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メルセデスAMG W05のステアリングホイール [F1]

詳細は公式ホームページに出ておりますが、いちばんの特徴は大型のディスプレイを採用したこと。2種類のエネルギー回生システムを組み合わせたパワーユニットを積むことになったため、ドライバーに伝えるべき情報が増えた。それに対応するためだと説明しています。

http://www.mercedesamgf1.com/en/news/2014/2014-tech-guide-steering-wheel/

ちなみに、4.3インチディスプレイの供給元はマクラーレン・アプライド・テクノロジーズ(MAT)。PCU-8Dという商品としてラインアップしています。MATの説明ではバックライト付きの液晶ディスプレイですが、メルセデスAMGは有機ELと説明していますね。

http://www.mclarenelectronics.com/Products/Product/PCU-8D

こちらは2013年にメルセデスAMGが使用したステアリング。「70年代の電卓」のような風情の表示です(非点灯ですが)。

mercedes_steering_2013.jpg
(クリックで拡大)

やはり、MAT製。

http://www.mclarenelectronics.com/Products/Product/PCU-6D

ちなみに2013年にザウバーが使用したステアリングホイール。

sauber_steering2013.jpg
(クリックで拡大)

メルセデスAMGの最新型は、形状がやや四角くなっています。パワーユニット関連の調節ダイヤルも目立ちますが、油圧多板クラッチの圧着力によってシーンごとに特性を変更できるデフの調節機能が、相変わらず重要視されていることも伝わってきます。

新規定ではボタン操作によって力行(電気エネルギーの放出)することは禁止されていますので、OT(オーバーテイク)ボタンは、2013年までのKERSのボタンのように、ボタンと連動してエネルギーを放出するのではなく、ボタンを押すことによってパワーユニット(ICE+MGU)の制御がパワーモードに切り替わるのでしょう。

mercedes_steering_2014.jpg
(クリックで拡大)

こちらは2013年テスト中のインストレーションラップ(ドライバーはニコ・ロズベルグ)を追った動画。ギヤの位置を学習させたり、KERSやDRSの機能を確認したり、やることがたくさんあって大変です。



http://www.facebook.com/serakota

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