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東京モーターショーで見かけたF1 [F1]

残念ですが、フランクフルトモーターショー(ドイツ)ほど、F1関連の展示物は見かけませんでした。メルセデス・ベンツやルノーはF1色いっさいなし(フェラーリは不参加)。日本で「F1」色を打ち出しても効果薄ということなのでしょうか。

そんななか、ありましたよF1エンジンが。しかもフェラーリです。点火プラグを供給する関係で、NGKのブースにありました。2007年のティーポ056です(キミ・ライコネンがチャンピオンになったシーズンですね)。

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「Ferrari」のロゴがあるイグニッションコイルカバーを外せば、「NGKの点火プラグここにあり」的なムードがわかりやすくなるのですが、「外してはならん」とのお達しがあったそう。しかし、クリアケース越しではありますが、思う存分眺めることはできます。2007年以降は主要部品の開発が凍結されていますので(吸排気系などは除く)、現行エンジンと基本設計は共通。写真ではよくわからない、エキマニの拡管や補機類を眺めるのがおすすめ。エアフィルターが見られるのも稀ですね。

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日本ピストンリングには、「F1用」超薄幅ピストンリングが展示してありました。チタン製のようです。

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マーレには「F1レース用2.4L・V8ピストン」が展示してありました。「96.707」と刻印がしてありますが、ボア径ですかね。

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DLCコーティングを施したピストンピンやピストンリング、コンロッドなども展示してありました。

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マクラーレンにブレーキユニットを供給する曙ブレーキ工業は、「F1用」としてブレーキキャリパーを展示していました。

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日本のメーカーの頑張りがうれしいですね。

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