BMWの1.5L・直3直噴ターボ [クルマ]
知らないうちに1.5L・直3直噴ターボが出ていました(って、気づくの遅すぎ?)。モジュラー設計だそうですので、簡単に言うと、既存3L・6気筒を半分に切り落としたユニット。3シリーズや5シリーズが積むN20B20の2L・直4直噴ターボから1気筒切り落としたエンジンです。バルブトロニック(吸気バルブリフト量連続可変機構)、入っています。スペック未公表ながら、ボアピッチ91mm、ボア×ストローク84×90mmでしょう。
(写真:BMW/以下同)
インタークーラーとエンジン本体の位置関係からわかるように、横置きです。9月末のパリモーターショーで展示されるコンセプトカーの1台、コンセプト・アクティブ・ツアラーが搭載する想定。このクルマ、前輪をエンジンで駆動、後輪をモーターで駆動するプラグインハイブリッドです。
コンセプト・アクティブ・ツアラーはBMWが進む方向性を示唆したモデルですが、エンジンは想定でも示唆でもなく、実用化が約束されています。横置きだけでなく縦置きにも対応し、1シリーズに搭載すると下の写真のようになります。
BMWは直列6気筒自然吸気のイメージをあっさり捨てましたが(シルキーシックスはもう死語?)、FRへのこだわりもあっさり捨てる気なんですね。記号性より中身ってことなんでしょう。確かに高回転まで回したときのフィーリングは捨てがたいものがありますが、低回転域から沸き上がる力も捨てがたいし、フィーリング面で不満があるかというと何もない。FRが良くてFFがダメなところもないでしょう。
過去に好評を博した記号性にひきづられると先に進めない。BMWは過去に築いたイメージからの脱却を上手に進めているように見えます。
http://www.facebook.com/serakota
(写真:BMW/以下同)
インタークーラーとエンジン本体の位置関係からわかるように、横置きです。9月末のパリモーターショーで展示されるコンセプトカーの1台、コンセプト・アクティブ・ツアラーが搭載する想定。このクルマ、前輪をエンジンで駆動、後輪をモーターで駆動するプラグインハイブリッドです。
コンセプト・アクティブ・ツアラーはBMWが進む方向性を示唆したモデルですが、エンジンは想定でも示唆でもなく、実用化が約束されています。横置きだけでなく縦置きにも対応し、1シリーズに搭載すると下の写真のようになります。
BMWは直列6気筒自然吸気のイメージをあっさり捨てましたが(シルキーシックスはもう死語?)、FRへのこだわりもあっさり捨てる気なんですね。記号性より中身ってことなんでしょう。確かに高回転まで回したときのフィーリングは捨てがたいものがありますが、低回転域から沸き上がる力も捨てがたいし、フィーリング面で不満があるかというと何もない。FRが良くてFFがダメなところもないでしょう。
過去に好評を博した記号性にひきづられると先に進めない。BMWは過去に築いたイメージからの脱却を上手に進めているように見えます。
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