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おもちゃのケーキ [その他]

都内ホテルのラウンジで「今日のケーキは何ですか?」とたずねたら、店員さんが数種類のケーキをトレーに載せて戻って来ました。「こちらがチーズ、こちらがチョコレート……」と説明し、最後に、「こちらがおもちゃのケーキです」と言って締めくくりました。

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おちょくってる? いえいえ。聞き返してみれば、「お抹茶のケーキです」と説明したのでした。「お」は要りません。が、楽しめたので注文。

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ロータスT128のリヤウィング [F1]

あまりテレビに映らないと思うので、(半ば自分のために)エントリーします。ロータスが最終戦でリヤウィングをアップデートするというので注目していました。狙いはDRS(ドラッグ削減システム)の効率向上。新旧を対比してみると、フラップのサイズが異なるようです(写真はすべてTeam Lotus)。

旧リヤウィング
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新リヤウィング
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マクラーレンやザウバーも大きなフラップを小さなフラップに変更しましたが、そこに落としどころがあるのでしょうか。キャンバーが強いので、ストールしたときのドラッグ低下幅は大きそうですね。間違いなく2012年シーズンを視野に入れたアップデートでしょうが、中団グループに割って入る開発戦略を着々とこなしているようで、2012年のケーターハムF1が楽しみになります。

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小林可夢偉のヘルメット・オークション [F1]

思えば、F1ドライバーらの東日本大震災に対する「おもいやり」活動が始まったのが2011年開幕戦のことでした。早いものでもう最終戦。小林可夢偉選手の行動は、「まだ、つづけるゾ」という宣言のようで頼もしく、心強いです(写真はすべてSauber F1 Team)。

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ブラジルGPではワンオフのヘルメットをかぶることになりました。デザインしたのは、ロックバンド『リンキンパーク』のジョー・ハーン。ハーン氏は第14戦シンガポールGPに、可夢偉選手のパーソナルスポンサーを務めるグッドスマイルカンパニー(傘下のグッドスマイルレーシングは2011年のSUPER GT GT300クラスでチャンピオンを獲得)のゲストとして訪れたのでした。

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そこで意気投合。ハーン氏が立ち上げたチャリティ組織『Music for Relief』を通じて、ヘルメットをオークションに出品するアイデアが持ち上がったのだそう。

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Music for Reliefは2005年以来、災害の被害に遭った人々や環境プロジェクトに対し、500万ドル以上を寄付。東日本大震災の被災者救済に役立てるべく、日本に70万ドルを寄付したとザウバーのプレスリリースは伝えています。

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ヘルメットはアライが提供。前述のように、デザインはジョー・ハーン。

オークションは11月24日木曜日(サンパウロ午後3時なので、日本時間の金曜日午前2時)にスタート。終了は12月19日月曜日(中央ヨーロッパ時間午後11時なので、日本時間の火曜日午前7時)です。

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オークションサイトはこちら↓
http://bit.ly/kamuihelmet

心意気がうれしいですね。


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原酒25年と丹後のオイルサーディン [ウイスキートレイル]

前回の滞在があまりに心地良かったので、自然と足が向いてしまいました。銀座アンドレ。もうどこまでが仕事でどこまでが慰労(自分の)かわからなくなりますね。ただ、これが出てきた瞬間に、仕事のスイッチは完全にオフになりました。「北海道余市蒸留所限定 原酒25年」。カスクストレングス(アルコール分61%)であります。

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「余市蒸留所」に関する過去エントリーはこちら↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2010-08-19

わずかな会話の中から客の好みを探り出し、「どうぞ」と大好物を差し出されては、頬が緩まないわけはありません。

長居したので小腹が減り、つまみをたのみました。おすすめのオイルサーディン。メニューをよく見れば「Canned」と書いてあります。バーのカウンターで缶詰をつつくミスマッチ感覚がなかなかオツ。しかも絶品。俗に言う「丹後のオイルサーディン」。「サンフェース印のいわし油漬」(竹中罐詰)。ヨーロッパ産のオイルサーディンほどしょっぱくなく、しつこくなく、やみつきになりそうです。ご贈答品にどうぞ。いや、自分に贈りたい。

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ストレートをハイボールに切り換えて堪能しました。仕事の山を乗り越えるための休息、かつエネルギーになりました。

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「求むエンジニア」な人材募集広告 [F1]

シーズンオフが近づいてくると、人材募集広告のページがにぎやかになってきますね。F1インドGPのレポートが載っている英Autosport誌を見ると、ロータス・ルノーGPが空力デザインのプロジェクトリーダーを募集していたり、ザウバーがサスペンション設計者を募集していたりします。広告ボリュームで整理すると以下のとおり。

・ロータス・ルノーGP:1/4ページ、1職種
・レッドブル・テクノロジー:3/4ページ、4職種
・メルセデスGP:1/4ページ、3職種
・ザウバー・モータースポーツ:1/2ページ、2職種
・HRT:1/4ページ、11職種(!)

もっとも大きなスペースで募集をかけていたのは2012年からWECに参戦するTMGで、1ページ、6職種でした。サスペンション設計やエンジン設計、空力エンジニアなどを募集しています。

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ちなみに、TMGのロゴ、2011年からリニューアルしています。新しいロゴはこれ。

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従来のロゴはこれです。

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ちなにみアブダビGPのプレビューが載っている次の号では、チーム・ロータスがKERSのエンジニアを募集しています。今から? って気がしなくもないですが、シーズンが終わらないと動けないですからね。

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M・ベンツE350ブルーテック再乗り [クルマ]

いわゆるEクラス・ディーゼルに再乗りしました。

先月のエントリーはこちら↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2011-10-12

Eクラスだということを考えると、「このディーゼル音はちょっと……」と感じなくもありませんが、どんなシーンでも足先に軽く力を込めるだけで済んでしまうのは楽なことこの上ありません。

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さて、今回はエンジンカバーを外してみました。外す前の状態はこんな感じです。黄色の矢印、覚えておいてください。

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カバーを外すとこんな感じです。みっちり詰まっていますね、3L・V6ディーゼルが。V6なのにバンク角が60度でもなく、90度でもなく、72度(クランクピンオフセット48度)なのは、エンジンルームに収めるためです。90度だと広すぎて収まらないし、60度だと狭すぎて、バンク間にターボチャージャーを収めるのに窮屈……というわけです。

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Vバンクの奥にギャレット製ターボチャージャーが配置してあります。可変ジオメトリーのシングルです。

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最初の黄色い矢印に戻りますが、これ、ターボチャージャー冷却用のダクトなんですね。ラジエターの前からフレッシュエアを取り入れる構造になっています。先月乗ったときから気になっていましたが、カバーの裏見て疑問は解消しました。

NOxをN2とH2Oに還元するのに必要なアドブルー(尿素水)のタンクは、通常、スペアタイヤが収納してある位置にあります。

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ウィリアムズの2012年型排気ソリューション(仮) [F1]

第18戦アブダビGP後、ヤス・マリーナ・サーキットではヤング・ドライバー・テストが行われていますが、若手ドライバーに経験を積ませる表向きのプログラムと並行して、2012年型マシンに投入する技術の確認作業が行われています。

ウィリアムズはさっそく、2012年フォーマットの排気処理を試しました。規則の詳細は明らかになっていませんが、フロア後端の低い位置に置くことができたテールパイプ出口は、後車軸のはるか前方、高い位置に置かなければいけない規則になる模様。いわゆるペリスコープ(潜望鏡)型を強いるわけです。

ディフューザーやリヤタイヤから離して、排気の影響をなくすのが規則変更の狙いなのでしょう。高速の排気がもたらす空力性能の向上効果が激減するのは間違いなさそうですが、排気の影響力を知ってしまったチームがみすみす諦めるとは思えません。ウィリアムズが試しているソリューションを見ると、「これは何か狙っているゾ」と疑いたくなりますね。テールパイプ出口がリヤウイング上面を向いています(写真はすべてWilliams F1 Team)。

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上に向いているだけでなく、内側にも向いている。出口の角度にはある程度の自由度が設けられる予定で、ウィリアムズはその範囲で、どこが空力的においしいのか、探っているのでしょう。エンジンカウルの陰に隠れて空気の流れが弱いところに高速の排気を吹きつけ、リヤウイングの性能を引き上げようと狙っているのでしょうか。

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リヤウィング翼端板の外側に(おそらく)センサー類を収納したボックスを取り付けています。

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2012年の開幕戦に向けて、いや、開幕してからも、試行錯誤が続いていくのでしょう。他のチームがどんなソリューションを試すのか、今後が楽しみです。

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オーディオブック『知られざるF1 Part2』発売 [F1]

2ヵ月のインターバルでPart 2が発売になっていました(と、人ごとのように書く)。今回は『ahead』(レゾナンス)2011年2月号〜11月号(つまり最新号)分をまとめています。

http://febe.jp/ahead

『Part 1』の内容はこちら↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2011-09-17

収録している10本(約40分)の内容は下記のとおりです。

Vol.11「ロータス vs ロータス」(Vol.99/2011年2月)
→ロータス・ルノーGPとチーム・ロータスとで繰り広げられた、「ロータス」の名称使用をめぐるストーリー。

Vol.12「2011年、F1観戦のススメ」(Vol.100/2011年3月)
→ピレリタイヤやKERS、DRSが2011年のレースに与える影響について。

Vol.13「日の丸が溢れた日」(Vol.101/2011年4月)
→東日本大震災直後に開催された開幕戦における、F1ドライバーやチームの思いやりあふれる行動について。

Vol.14「日産のF1参戦」(Vol.102/2011年5月)
→日産の高級車ブランド、「インフィニティ」がレッドブル・レーシングとコラボレーションを結んだ背景を探る。

Vol.15「モナコ・ショー」(Vol.103/2011年6月)
→モナコGPの勝者が「マイスター」と称されるゆえんについて。

Vol.16「排気管は“出る杭”なのか」(Vol.104/2011年7月)
→2011年シーズンに流行した「エキゾーストブローイング」の機能を解説。

Vol.17「変わる“ヨーロッパGP”」(Vol.105/2011年8月)
→2001年の開催カレンダーと2011年の開催カレンダーを比較し、開催地の変遷をまとめると同時にその背景を探る。

Vol.18「イギリス流表現術?」(Vol.106/2011年9月)
→コスワースの表現を借り、現代F1エンジンのケタ違いのスピードをまとめた。

Vol.19「スポンサー今むかし」(Vol.107/2011年10月)
→たばこから投資会社へ。世相や経済の動きを反映するスポンサーの変遷について。

Vol.20「愛したくなる理由」(Vol.108/2011年11月)
→2年連続でドライバーズチャンピオンを獲得したセバスチャン・ベッテルが、「愛される」理由について。

『ahead』に掲載の社告には、「F1の奥深い世界を、プロのナレーターの心地良い声でお聴き下さい」とあります。「へっ、どうせオレの声は……」と、ひがむつもりはありません。

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ついついクエルボ [ウイスキートレイル]

銀座アンドレでバーテンダー氏と話をしていたところ、ハウステキーラ(取引業者とのしがらみに関係なく、バーのこだわりで使用するテキーラ)がCuervo(クエルボ)だと知り、思わず注文してしまいした。ザウバーF1チームのスポンサーでなかったとしたら、頼む気になったかどうか……。

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クエルボ・エスペシャル・シルバーを使ったテキーラ・トニックですが、実はウイスキーを3杯飲んだ後だったので、少し薄めに作ってもらっています(見た目ではわからないはず……)。お酒の選択肢が増えるのは、うれしい限り。

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(写真:Sauber F1 Team)

100%刷り込み効果です。単純な顧客……。

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カップヌードルミュージアム [旅(国内)]

次男の誕生日祝いの一環として、カップヌードルミュージアム(横浜市中区新港2-3-4)に行ってきました(本当は親が行きたかった)。オープンして2ヵ月弱ということもあり、館内大混雑。というより、みなとみらい地区全体がにぎわっていました。

カップラーメンやインスタントラーメンの歴史、空いている時間帯にじっくり見学したいものです。子供たちが「カップヌードルパーク」で遊んでいる間、大人たちは買い物したり休んだり……。

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「チキンラーメン」を手作りできる「チキンラーメンファクトリー」(要予約)を体験してきました。大人も楽しめます。中華街を経由して帰ったものの(こちらも大混雑)、夕食はやっぱりチキンラーメン(手作り品と市販品の食べくらべ)と相成りました。

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