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ビール麦の金子ゴールデン [ビアライゼ]

たまに利用するセルフ式ガソリンスタンドのごく近くに豊玉氷川神社(東京都練馬区豊玉南2-15-5)があるのは知っていたのですが、境内にビールにまつわる石碑があるのは、つい最近まで知りませんでした。

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刻まれた文字は「ビール麦 金子ゴールデン 発祥の地」です。JA東京グループ・東京あおば農業協同組合などの説明によると、「金子ゴールデン」とは国産ビール麦のこと。国産ビールの需要拡大を予見した篤農家の金子丑五郎によって、1900年(明治33年)に東京市北豊島郡中新井村(つまり神社のある周辺)で育成されていたのが石碑の由来。輸入品種と国産品種の自然交配から生まれたビール麦で、「早生で草丈が低いため成熟しても倒れにくく、一時、関東一円に栽培が広が」ったそうです。

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よく見たら、石碑は酒樽(?)を半分に割ったような形をしていました。

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1950年(昭和25年)頃まで盛んに栽培されていたそうですが、宅地化の進んだ現在では(まだところどころに畑ありますが)、麦畑の広がる風景を想像するのは難しいですね。「金子ゴールデン」で作ったビール、飲んでみたい……。

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八ヶ岳ビール「タッチダウン」 [ビアライゼ]

ビールが先か、泊まる場所が先かって話ですね。地ビールを製造元で飲む場合には。八ヶ岳ビール「タッチダウン」を飲ませる「ブルーパブレストラン ロック」(山梨県北杜市と書くより、「清里」の方が通りがいいか)は何年ぶりかの再訪です。暗くて様子がよく分かりませんが、外観はドイツ山小屋風(内装も)。

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店内に入るとBrew Kettle(醸造タンク)のお出迎え。大型連休中だったせいか普段からそうなのか、大盛況でした。

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ビール好きなくせにアルコールにはさして強くないので、サンプル(お試しセット)を所望したのですが、「以前はあったが今はない」とのことで残念。しかし、高原でビールってちょっと贅沢でいいですね。欲を言えば、明るい時間帯に飲みたい(その点、ヨーロッパの夏は日が長くていいですねぇ)。

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伊豆高原ビール本店 [ビアライゼ]

こんなところ(静岡県伊東市の国道135号沿い)にこんな施設(ブルーパブ/自家醸造レストラン)があるとは思いもよりませんでした。最寄り駅の伊豆急城ヶ崎海岸駅からタクシーで約10分、広い駐車場はありますが、クルマを運転して来るわけには行かず、バスで来るか、それとも近くに泊まるしか方法はありません。地ビールを堪能するには……。

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お決まりのサンプル(多種のビールを少量ずつ堪能できるセット)がメニューにあるにはあるのですが、他のブルーパブでよくあるように、どのグラスがどの種類なのか、ひと目で分かる仕掛けが必要だと感じました。楽しみが半減します。

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しかしなぜ、伊豆の観光地には決まって「ヒマラヤの岩塩」が置いてあるのでしょうか。親切にも、おろし金付き。で、結構ウマかったりする……(って、買ってるのかい)。

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箱根ビール [ビアライゼ]

缶とラベルのデザインに引かれて思わず手にとってしまったのですが、「当たり」でした。とくに「小田原エール」。

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ヴァイツェンやケルシュなど、ドイツのライト系ビールが好みなので、どっしり系のエールには心して立ち向かうクセがついているのですが、拍子抜けするほどにマイルド。といって、水っぽいとか軽いというのでもなく、苦みと甘みが絶妙に同居した味わい。「また飲みたい」(のは、他のタイプにも言えることですが)と思わせるビールでした。
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ヒューガルデン [ビアライゼ]

ビールを飲みに行くつもりでビールを飲みに行くのは久しぶりです。新宿(住居表示は代々木です)のカフェ・ヒューガルデンに行きました。ヒューガルデン・ブランシュの樽生が飲めます。

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今回の場合は半ば強引な気がしないでもないですが、打ち合わせした流れで飲みに行くってこと、最近減っていますねぇ。飲む人(とくに30代以下)が少なくなっているのか、余裕がなくなっているのか……。
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ヱビス超長期熟成[至福の贅沢] [ビアライゼ]

「ビールが好き」と公言しておくものですね。応募シールを12枚貼って送ると、限定醸造のヱビス超長期熟成[至福の贅沢]が6缶当たるプレゼントキャンペーンがあったのですが、幸運にも当選された知人がおりまして、ビールが好きならと分けてくれました。望外の幸せです。ついでに、懸賞に当たる運の良さも分けてただきたい!

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通常ヱビスよりも麦芽使用量が多いのに加え(バイエルン産アロマホップを使うのは通常ヱビスと同じ)、熟成期間は通常ヱビスの2倍だそうで、アルコール濃度は約6%。という予備知識があったせいか、「濃いなぁ」というのが第一印象。キンキンに冷やすより、やや冷ためにして時間をかけて味わった方が良さそう。と気づいても、2本目はないわけで……。

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ビットブルガー再訪 [ビアライゼ]

2006年の初夏、ちょうどホワイトアスパラガスがおいしい季節に訪れたことがあるのですが、月曜日だったのにドイツでは祝日にあたり、醸造所はクローズド。見学できたらなぁ、という淡い期待は打ち砕かれました。

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で、2年ぶりの再訪です。月曜日でしたが、今度は空いていました。でも、大規模再開発工事中。ぽっかり空いた窓の向こうに巨大な醸造タンクが見えます。

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建設中の建物の他にも醸造施設はあるらしく見学は可能。3時間後にドイツ人相手のツアーに合流することは可能とのことでしたが、帰国便の時間に間に合わない(し、ドイツ語理解できない)ので、諦めました。醸造工程見学は次回(いつだ?)に持ち越しです。

せっかくなので、グッズショップを覗いて帰りました。エントランスには歴代ラベルが並んでいます。

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ガラスケースの中には歴代の瓶が並んでいます。

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ショップのガラスケースには現代のグラスが並んでいて、お好みのサイズを買って帰ることができます。さんざん悩んだのですが、割ってしまいそうな気がしたのでやめました。0.3Lサイズで2.49ユーロ。

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醸造所に隣接するようにシモンブロイという名の宿泊施設付きレストランがあります。「シモン(Simon)家」は1842年以降、この醸造所の経営を支配するファミリーのようです。そんなことも勉強したかったのですが、ガイドブックはドイツ語版しかないそう。見学ツアーの客はここでランチを食べる段取りになっているようで、午前中にツアーを終えたらしいアメリカ人がランチをとっていました。

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レストランの照明はビール瓶を利用したしゃれた(?)もの。

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フランクフルト空港で見つけた広告看板です。ピルスナーと言えばビットブルガーの味が脳に刷り込まれていますが(目隠しテストをしても当てられる自信はありませんが)、手近で目に付いたのがBECK'Sだったので、ついそっちに手を伸ばしてしまいました。

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ベルギーGP週に出会ったベルギービール [ビアライゼ]

泊まったホテルや近くのレストランで本場のベルギービールを堪能できれば良かったのですが、そういう環境ではなかったので、サーキットからの帰りがけに売店でビールを買い込み、バンガロー(そう、簡易な山小屋のことです。夜、暗かった……)に帰ってからチビチビやりました。

滅多に飲めないものにしようと、シネイ・ブロンド、シネイ・ブリューン、カスティール・ブリューン、カスティール・トリプルを選択(すべてベルジャンエール)。抑えでピルスナーのジュピラーも買い物かごに入れました。スパ・フランコルシャン・サーキットで昼間っから酔っぱらっていた観客が手にしていたのは、コレです。

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シネイはラベルに「7」、カスティールは「11」と書いてありますが、これアルコール度数です。その度数もさることながら、口いっぱいにひろがるだけでは収まらずに脳天まで刺激する濃厚な香りと味わいは独特で、いい経験をしたなと。自分にはやっぱり、1杯目はヒューガルデン(ホワイトビール)、2杯目はセゾン・デュポン(セゾン)といった飲み方が合っているようです(ひ弱?)。そういえば、レストランで「ヒューガルデン」と注文した際、店員に「?」という顔をされたのは新鮮でした。フランス語圏では「H」発音しないんでしたね。

ガソリンスタンドの冷蔵ケースにもピルスナー、エール、トラピストがそれぞれ複数の銘柄置いてあり、眺めているだけで楽しくなります。

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発見だったのはフルーツビール。ヒューガルデン・ロゼ(ホワイトビール+フランボワーズ果汁10%、4.5%)と、ティム・フランボワーズ(ランビック+フランボワーズ果汁、4%)を思わず手に入れたのですが、ヒューガルデン・ロゼはいけますね。ティムはベースがランビックなせいか、ちょっとクセあり、です。

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ビールとはかけ離れた缶デザインが目を引きます。
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COEDO [ビアライゼ]

ビールの陳列棚に4大メーカー以外の缶があると、それだけで目を引きますね。パッケージがおしゃれだとなおのこと。前面に「生ビール」と表記してあるのに、缶を手にとって説明書きを探してしまいました。コエドブルワリーの「COEDO」ブランドで、左が「伽羅(きゃら)」、右が「瑠璃(るり)」です。COEDOとは小江戸=川越の意らしいのですが、醸造所は埼玉県入間郡三芳町なので、所沢に近い。

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伽羅は缶の色ほど濃くはなくて、実際はアンバーかカッパーといったところでしょうか。瑠璃は英名コバルト・ブルーですが、青いビールなんてことはなく、ピルスナーらしい色。ちょっとオレンジがかって見えたのは、白熱灯の下で飲んだからでしょうか。どちらもアロマホップの香りが効いています。

営業力で場末のスーパーに食い込んだのでしょうか。思わぬ発見に感慨無量。
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ブルーワークス(シンガポール) [ビアライゼ]

昼間より涼しくなったとはいえ、猛烈な湿度の中で2時間歩き通しだったので、ビールを飲みに行きました(言い訳のつもり)。クラーク・キーにあるブルーパブ(自家醸造ビールを供するレストラン)、ブルーワークスです。

www.brewerkz.com

ホームページにも説明がありますが、典型的な北米スタイルのブルーパブです。ビール飲んでハンバーガー食え、みたいな(ソーセージでもいいですが)。

こちらは運河側の外観。かつて倉庫だった面影をうまく残しています。店内+テラス合わせて500席はあろうかと思いますが、大繁盛。

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下は道路側。貯蔵タンクをあしらっています。クールですね。

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店内は倉庫っぽさを残した内装と貯蔵タンクの組み合わせ。ブルーパブにお約束の仕掛けです。

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ブルーパブに来て何が楽しみって、やはりコレですね。サンプル・セット。10数種類から好みを4種類選べます(おすすめの4セットも選択可)。ピルスナー、ケルシュ、インディア・ペール・エール、オートミール・スタウトを選びました。アロマもテイストも、総じてライトにまとまっているようでした。

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店内のボードに値上げのお詫びが。その理由として、「昔が安すぎた」「バイオ燃料へのシフト」「天候の不順」を挙げています。「安すぎた」の表現に頬が緩みます。時間帯でビールの値段が変わるのですが(早い時間帯の方が安い)、500mlで14.99シンガポールドルですから、そこそこしますね。

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水辺、倉庫、駅近の三拍子そろっているのが繁盛の秘訣だと思いますが、東京に当てはめるとどこかなぁ、と考えつつグラスを傾けました。
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