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MQB(の説明ではありません) [VWゴルフVI 1.2TSI]

スペアタイヤ収納部に貼ってある「キャンペーンステッカー」は、ウェイストゲートとトランスミッションのサービスキャンペーンを実施した証です。

過去エントリー↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2012-04-28

人待ち時間にヒマだったので確認してみると、ステッカーにはフォルクスワーゲン(VW)の他にアウディ、シュコダ、セアトのバッジも印刷してありました。スペインのセアトやチェコのシュコダは日本に正規輸入されていないので、国内のことだけを考えれば無用。キャンペーンステッカーは全世界共通仕様(使い回し?)ということでしょうか。

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そういえば、横置きエンジン搭載車を対象にしたVWグループの新しい設計・生産手法であるMQB(モジュラー・トランスバース・マトリクス)では、上記4ブランドが設計・生産手法を共用します。キャンペーンステッカーでひと足早く共用化を実施していたのですね(と勝手に断定)。

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サービスキャンペーン終了 [VWゴルフVI 1.2TSI]

無料でサービスを受けられることに違いはありませんが、何かが足されるわけではなく(あ、厳密には足してもらったと言えるのか。後述)、トラブルを未然に防ぐ措置を無料でサービスしてくれる、ということです。5〜6日前に済ませました。

サービスキャンペーンの内容を記した過去エントリー↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2012-04-14

ウェイストゲートを開け閉めするロッドに2mmのワッシャーを「無料で」追加してもらったのでした。ウェイストゲートを正常に作動させるための措置です。バルブを開放する必要がない状況で開いてしまうことがあるそうで、そうなると、過給圧を高めたいのに高まらない。だから、出力が出ない。だけならまだしも、コンピューターが異常を検知し、強制的に出力を絞るモードに入ってしまう……。そうなったら困ります。

いままで異常だったわけではないので、作業後のフィーリングに変化はありません。

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DSGのほうは、「作動用オイルが変質して」とサービスキャンペーン通知書にありましたが本質はそうではなさそう。プログラム的に機構を働かせすぎる指令を出す恐れがあるそうで、そうならないようなプログラムへの書き換えを行いました。働かせすぎ指令が出るとメカが壊れ、発進不可になるばかり、機構全取っ替えが必須な事態に至ります。そうなったら困ります。

これも、いままで異常だったわけではないので、作業後のフィーリングに変化はありません。

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(写真:Volkswagen)

ともあれ、ひと段落。

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「新東名」の効果(ナビ上で) [VWゴルフVI 1.2TSI]

出先(スーパーマーケットの駐車場)で新東名の効果を検証してみました(使用機種はカロッツェリア・エアーナビ「AVIC-T99」)。ま、地図上に新しい道路が反映されているかどうか、確かめたかっただけなんですけどね。

鈴鹿サーキットまでルート探索してみると、今までどおり東名高速〜伊勢湾岸ルートを優先順位の第1位として提示してきます。

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新東名ルートは第5位。距離は7km短くなっていますが、所要時間は13分延びています。なぜ? 料金が不明となっているのは、まだ情報が入っていないからでしょう。道路名やIC/SA/PAの施設名称もまだ入っていませんでした。このあたり、5月のデータ更新で反映されるはずです。

P1300325_blog.JPG

以上、買い物待ち時間の暇つぶしでした。

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サービスキャンペーンの通知 [VWゴルフVI 1.2TSI]

進んでサービスしてくれることに間違いはありませんが、機能や価値が付加されるわけではなく、トラブルを未然に防ぐための作業(サービス)を無料で提供してくれるにすぎません。

ちなみに国土交通省の説明によると、サービスキャンペーンは「リコール届出や改善対策届出に該当しないような不具合で、商品性・品質の改善措置を行うこと」とあります。

この種のハガキを受け取るのは生涯初かも(覚えていないだけか?)

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不具合箇所は2点。「過給器の制御機構」(1.2TSIが対象)と「トランスミッション」(DQ200型7速DSGが対象)です。

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過給器の制御機構とはウェイストゲートのことで、使用環境によってはリンク部に早期摩耗が発生。その結果、ウェイストゲートのバルブ開度を適切に認識できなくなり、エンジン制御コンピューターのフェールセーフが働いて、警告灯の点灯とともにエンジン出力が制限される症状が発生するそう。

対象となる過給器の場合はワッシャーを挿入。対象となるエンジン制御プログラムの場合はプログラムの書き換えを行います。

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トランスミッションの場合、制御コンピューターのプログラムが不適切なため、作動用オイルの変質を助長する場合があるそう。そのまま使い続けると、オイルの変質物がバルブ機構に詰まり、停車状態から発進できる恐れがあるそう。

全車両、プログラムの書き換えが必要。

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次ぎに販売店にお邪魔するのは6月の定期点検かなと思っていたのですが、少し早まりました。

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「Sレンジ」を試してみる [VWゴルフVI 1.2TSI]

面倒くさがりな性分なのでしょうか、納車時以来ずっと「Dレンジ」固定で運転していました。それで何か困ることもないので、マニュアル変速も滅多に行いません。上位グレードと違って、ステアリングホイール裏に変速パドルは付いていませんし。

登り下りとも勾配がきつくコーナーの曲率の小さな道路を走る機会があったので、「Sレンジ」を試してみました。

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結論:おもしろい。Dレンジよりも2つ3つ低いギヤを積極的に使い、エンジン回転数を3000rpm以上に保とうとします。なので、77kW(105PS)/5000rpmの非力なエンジンでも、「スポーツ」している感じが味わえます。小さな排気量のエンジンが頑張っている感じがほほえましい。減速時はフォン、フォンと回転合わせして、気分をもり立ててくれます(ホントは3ペダル車に乗って、自分でやりたいんですけどね)。

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たまーにスポーツ気分を味わうには最適なモードかと。必ずしも飛ばす必要はありませんし、ま、実際そんなに速くない。

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VWの次期中核エンジン [VWゴルフVI 1.2TSI]

すでに欧州で発表になったアウディA3には搭載されていますが、次期ゴルフなどに搭載されるエンジンについて、備忘録を兼ねてまとめておきます。EA111あらためEA211です。我が車が積む1.2TSI 2Vターボは短命に終わるわけです。軽量化のために採用したアルミブロックはEA211の先取りでした(と、強がってみる)。

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(素材:Volkswagen/以下同)

82mmのボアピッチは引き継いでいます。最大の変更点は、吸排気の向きを逆転させたこと。EA111は排気前でしたが、EA211は吸気前です。ディーゼルエンジンと向きを合わせたうえでマウンティングポジションを共通化。EA111では10度前傾していましたが、EA211では12度後傾させ、クランクセンターからエンジン前端までの寸法を50mm短くしています。

EA211_2.jpg

EA211の特徴をまとめておきます。
・アルミダイキャスト製シリンダーブロック:鋳鉄ブロックのEA111・1.4TSIに比べて22kg軽い。
・1.4TSIのクランクシャフトメインベアリング径は54mmから48mmへ小径化。クランクシャフトは20%、コンロッドは25%軽量化。
・エキマニはシリンダーヘッド一体:排気エネルギーを有効に使うため。かつ高負荷時に効率的に冷やすため。
・小型シングルスクロールターボ。
・デュアルループ冷却システム:基本的には機械式ポンプ駆動の高温ループを運転。必要に応じてターボやインタークーラーを巡る電動ポンプ駆動の低温ループを稼働させる。室内はシリンダーヘッドのループから熱を導く(ので、早く暖まる)。
・吸気バルブは50度の範囲で可変。1.4TSIの高出力版(103kW)は排気側にも可変バルブ位相制御を組み込む。
・バルブ駆動はローラーカムフォロワーを介す。
・直噴インジェクターの最大噴射圧は200bar。
・1.2TSI/1.4TSIの圧縮比は10.5:1。
・インタークーラーはインダクションパイプ一体の射出成形プラスチック製。
・DOHCの駆動はチェーンではなく20mm幅のトゥースドベルト。
・補機類はブラケットを介さず、ブロックまたはサンプにねじ留め。
・低負荷(1250-4000rpmかつ25-100Nm時)で2番、3番シリンダーをシャットオフするアクティブ・シリンダー・マネージメント(ACT)を1.4TSIの高出力版(103kW)に設定。
・スタート/ストップ+バッテリー回生システムは標準設定。
・徹底したモジュラー構造。

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1.0L・3気筒ポート噴射(MPI)自然吸気エンジンはUpが搭載。中核は1.2TSIと1.4TSIでしょう。横置きエンジン車両のコンポーネント標準化を意味するMQB(モジュラー・トランスバース・マトリックス)にのっとった次期ポロ、ゴルフ/ジェッタ/ティグアン/トゥーラン/シャラン/パサート/CCはEA211型を積むことになります。

1.2TSIには63kW(85PS)/165Nmと77kW(105PS)/175Nmの2仕様を設定。1.4TSIは90kW(122PS)/200Nmと103kW(140PS)/250Nmの2仕様を設定。1.4TSIの最大トルクは、どちらも1400-4000rpmの範囲で発生します。

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ちなみに、ACTもMQBもドイツ語表記の頭文字を組み合わせているので、英語表記と一致しません。最新技術全部載せの合理的なエンジン、仕上がりが楽しみです。

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異音3(ウレタンフォーム注入) [VWゴルフVI 1.2TSI]

シリーズ最終回にしたいものです。鉄板にリベットを打ち込む際の連続打音に似た非常に不愉快な共振音が再発したので、次のステージ(にして最終ステージ?)の処理を施してもらいました。共振音の発信源ははっきりしていて、エンジンルーム内の燃料パイプです。これがアイドリング回転数の650rpm付近で共振して樹脂製ボックスを引っぱたき、忌々しい音を響かせる仕組み。以前のエントリーでも掲載しましたが、おさらいのため該当箇所を示します。

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グリーンに着色した部分が共振源にして共鳴源の樹脂製ボックス。

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燃料パイプを樹脂製ボックスに固定する「かしめ」の位置を変えて2ヵ所のかしめ間のパイプ長さを変え、音が発生しないような処置を施してもらったのですが、走っている間にずれるらしく、処置の効果は持続しませんでした。そこで、樹脂製ボックスにウレタンを注入。パイプとボックスなどの接触部分にスポンジを取り付けるなどの処置を施してもらいました。

矢印の先が「かしめ」。1ヵ所「空き」があります。

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樹脂製ボックスの下端からウレタンフォームが少しはみ出しており、処置済みなのがわかります。

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かしめ調整〜ウレタンフォーム注入と2段階におよんだ一連の処置は、インポーターからの指示によるものだそう。同様の問題はゴルフTSIトレンドライン導入直後(2010年4月)から確認できていたらしいので、元から断つ処置を施しておいてもらいたかったですね。

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面倒なマップチャージ完了 [VWゴルフVI 1.2TSI]

カロッツェリアのエアーナビ「AVIC-T99」を使っていますが、11月以降、エンジンを始動するたびに「SDカードを使用して全データ更新をしてください」というお知らせが出てきて、これが結構うっとうしい。

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1ヵ月ごとの地図データ差分更新は通信でも行えるので手間いらずなのですが、6ヵ月ごとの全データ更新はパソコン経由でmicroSDカードにダウンロード。これをエアーナビ本体に抜き挿しして行う必要があります。ダウンロードは、「ナビスタジオ」という専用ソフトで行うのですが、これがウィンドウズにしか対応していません。つまり、Mac非対応。気がつかなかったですね、購入時には。

というわけで、ウィンドウズマシンの購入とあいなったわけです。16GBのmicroSDも買ったので、結構な出費。だけど、地図データを更新するのに2~3万円もするDVDを買っていた頃に比べればマシでしょうか(と自分を無理に納得させる)。次回以降の全データ更新時(2014年4月までは追加料金不要)には、余計な出費が要らないわけですし。

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しかし、データ更新に90分を見込めとは、つらい仕打ちですね。1トリップに90分を費やすことなどそうそうありません。

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しかも、電源を切るなと指示されます。もっと早く済ませたいものです。

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なんにせよ、画面の半分を占めるお知らせ攻撃からは解放されました。

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異音アゲイン [VWゴルフVI 1.2TSI]

修理してもらってから700kmほどしか走っていないのに、復活しました。アイドリング時の異音が。まるで、鉄骨にリベットを打ち込んでいるかのような音(少し大げさですが、まったく的外れでもありません)。

原因はわかっていて、エンジンルーム内における燃料パイプの共振です。詳しくは、過去エントリーをご参照ください。

http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2011-10-17

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燃料パイプの「かしめ」をきつくすることで、とりあえず異音は消えました。完全に対症療法です。「いやぁ、うちのサービス車両(代車などで使用する車両)も音してますよ。1.4でも出ますが、1.2はひどいですね」とサービスアドバイザーの弁。なぐさめになっていません……。

燃料は半分以上残っていましたが、気分転換を兼ねて給油。ついでにドライブスルー洗車しました。機械にお金を入れていると、ブラシを下げた若い店員が寄ってきて、「しっかし、汚いですねぇ」と言いながら、ホイールキャップを洗ってくれます。

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ついでにタイヤの内圧を調べたら、4輪とも1.6kg/cm2でした。くだんの若い店員が「少なっ!」と言いながら充填してくれます。

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内圧が適正値(プラスαが好み)に戻ったおかげで、動きがパシッとしました。クルマがきれいになると、遠出したくなりますね。

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異音しなくなりました [VWゴルフVI 1.2TSI]

120kmほど走る用事があったので、エアコンをオンにしたりオフにしたりしながら走ってみましたが、エンジンルーム内の燃料パイプがビビって(小心者なのか?)発生していたアイドリング時の異音、すっかりしなくなって快適です(ま、これが当たり前)。

回転計で確認してみると、エアコン・オン時のエンジン回転数は750rpmほどです。

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エアコンをオフにすると回転数はやや下がり、650rpmほどになります。100rpmの差が悪さをしていたのですね。燃費を良くしたいので、どこのメーカーもアイドリング回転数は下げる傾向。ある国産メーカーのエンジニアからは「振動対策に頭を悩ませている」と聞いたことがあります。

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ま、そんなこんなもアイドリングストップ機構付けてしまえば一気に解決してしまうんですけどね。

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