括側が)。
4月1日にLMP2のエンジン出力をさらに抑え、最低重量を増やす措置がとられましたが、それでもギャップは広がらず、ハイパーカーとLMP2が拮抗した状態です。
【WEC】LMP2のエンジン出力をさらにダウン
https://serakota.blog.ss-blog.jp/2021-04-26
セクタータイムを見てみると、ハイパーカーはLMP2に対し、テクニカルなセクター2で差をつけられ、高速のセクター1で取り戻しているのがわかります(セクター1で引き離し、セクター2で追いつかれる、ともいえますね)。
比較対象として、速かった2017年のデータを引っ張り出してみました。当時のLMP1-H(トヨタTS050ハイブリッド)より11秒遅いのが、ハイパーカーの姿です。
(クリックで拡大)
(セクタータイムは最速ラップタイムを記録したセッションの「セクターベスト」を抜き出したもの)
ハイパーカー、いくらなんでも、もうちょっと速くしておかないと。
今週末の開幕戦までに、何らかの策が講じられるでしょうか。
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総合トップタイムを記録したのはG-Drive Racing 26号車で、2分4秒168でした(2日目午前中。外気温12.94℃)
ハイパーカー(LMH)のトップタイムを記録したのはGR010 HYBRID 8号車で、2分4秒669でした(2日目午後。外気温16.17℃)。
ハイパーカーの性能を抑えすぎてしまったのでしょうか(ルール統括側が)。
4月1日にLMP2のエンジン出力をさらに抑え、最低重量を増やす措置がとられましたが、それでもギャップは広がらず、ハイパーカーとLMP2が拮抗した状態です。
【WEC】LMP2のエンジン出力をさらにダウン
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セクタータイムを見てみると、ハイパーカーはLMP2に対し、テクニカルなセクター2で差をつけられ、高速のセクター1で取り戻しているのがわかります(セクター1で引き離し、セクター2で追いつかれる、ともいえますね)。
比較対象として、速かった2017年のデータを引っ張り出してみました。当時のLMP1-H(トヨタTS050ハイブリッド)より11秒遅いのが、ハイパーカーの姿です。
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(セクタータイムは最速ラップタイムを記録したセッションの「セクターベスト」を抜き出したもの)
ハイパーカー、いくらなんでも、もうちょっと速くしておかないと。
?? #Prologue @FIAWEC | Best laps
— Oreca (@Oreca) April 27, 2021
Morning session
1. #26 @GDrive_Racing | 2:04.168
2. #22 @UnitedAutosport | 2:04.284
3. #38 @JotaSport | 2:04.582
Afternoon session
1. #22 @UnitedAutosport | 2:04.874
2. #24 @PR1Motorsports | 2:05.958
3. #31 @followWRT | 2:06.125 pic.twitter.com/hfX9GtcgPS
今週末の開幕戦までに、何らかの策が講じられるでしょうか。
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【WEC】LMP2のエンジン出力をさらにダウン [モータースポーツ]
4月29日に開幕するWECシーズン9(2021年)スパ・フランコルシャン6時間を前に、合同テストのプロローグが開催されています(4月26日?27日)。
LMP1にかわって導入されるハイパーカー(LMH)のデビュー戦となります。
TOYOTA GAZOO Racing GR010 Hybrid(LMH)
最高出力が500kWに制限されるLMHとのパフォーマンスの差を設けるため、600bhp(約450kW)だったLMP2(ギブソン製4.2L・V8自然吸気エンジン搭載)の最高出力は560bhp(約420kW)に引き下げられることになっていました。
ところが4月21日に見直しが行われ、LMP2の最高出力をさらに引き下げ、400kW(約536bhp)に制限されることになりました。
また、最低重量は20kg引き上げられ、950kgに規定されます(LMHは1030kg)。
グッドイヤーが1社供給するタイヤ(LMHはミシュラン)は仕様を変更する可能性が示唆されていましたが、パフォーマンスとドライバビリティの観点から、変更しないことに決まりました。
プロローグDay1午前中のタイムを見る限り、LMHよりLMP2のほうが速いようですね。
もう少し様子を見てから、考察してみましょう。
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LMP1にかわって導入されるハイパーカー(LMH)のデビュー戦となります。
TOYOTA GAZOO Racing GR010 Hybrid(LMH)
最高出力が500kWに制限されるLMHとのパフォーマンスの差を設けるため、600bhp(約450kW)だったLMP2(ギブソン製4.2L・V8自然吸気エンジン搭載)の最高出力は560bhp(約420kW)に引き下げられることになっていました。
ところが4月21日に見直しが行われ、LMP2の最高出力をさらに引き下げ、400kW(約536bhp)に制限されることになりました。
また、最低重量は20kg引き上げられ、950kgに規定されます(LMHは1030kg)。
グッドイヤーが1社供給するタイヤ(LMHはミシュラン)は仕様を変更する可能性が示唆されていましたが、パフォーマンスとドライバビリティの観点から、変更しないことに決まりました。
About yesterday's collective picture...#WEC #WECPrologue pic.twitter.com/dXcXJpRO4i
— WEC (@FIAWEC) April 26, 2021
プロローグDay1午前中のタイムを見る限り、LMHよりLMP2のほうが速いようですね。
もう少し様子を見てから、考察してみましょう。
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マクラーレン・アルトゥーラのディフューザー [クルマ]
4月13日に行われた発表会でのショット。本当はもっと近づいて取りたかったのですが、自重しましたw
テールパイプが上にあるので、ディフューザー部がすっきりしています。
3.0L・V6ツインターボエンジンはバンク角120度のためバンク間は広く、その広いバンク間を排気側にした「ホットV」を採用。
それゆえ、テールパイプをこのような位置に無理なく配置できるというわけです。
ディフューザーの奥に片側2連のテーニングベーンらしきものが見えます(もっと詳しく見たい)。
McLaren Artura
こちらは、ルノー・メガーヌR.S.です。
テールパイプをセンターにまとめてディフューザーの邪魔をしないようにしています。
Renault Magane R.S.
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テールパイプが上にあるので、ディフューザー部がすっきりしています。
3.0L・V6ツインターボエンジンはバンク角120度のためバンク間は広く、その広いバンク間を排気側にした「ホットV」を採用。
それゆえ、テールパイプをこのような位置に無理なく配置できるというわけです。
ディフューザーの奥に片側2連のテーニングベーンらしきものが見えます(もっと詳しく見たい)。
McLaren Artura
こちらは、ルノー・メガーヌR.S.です。
テールパイプをセンターにまとめてディフューザーの邪魔をしないようにしています。
Renault Magane R.S.
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トヨタ、モータースポーツで水素エンジンを鍛える [モータースポーツ]
トヨタ自動車は2021年4月22日、「モータースポーツの厳しい環境で水素エンジンを鍛えていく」と発表しました。
5月21日〜23日に行われる「スーパー耐久シリーズ 2021 Powered by Hankook 第3戦 NAPAC 富士 SUPER TEC 24時間レース」から、「ORC ROOKIE Racing」の参戦車両として投入されます。
ベース車両はカローラ・スポーツだそう。
Toyota Corolla Sport
でもエンジンは、排気量1618ccの直列3気筒インタークーラーターボと発表されていますので、GRヤリスのために専用開発したエンジンを指していることになります。
G16E-GTSということですね。
GRヤリスのエンジンがカローラ・スポーツに載り、ガソリンでなく水素を燃焼させると考えるだけで、興味が湧いてきます。
GR Yaris
G16E-GTS
高圧水素タンクは燃料電池車MIRAIの技術を生かすのでしょう。
Toyota MIRAI
新しい挑戦をしようとしたときに手持ちの技術でおおよその準備が整ってしまうところに、トヨタの底力を感じます。
カーボンニュートラルを実現する手段はひとつではないし、水素の使い道は燃料電池車だけとは限らない……。
俄然、興味が湧いてきました。
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5月21日〜23日に行われる「スーパー耐久シリーズ 2021 Powered by Hankook 第3戦 NAPAC 富士 SUPER TEC 24時間レース」から、「ORC ROOKIE Racing」の参戦車両として投入されます。
ベース車両はカローラ・スポーツだそう。
Toyota Corolla Sport
でもエンジンは、排気量1618ccの直列3気筒インタークーラーターボと発表されていますので、GRヤリスのために専用開発したエンジンを指していることになります。
G16E-GTSということですね。
GRヤリスのエンジンがカローラ・スポーツに載り、ガソリンでなく水素を燃焼させると考えるだけで、興味が湧いてきます。
GR Yaris
G16E-GTS
高圧水素タンクは燃料電池車MIRAIの技術を生かすのでしょう。
Toyota MIRAI
新しい挑戦をしようとしたときに手持ちの技術でおおよその準備が整ってしまうところに、トヨタの底力を感じます。
カーボンニュートラルを実現する手段はひとつではないし、水素の使い道は燃料電池車だけとは限らない……。
俄然、興味が湧いてきました。
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【レクサスLS】将来のLiDAR予定地 [クルマ]
『SIP-adus 自動運転実証実験プロジェクト』の試乗会が都内であり、参加してきました。
朝一番(8時〜)で乗ったのは、4月8日に発売されたばかりのレクサスLSです。最新の高度運転支援技術「Lexus Teammate」の新機能、「Advanced Drive」が搭載されています。
機能の詳細は公式動画でご確認ください↓
3次元レーザースキャナーのLiDAR(ライダー)はナンバープレートの下に1基搭載しています。
フロントフェンダー左右とリヤバンパー下部中央にも搭載している? と思いきや、こちらは現状ダミーです。
Advanced Driveはソフトウェアのアップデートによって運転支援技術を進化させていく方針ですが、進化させるのはソフトウェアだけでなく、ハードウェアも同様。
あとでLiDARを追加できるよう、あらかじめ予定地を確保しているのです。
次のステップへの準備が実用化目前まで進んでいることを示しています。
車両の前後左右にLiDARを搭載するとなると、高い演算処理能力が必要になりますが、将来のアップデートを見込んだCPUの性能はあらかじめ確保してあるそう。
つまり、現時点での仕様ではCPUの能力を使い切っていない状態。
トヨタMIRAIが搭載するAdvanced DriveはレクサスLSと同一仕様です。車両価格はほぼ半分なので、機能を考えればお買い得?
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朝一番(8時〜)で乗ったのは、4月8日に発売されたばかりのレクサスLSです。最新の高度運転支援技術「Lexus Teammate」の新機能、「Advanced Drive」が搭載されています。
機能の詳細は公式動画でご確認ください↓
3次元レーザースキャナーのLiDAR(ライダー)はナンバープレートの下に1基搭載しています。
フロントフェンダー左右とリヤバンパー下部中央にも搭載している? と思いきや、こちらは現状ダミーです。
Advanced Driveはソフトウェアのアップデートによって運転支援技術を進化させていく方針ですが、進化させるのはソフトウェアだけでなく、ハードウェアも同様。
あとでLiDARを追加できるよう、あらかじめ予定地を確保しているのです。
次のステップへの準備が実用化目前まで進んでいることを示しています。
車両の前後左右にLiDARを搭載するとなると、高い演算処理能力が必要になりますが、将来のアップデートを見込んだCPUの性能はあらかじめ確保してあるそう。
つまり、現時点での仕様ではCPUの能力を使い切っていない状態。
トヨタMIRAIが搭載するAdvanced DriveはレクサスLSと同一仕様です。車両価格はほぼ半分なので、機能を考えればお買い得?
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アルピーヌF1ドライバーの通勤車両 [F1]
2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP(イタリア・イモラ)の開催に合わせ、アルピーヌは「トラックサイド・カー(Trackside Cars)」を公開しました。
ヨーロッパラウンドではドライバー(フェルナンド・アロンソ/エステバン・オコン)の通勤車両を務めることになります。
車両はアルピーヌA110の高性能版、A110Sです。
1.8L直列4気筒ターボエンジンを車両ミッドに搭載。「S」はベース仕様比30kW(40ps)アップの215kW(292ps)/6420rpmの最高出力を発生します。
最大トルクに変更はなく、320Nm/2000rpmを発生。7速DCTとの組み合わせ。車両重量は1110kgです。
スプリングやダンパー、アンチロールバーは定数/剛性が高くなる方向で諸元が変更されています。
2021年型F1マシンのA521と同じで、アルピーヌの伝統を受け継ぐと同時に、フランスとイギリスの国旗をモチーフにしたカラーリングが施されています。
目立ちますね。
https://www.facebook.com/serakota/
ヨーロッパラウンドではドライバー(フェルナンド・アロンソ/エステバン・オコン)の通勤車両を務めることになります。
車両はアルピーヌA110の高性能版、A110Sです。
1.8L直列4気筒ターボエンジンを車両ミッドに搭載。「S」はベース仕様比30kW(40ps)アップの215kW(292ps)/6420rpmの最高出力を発生します。
最大トルクに変更はなく、320Nm/2000rpmを発生。7速DCTとの組み合わせ。車両重量は1110kgです。
スプリングやダンパー、アンチロールバーは定数/剛性が高くなる方向で諸元が変更されています。
2021年型F1マシンのA521と同じで、アルピーヌの伝統を受け継ぐと同時に、フランスとイギリスの国旗をモチーフにしたカラーリングが施されています。
目立ちますね。
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『自動車技術の出発点』Vol.13〜Vol.18 [クルマ]
『MOTOR FAN illustrated - モーターファンイラストレーテッド - Vol.175 (モーターファン別冊)』では、『自動車技術の出発点』と題した企画を奇数号で掲載しています。
その技術を開発するに至った背景を探り、実用化するまでの苦労を伺い、現在までの進化を追いかける内容です。
Vol.1〜Vol.6のテーマはこちら↓
連載2年目に突入する『自動車技術の出発点』
https://serakota.blog.ss-blog.jp/2019-04-18
Vol.7〜Vol.12のテーマはこちら↓
『自動車技術の出発点』Vol.07〜Vol.12
https://serakota.blog.ss-blog.jp/2020-04-17
Vol.13〜Vol.18は下記のようなテーマを取り上げました。
自動車技術の出発点 Vol.13 / Motor Fan illustrated Vol.165
『e-POWER - NISSAN』(2016年〜)
自動車技術の出発点 Vol.14 / Motor Fan illustrated Vol.167
『高圧縮比ガソリンエンジン - MAZDA』(2011年〜)
自動車技術の出発点 Vol.15 / Motor Fan illustrated Vol.169
『AWC(オールホイールコントロール)技術 - MITSUBISHI MOTORS』(1987年〜)
自動車技術の出発点 Vol.16 / Motor Fan illustrated Vol.171
『電子制御4WDシステムITCC - JTEKT』(1987年〜)
自動車技術の出発点 Vol.17 / Motor Fan illustrated Vol.173
『無段可変自動変速機CVT - JATCO』(1997年〜)
自動車技術の出発点 Vol.18 / Motor Fan illustrated Vol.175
『四輪安全技術 - HONDA』
最新号では、ホンダの四輪安全技術を予防安全を中心にまとめています。
トビラ(↑)の右下にある写真は現在本社ビルがある場所なのですが、都心(青山)の一等地に教習コースがあったとは。
https://www.facebook.com/serakota/
その技術を開発するに至った背景を探り、実用化するまでの苦労を伺い、現在までの進化を追いかける内容です。
Vol.1〜Vol.6のテーマはこちら↓
連載2年目に突入する『自動車技術の出発点』
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Vol.7〜Vol.12のテーマはこちら↓
『自動車技術の出発点』Vol.07〜Vol.12
https://serakota.blog.ss-blog.jp/2020-04-17
Vol.13〜Vol.18は下記のようなテーマを取り上げました。
自動車技術の出発点 Vol.13 / Motor Fan illustrated Vol.165
『e-POWER - NISSAN』(2016年〜)
自動車技術の出発点 Vol.14 / Motor Fan illustrated Vol.167
『高圧縮比ガソリンエンジン - MAZDA』(2011年〜)
自動車技術の出発点 Vol.15 / Motor Fan illustrated Vol.169
『AWC(オールホイールコントロール)技術 - MITSUBISHI MOTORS』(1987年〜)
自動車技術の出発点 Vol.16 / Motor Fan illustrated Vol.171
『電子制御4WDシステムITCC - JTEKT』(1987年〜)
自動車技術の出発点 Vol.17 / Motor Fan illustrated Vol.173
『無段可変自動変速機CVT - JATCO』(1997年〜)
自動車技術の出発点 Vol.18 / Motor Fan illustrated Vol.175
『四輪安全技術 - HONDA』
最新号では、ホンダの四輪安全技術を予防安全を中心にまとめています。
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【Honda】F1のパワーユニット開発 [F1]
発売中の『MOTOR FAN illustrated - モーターファンイラストレーテッド - Vol.175 (モーターファン別冊)』では、ホンダのF1パワーユニット開発について、一般論を含めて解説しています。
トビラの写真は、2019年のHonda RA619Hです。
ちょうど、Hondaウエルカムプラザ青山では「2021年シーズンF1開幕記念展示」を開催中で、RA619Hも展示されています(4月19日まで)。
https://www.honda.co.jp/welcome-plaza/
2015年のRA615Hから2018年のRA618Hまでの開発の流れを軽くおさらいしつつ、2019年のRA619Hと2020年のRA620H、そして最新のRA621Hについて、概略をまとめています。
今週末は第2戦エミリア・ロマーニャGP(イモラ)ですね。
調子がいいだけに、楽しみです(気を抜くことはできませんが)。
https://www.facebook.com/serakota/
トビラの写真は、2019年のHonda RA619Hです。
ちょうど、Hondaウエルカムプラザ青山では「2021年シーズンF1開幕記念展示」を開催中で、RA619Hも展示されています(4月19日まで)。
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2015年のRA615Hから2018年のRA618Hまでの開発の流れを軽くおさらいしつつ、2019年のRA619Hと2020年のRA620H、そして最新のRA621Hについて、概略をまとめています。
今週末は第2戦エミリア・ロマーニャGP(イモラ)ですね。
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ボルボV90リチャージT8などのサスペンションやエンジンマウントなど [クルマ]
ボルボV90リチャージT8(2.0L・直4直噴ガソリン・スーパーチャージャー+ターボエンジンを搭載するPHEV)を観察してみました(もうだいぶ前ですが)。
詳細は『Vol.78 ボルボ 電動パワートレーンのすべて (モーターファン別冊 ニューモデル速報 インポートシリーズ)』に載っています。
エンジンは搭載していますが、一見すると、テールパイプは見あたりません。
こんなふうに処理しています。
サスペンションを覗き込んでみました。
フロントはダブルウィッシュボーン式です。ナックルやアーム類はアルミ合金製で、さすが「金掛かっているなぁ」という感じです。
リヤはマルチリンク式。このアングルで見えるのは台形ロワリンクですが、やはりアルミ合金製。
空気ばね(エアサスペンション)と減衰力可変機構を備えたダンパーが見えます。
V90リチャージT8と同じエンジンを積む、XC90リチャージT8のエンジンルームを覗いてみました。
その前に、XC60 B5のエンジンルームを見てみます。プラットフォームはV90/XC90リチャージT8と同じで、SPA(Scalable Product Architecture)。
エンジンは2.0L・直4ターボチャージャーで、48Vハイブリッドシステム(いわゆるISG=インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を組み合わせています。
こちらがXC60 B5のエンジンルーム。矢印のエンジンマウント(トルクロッド)に注目です。
XC60 B5
こちらがXC90リチャージT8。
XC90リチャージT8
違いがおわかりでしょうか。
XC90リチャージT8には、特定の周波数の振動を消すためのダイナミックダンパー(矢印)が付いています。
XC90リチャージT8
XC60 B5
なぜか、こういうのを見つけると、うれしい……。
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詳細は『Vol.78 ボルボ 電動パワートレーンのすべて (モーターファン別冊 ニューモデル速報 インポートシリーズ)』に載っています。
エンジンは搭載していますが、一見すると、テールパイプは見あたりません。
こんなふうに処理しています。
サスペンションを覗き込んでみました。
フロントはダブルウィッシュボーン式です。ナックルやアーム類はアルミ合金製で、さすが「金掛かっているなぁ」という感じです。
リヤはマルチリンク式。このアングルで見えるのは台形ロワリンクですが、やはりアルミ合金製。
空気ばね(エアサスペンション)と減衰力可変機構を備えたダンパーが見えます。
V90リチャージT8と同じエンジンを積む、XC90リチャージT8のエンジンルームを覗いてみました。
その前に、XC60 B5のエンジンルームを見てみます。プラットフォームはV90/XC90リチャージT8と同じで、SPA(Scalable Product Architecture)。
エンジンは2.0L・直4ターボチャージャーで、48Vハイブリッドシステム(いわゆるISG=インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を組み合わせています。
こちらがXC60 B5のエンジンルーム。矢印のエンジンマウント(トルクロッド)に注目です。
XC60 B5
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XC90リチャージT8
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XC60 B5
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