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フランクフルトショーで見かけたモータースポーツ その他編 [モータースポーツ]

今回のショーでモータースポーツにもっとも力を入れているように感じたのは、フォードでした。ブースの中央に3台の競技車両を展示。1台は以前紹介したフィエスタRS WRC。ほかに、2012年仕様のフォーミュラ・フォードとフォーカスST-Rがありました。

新しいフォーミュラ・フォードは、市販車との関連性を色濃く感じさせる「キネティックデザイン」を採用。

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エンジンは1.6L・直4直噴ターボを搭載。2014年からF1に導入されるフォーマットと同じですが、当然のことながら出力/トルクは控え目で、165PS/220Nm。ヒューランド製6速ギヤボックス(横置き)を積んでいます。

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フォーカスST-Rは、量産フォーカスSTをベースに北米フォードが競技車両に仕立てたもの。北米ではグランダムSTやカナディアン・ツーリングカー・シリーズ、ヨーロッパではニュル24時間などへの出場を想定。どちらかというと、プロよりもアマチュアがターゲット。北米ではフォード取り扱いディーラーで注文可。

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ロータスのブースには1981年のタルボ・サンビーム・ロータス(コドライバーはジャン・トッド)が展示してありました。

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なぜ30年前のラリーマシンが展示してあるかというと、ラリーに復帰するロータスの意気込みを示すため。となりにはエキシージをベースに仕立て上げたR-GTが展示してありました。FIAラリー選手権に新設されるGTカテゴリーへの参戦を予定。アスファルト路面で行われるモンテカルロ、ツール・ド・コルス、サンレモが競技ステージです。ラリー選手権のGTカテゴリーなので、「R-GT」なんでしょうかね。

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日本には導入されていないけれども、最近とっても気になるブランドがルノー・グループの一員であるルーマニアのダチアです。そのダチアには、パイクスピークを走ったダチア・ダスターが展示してありました。日産GT-Rのエンジンを積んでいる、のは外からはわかりませんが、薄い空気を捉えるための大きなリヤウィングは否が応でも目に付きます(すいません、写真ではわかりづらいですね)。

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ポルシェのブースに展示してあったのは、ニュルブルクリンク24時間レース出場車。24時間走った後、な雰囲気をぷんぷん撒き散らしていました。

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シボレーのブースには、2010年のWTCCチャンピオンマシンであるクルーズが置いてありました。

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デクラ(ドイツの自動車検査・承認機関。というより、M・シューマッハがかぶっているキャップのスポンサーと言ったほうが通りがいい?)には、フォーミュラEVのフォーミュレックEF01が展示してありました。

やや詳細はこちら↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2011-06-09

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EVによるニュルブルクリンク北コースの新ラップレコードを記録したTMG EV P001のベース車両はラディカル製ですが、そのラディカルがブースを設けていました。

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TMG EV P001のやや詳細はこちら↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2011-08-22

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