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いろんなドライバーに名指しされる小林可夢偉 [F1]

レース終盤に発生したカナダGP最後のセーフティカー導入の原因は、ハイドフェルト(ルノー)が可夢偉車に追突し、部品を路面に撒き散らしたからでした。その後、可夢偉車の後ろにいたはずのロズベルグが急にペースを落とし、フロントウイングを失っているとの情報が入れば、「あ、ハイドフェルトと同じように食らったのかな?」と想像が付きます。ところが、レース後に各チームが発行するリリースに目を通してみると、「Kobayashiが……」とコメントするドライバーが他にもいたことがわかりました。ウィリアムズのふたりです。(写真はすべてSauber F1 Team)

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ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)
「……6位か7位になれたのに、そのチャンスを失った。最後のセーフティカーが入ってきたとき、Kobayashiを避けようとしてオフライン(レーシングラインではない場所)に避けざるを得なかった。彼は周回遅れを抜くためにオフラインに動いたんだけど、戻って来た際、そこに僕がいるのに気づかなかったんだ。避けたせいで順位をたくさん失ってしまった……」

パストール・マルドナド(ウィリアムズ)
「……セーフティカーが入ってきた際、Kobayashiは1コーナーでミスを犯した。それに反応してロズベルグが僕の前で急ブレーキを掛けたので、彼(ロズベルグ)にぶつかってしまった。おかげでフロントウイングを壊してしまい、ピットストップを強いられた……」

というわけです。

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ちなみにハイドフェルトとロズベルグの言い分はというと……。

ニック・ハイドフェルト(ロータス・ルノー)
「……僕はKamuiの後ろにいた。彼は突然(2コーナーで)スローダウンしたので、ぶつかってしまい、その結果としてフロントウイングが落ちてコースの外に飛び出してしまった……」

ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)
「……ターン10(奥のヘアピン)でKobayashiを追い抜こうとしたんだけど、予想以上の減速だったので、ぶつかってしまい、フロントウイングを壊してしまった。ま、スーティルには似たような状況で、追突されたけどね……」

誰も可夢偉に非があると言っていないのは、身に覚えがあるからでしょう。車間距離の詰めすぎにご用心。とくに、相手が可夢偉の場合は。


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