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レース前の突発的国家斉唱 [F1]

パドック入口付近の十字路は、近くの物販コーナーでショッピングを楽しんだり、観客席に向かったりする人々でごった返していますが、そこに突如、フェラーリのチームシャツに赤いウィッグを被った一団が乗り込んできて、おもむろに跳ね馬のロゴが入った三色旗を広げました。

大音量で陽気な旋律が流れ出します。一団を囲むように輪ができて、イタリア国歌の大合唱。直立不動で成り行きを見守るお巡りさん(矢印)。

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国歌を奏でていたのは、お手製フェラーリF1カー。力のこもった合唱を終えると、国旗を頭上に掲げて1コーナー方向に消えていきました。国歌とは別の、陽気な音楽を奏でながら。

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十字路の奥に見えるのはマニエッティマレリのホスピタリティ(1930年代風な建物隅部の曲線がいい!)。中庭には、フェラーリ640が展示してありました。

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モンツァ仕様のリヤウィング(全チーム) [F1]

気になったので、予選セッション中に撮影しました。コンストラクターズチャンピオンシップの成績順に見ていきましょう。

[レッドブル]
キャンバーは極端に弱め(角度が浅い)ですが、翼弦は切り詰めず、長めです。

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[マクラーレン]
キャンバー強いですね。12チーム中随一でしょう。DRS非作動時のダウンフォース量をそれなりに確保していることが想像できます。

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[フェラーリ]
レッドブルよりやや深めでしょうか。

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[メルセデスGP]
キャンバーは強めですが、前縁が跳ね上がっているので迎角は小さく、見た目ほどパワフルではないのでしょう。

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[ロータス・ルノー]
ここまで割り切るとしびれますね。キャンバーはそれなりについていますが、翼弦は通常のほぼ半分。ドラッグ(抵抗)を減らす狙いでしょう。

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[ザウバー]
ローダウンフォース仕様の古典的な回答のように見えます。下で紹介しますが、フォース・インディアが使用したような、後退角がついたウィングも持ち込んでいました。

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[フォース・インディア]
メインプレーンの後退角が目につきます。ドラッグ削減が狙いでしょう。

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[トロロッソ]
ルノーほどではありませんが、角度も浅く、翼弦も短い。頑張っています。

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[ウィリアムズ]
ザウバーに比べると、やや深め。フェラーリと同等?

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[チーム・ロータス]
どんなに頑張っても中堅を食うことはできないので、無理する必要はありません。

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[HRT]
キャンバーも小さく、翼弦も短め。そこそこ頑張った仕様に見えます。

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[ヴァージン]
ザウバーと似て、古典的なソリューション。

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