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マツダ幻のV12エンジン(マツダミュージアム) [クルマ]

マツダミュージアムに行ってきました。

別件で2日間にわたる取材があったので、「いい機会なのでぜひ」と土壇場でお願いし、無理矢理(だと思います)調整していただいたのでした。

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レポートはこちら(↓)でご確認ください。

絶対に見たい新生マツダミュージアム 幻のV12エンジンも見られる
https://motor-fan.jp/mf/article/66113/

レポートのタイトルにもあるように、「幻のV12エンジン」が展示してありました。

1990年代初めに新型フラッグシップセダン、「アマティ1000」用に開発が進められたものの、景気の後退によって「開発凍結」となったエンジンです。

ここではhttps://motor-fan.jp/mf/article/66113/に掲載していないカットを紹介します。

正面上から。

説明パネルには、「(2.0L)V型6気筒エンジンを2基つなげた型破りなもの」とあります。

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後ろ上方から。

バンク角は60度(に見えます)。

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「宇品行」とあるのは、開発凍結にともない、「宇品の倉庫行き」という意味。

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真横(右側)から見てみましょう。

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エンジンばかり気になってうっかりしていましたが、5速MTじゃないですか!

4.0L・V12自然吸気エンジンをMTで……。操ってみたいですねぇ。

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また行きたいです。

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【LMDh】ポルシェ963のエンジン [モータースポーツ]

2023年のIMSAとWECに正式投入されるポルシェの耐久レース車両、963は4.6L・V型8気筒ツインターボエンジンを搭載しています。

Porsche 963
M22_2734_fine.jpg

公開された写真から判断するに、Vバンクの内側で排気する“ホットV”を採用しているようです。

Porsche 963 / 4.6L V8 Biturbo
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このエンジン、ポルシェ918スパイダーが積む4.6L・V8自然吸気エンジンをベースとしているとの説明です。

Porsche 918 Spyder
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2013年の発表当時はあまり意識していませんでしたが、このエンジンもホットVでした。

Porsche 918 Spyder / 4.6L V8 NA
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下の写真は2013年のIAA(フランクフルト・モーターショー)で撮影したカットです。

当時は上方排気であることのほうが注目を集めていたような……。

DSCN7104.jpg

で、このエンジン、ポルシェの説明によると、アメリカン・ル・マン・シリーズなどに参戦したLMP2車両、RSスパイダーが搭載するV8エンジンのDNAを受け継いでいるとのこと。

Porsche RS Spyder
M07_0057_fine.jpg

3.4L・V8自然吸気エンジンを搭載していました。

見てのとおり、排気はVバンクの外側です。

Porsche RS Spyder / 3.4L V8 NA
M08_3090_fine.jpg

963が積むエンジンはどのようなDNAを受け継いでいるのか。

後日明らかになるでしょうか。

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【LMDh】ポルシェ963発表 [モータースポーツ]

2023年にアメリカのIMSAと、ヨーロッパを中心に開催されるWEC(FIA世界耐久選手権)に参戦するポルシェの耐久レース車両が発表されました。

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車名は「963」です。

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既報のとおり、1980年代から90年代にかけて活躍した956、962系に範をとったスタイリングです。

「ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ」は、IMSAに2台、WECに2台の963を投入します。

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ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツはIMSAの活動拠点をノースカロライナ州ムーアズビルに、WECの開発拠点をドイツ・マンハイムに置きます。

参戦初年度からカスタマーチームに車両を供給する準備ができているそうで、まもなく供給先チームの発表が行われる模様。

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IMSAのデビュー戦は2023年1月のデイトナ24時間。

WECは今年11月に開催される最終戦バーレーン8時間(11月12日決勝)に「ドレスリハーサル」として参戦する予定。

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シャシーは既報のとおり、マルチマチック製です。

エンジンはV8ツインターボであることが明かされていましたが、排気量は「4.6L」であることが、今回明かされました。

「918スパイダーの4.6L・V8がベース」とポルシェは説明しています。さらに、RSスパイダーが積んでいた4.6L・V8(いずれも自然吸気)のDNAを受け継いでいると。

関連エントリー↓
https://serakota.blog.ss-blog.jp/2021-05-05

M22_2735_fine.jpg

リヤランプのグラフィックは各車個性が現れていますね。



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【人テク2022】ウイリアムズ・アドバンスト・エンジニアリングのBMSなど [モータースポーツ]

写真は『人とくるまのテクノロジー展2022 YOKOHAMA』(5月25日〜27日/パシフィコ横浜)で展示されていた、ウイリアムズ・アドバンスト・エンジニアリング(Williams Advanced Engineering)のバッテリーマネジメントシステム(BMS)です。

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LMDhの資料をあたっていたところ、唐突に思い出しまして。

IMSAのトップカテゴリーは現在のDPiから2023年にはGTPに変わり、新たにLMDh規定の車両が走ることになります。

そのLMDh車両は共通ハイブリッドシステムを搭載することになっており、バッテリーシステム(↓)はウイリアムズ・アドバンスト・エンジニアリング(WAE)製です。

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WAEは主に自動車用の高性能バッテリーシステムを手がけています。

人テク展では、オフロード電気自動車のレースシリーズである「エクストリームE(Extreme E)が搭載するバッテリーシステムは弊社の」と説明していました。

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こちら(↓)がエクストリームEの共通車両。

マクラーレンの例。

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フォーミュラEは2023年のシーズン9から、新世代の「Gen3」車両に切り替わります。

そのGen3車両が搭載するバッテリーシステムもWAE製。

下の写真はポルシェの例。

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ウイリアムズ・アドバンスト・エンジニアリング、手広いですね。

下の写真は、バッテリーモジュールのサンプル。

ケースはカーボンコンポジット製。

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モジュールの裏はこんなふう(↓)。

冷却プレートを確認することができます。

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三菱ミニキャブ・ミーブちょい乗り [クルマ]

ちょっと前の話ですが、三菱自動車の新型軽EV(電気自動車)、『eKクロス EV』を取材したおり、軽商用EVのミニキャブ・ミーブ(minicab MiEV)にちょい乗りする機会をいただきました。

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2009年に法人を中心に販売されたi-MiEVをベースとし、2011年に販売を開始。

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メーターのレイアウトはアイミーブ(iMiEV)と共通。

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ATのようなセレクターレバーです。

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ステアリングコラムにキーを差し込んでひねるクルマ、そういえば減りましたね。

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2列目シート。

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広い荷室の下にモーターを搭載し、後輪を駆動します。

リチウムイオンバッテリーの総電力量は16kWh。

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いま改めて乗ってみると、モーターやらなにやらの電動ドライブトレーン系の音が、なかなかにぎやかです。

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アイミーブやミニキャブミーブがあってのeKクロス EVだそうですが、長足の進化を遂げていることが、eKクロス EVにちょい乗りしてみると実感できます。

ものすごく静かでスムーズ。

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軽乗用EVのeKクロス EVが発売されたばかりですが、次のテーマは乗用/商用とも、要望の多い4WDの設定でしょう。

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【LMGTE Pro】ポルシェ911 RSRのエキゾースト [モータースポーツ]

2022年のル・マン24時間レースが終了しました。

今シーズン限りでの終了が発表されたLMGTE Proカテゴリーは、ポルシェ911 RSR 91号車がクラス優勝を果たしました(それにしても、コルベットは不運でした)。

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映像を見ていて、「あれ?」っと思ったのが後ろ姿です。

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センターエキゾーストに戻っていますね。

どうりでいい音していたわけです(と、言ってみる)。

Porsche 911 RSR 2022 Le Mans 24h
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4.2L水平対向6気筒自然吸気エンジンをミッドシップ化した2017年当時もセンター出しでした。

Porsche 911 RSR MY2017
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軽量化やリヤタイヤに与える熱の影響を考慮し、MY2019でサイド出しに変更。

Porsche 911 RSR MY2019
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写真で確認すると、デュフューザーはMY2019の仕様のまま、センター出しに戻していることがわかります。

調べて見ると、2021年からセンター出しになっていました(今さら気づいたわけです)。

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現地にいたら、変更の理由について取材できたんですけどね(手遅れ)。

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【LMDh】キャデラック・プロジェクトGTPハイパーカー [モータースポーツ]

キャデラックは2023年のIMSA GTPと(ル・マン24時間を含む)WECに投入するLMDh車両の「プレビュー」を公開しました。

現時点での車名は「Cadillac Project GTP Hypercar」です。

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フロントマスクは市販車との関連性を強く持たせています。

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「フローティングブレード」も特徴のひとつ。

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シャシーは現行DPi車両のDPi-V.R.と同様、ダラーラ製。

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フロントフェンダー後部とサイドポンツーンの作りは、DPi-V.R.のイメージを受け継いでいるように見えます。

それにしてもLMDh各車、テールランプが凝っていますね。

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シャークフィンは「透明」のよう。

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エンジンは新開発の5.5L・V8DOHC(OHVではなく)を搭載。

テールパイプの出口に「CAUTION | HOT NOISE」と書いてあります。

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公式紹介動画はこちら↓



これまでのところLMDh各車、外しがないですね。

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【LMDh】BMW M Hybrid V8 [モータースポーツ]

BMWは2023年のIMSA GTPカテゴリーに投入するLMDh車両を発表しました。

車名は「BMW M Hybrid V8」です。

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V8エンジンを搭載するのですね。

当面、カモフラージュ柄です。

1976年のBMW 3.0CSLや1981年のBMW M1/C、1978年のBMW 320i Turboに1986年のBMW GTP、BMW M3 E36 GTS-2、さらにはBMW M8 GTEなどをモチーフにした柄ということなのですが、わかります?

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大開口を大きなキドニーグリルで縁取っています。

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ミラーの形状も特徴だそう。

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ヘッドライトもそうですが、テールライトのグラフィックが凝っています。

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じっくり眺めてみたいですね。

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近年のダラーラ製シャシーの特徴を受け継いでおり、フロントフェンダーの後方にスリットのないデザインを採用。

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続報楽しみです。

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デザインや設計関連のエピソードを伝える動画はこちら↓



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GR86 CNF Conceptのエンジンルーム [モータースポーツ]

スーパー耐久シリーズのST-Qクラスに参戦しているGR86 CNF Conceptは、車名が示すとおりカーボンニュートラル燃料(CNF:Carbon Neutral Fuel)を使っているのがポイントですが、エンジンを2.4L水平対向4気筒自然吸気から、1.4L直列3気筒ターボに載せ替えているのもポイントです。

GR86 CNF Concept
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こちら(↓)は量産仕様のエンジンルーム。

GR86
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ターボ係数の1.7を掛けた際に、載せ替え前の排気量(2.4L)と同等にするため、GRヤリスの1.6L直列3気筒ターボをベースに排気量を1.4Lにし(1.4×1.7=2.38)、横置きだったのを縦置きにして搭載。

ストラットタワーとの位置関係から、エンジンがずいぶん後方に搭載されているのがわかります。

矢印のあたりがエンジン前端。

GR86 CNF Concept
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下山工場の専用ラインで手組みにより組み立てられ、性能を保証する「GR SHIMOYAMA 匠」のバッジが確認できます。

「3号機」と書いてあるのは、量産エンジンでバーコードが貼ってある位置。

GR86 CNF Concept
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3気筒ターボ縦置き、そそられますね。

詳しくはこちら↓



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【LMDh】アキュラARX-06のティザー画像 [モータースポーツ]

アキュラは2023年のIMSA GTPカテゴリーに投入するLMDh車両、ARX-06のティザー画像を公開しました。

「S」を多用した迷彩柄で判別が厳しいですが、エクステリアのスタイリングは北米ホンダとアキュラのモータースポーツ部門であるHPDと、アキュラのデザインスタジオが共同で担当したそう。

シャシーはDPiのARX-05と同様、オレカ製です。

判別厳しいですが、大きな口が開いていることはわかります。

Acura_LMDh_Front.jpg
(クリックで拡大)

ところどころ凝った造形や処理がありそうですが、基本的にはオーソドックスな路線を選択しているように見えます。

Acura_LMDh_Side.jpg
(クリックで拡大)

実車の登場が楽しみです。

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