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2014年F1テクニカルレギュレーション:ギヤボックス&ボディワーク編 [F1]

気になる記述はまだあります。

・前進ギヤレシオの数は8でなければならない。
→量産車で進む多段化の流れをフォローした格好ですね。しかし、縦置きで8速はあたりまえ。横置きもZFの9速が出てきます。数が多ければエライってものでもないですが。

・シーズンを通じて単一のギヤレシオで臨む(2014年に限り、シーズン中1回だけ変更可)。
→コスト削減が目的でしょう。2010年以降は30種類のレシオの中から任意の7枚を使うことができましたが、2014年以降はモナコもモンツァも同じセットで走ることになります。だから8速にしたのでしょう。最適レシオを求める計算、大変そうではありますが面白そうです。

P1180549_blog.JPG

次はボディワークです。記述を要約すると次のように読み取れる項目があります。

・フロントウィングの最大幅は1650mm。
→現行規則は1800mmなので、150mm狭くなります。2008年以前の規則は最大1400mmなので、それよりは250mm幅広。いずれにしても空力設計やりなおし、ですね。

・フロントウィング翼端板に開口部を設けてはならない。
→フロントタイヤのウェイク(乱流)処理に影響を与える領域ですが、触れなくなります。

・ビームウィングの禁止。
→ディフューザーと一体となって空力性能向上に貢献していたパーツが姿を消します。リヤウィングの荷重はセンターピラーで支えることになるのでしょう。

それから……。

・最低重量は660kg。
→現行規則比で+20kg。コスト削減が目的なのはわかりますが、時代に逆行。

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