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フォード・フォーカス1.6D [クルマ]

何度もお伝えしていますが、マルセイユ〜バルセロナ(のちょっと手前)での旅のパートナーはフォード・フォーカス1.6Dでした。レンタカー会社のカウンターでは、複数ある選択肢の中から唯一のディーゼルエンジン搭載車を選択。したのは結果的には失敗で、ボディが傷だらけ。なのは実用面で問題ありませんが、リヤタイヤの回転バランスが狂っているのか、60km/hを超えると激しい振動と音に悩まされます。距離計を確認したら、3万kmオーバーでした。

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交換する時間的・気分的余裕はなかったので、そのまま500km超離れたバルセロナへ。振動と音さえなければ言うことなかったんですけどねぇ。あとで出力を確認してびっくりしたのですが、1.6L・直4ディーゼルの最高出力は85kW(115PS)しかありません。しかし、最大トルクは270Nm/1750-2500rpmもある。だから、力強くて楽しい。

ディーゼル特有のガラガラ音が耳に届くのは発進〜低速走行時のみで、高速定常走行時はその他の音にマスクされてしまいます(その他の走行音も、決して騒々しくはありません)。ガラガラ音自体もあたりがとれていて、ンガランガラという感じ。何の不満も不足もなく、むしろ、「これがいい」と言いたくなるパワーユニットです。

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組み合わせるトランスミッションは6速MT。フィーリングはまぁ、可もなく不可もなし……。

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バルセロナからマルセイユへの帰路に臨むにあたって心配だったのは、車速を上げるにつれて激しさを増す振動で「この調子で走っていると壊れる?」と不安になることでした。気分が良くない。それより心配だったのは、出発前に雪が降っていたこと。

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幸いにして出発時には止み、路面には雪もなく、ほっとひと息。したのも束の間、北上するにつれ、北西(進行方向左)からの風が強まってきました。ペースを上げるところではなく、進路を保つのも難儀するほど。あとで知ったのですが、当時は時速110キロの風が吹いていたのだそう。ハンドルがとられるのも無理はありません。ミストラルってやつですが、これだけ激しいのは初めて経験しました。

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バルセロナを発つときは平均燃費が5.5L/100km(約18.2km/L)だったのですが、マルセイユに着いてみたら、5.9L/100km(約16.9km/L)に落ちていました。ペースは似たようなものでしたので、強風にあらがいながら走ったのが原因だと思います(全行程1125kmの平均速度は43km/h)。

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帰国日、フライトまで時間があったので空港近くのカルフールに向かいましたが、駐車場は閑散。日曜日(つまり休業日)であることを忘れておりました……。

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