ジャガーC-X75 [クルマ]
ウィリアムズF1からプレスリリースが届かなければスルーしていたかもしれません。700000〜900000ポンド(約9200万円〜1億2000万円)で250台販売する予定のハイブリッド・スーパーカーです。ウィリアムズF1とのコラボで開発・生産するのだそう(写真はすべてJaguar)。
発表イベントは5月6日にロンドンで行われましたが、コンセプトカーはすでに、2010年秋のパリモーターショーで発表されていました。
コンセプトカーもハイブリッドですが、市販モデルのように小型(どの程度か未発表)ガソリンエンジンとモーターの組み合わせではなく、マイクロガスタービン(70kW×2基)とモーターの組み合わせでした。このガスタービンは発電専用で(つまり、レンジエクステンダー)、4基のモーター(総合出力580kW/1600Nm)で走ります。
リチウムイオンバッテリーの容量は19.6kWh。外部電源からの充電も可能。ガスタービンの排気はリヤのダクトに吹き出し、ベンチュリ効果を高めます。つまり、ブローンディフューザーってわけです。ガスタービンの方は中期的なプランに則って開発を続けるそう。
ウィリアムズF1は空力、(モノコックの)カーボンコンポジット構造、ハイブリッド技術(フライホイールではなくて、モーターの方です。念のため)で、専門技術を提供するとのこと。ランドローバー〜ミニ〜ロータス・カーズ&ロータス・エンジニアリングを渡り歩いたエンジニア、ポール・ニューサム氏を招き入れてC-X75の開発責任者に据えました。
新規ビジネス、うまくいくことを祈ります。F1チーム存続のためにも。
発表イベントは5月6日にロンドンで行われましたが、コンセプトカーはすでに、2010年秋のパリモーターショーで発表されていました。
コンセプトカーもハイブリッドですが、市販モデルのように小型(どの程度か未発表)ガソリンエンジンとモーターの組み合わせではなく、マイクロガスタービン(70kW×2基)とモーターの組み合わせでした。このガスタービンは発電専用で(つまり、レンジエクステンダー)、4基のモーター(総合出力580kW/1600Nm)で走ります。
リチウムイオンバッテリーの容量は19.6kWh。外部電源からの充電も可能。ガスタービンの排気はリヤのダクトに吹き出し、ベンチュリ効果を高めます。つまり、ブローンディフューザーってわけです。ガスタービンの方は中期的なプランに則って開発を続けるそう。
ウィリアムズF1は空力、(モノコックの)カーボンコンポジット構造、ハイブリッド技術(フライホイールではなくて、モーターの方です。念のため)で、専門技術を提供するとのこと。ランドローバー〜ミニ〜ロータス・カーズ&ロータス・エンジニアリングを渡り歩いたエンジニア、ポール・ニューサム氏を招き入れてC-X75の開発責任者に据えました。
新規ビジネス、うまくいくことを祈ります。F1チーム存続のためにも。
2011-05-08 05:06
nice!(3)
コメント(4)
何十年も前に日産が同じ構造のコンセプトカーを出していたのを思い出します。まだ皆が諦めてしまった訳ではないのにびっくりしました。実用化には本当に長い時間がかかるということですね。
by silva (2011-05-08 19:34)
トヨタ・スポーツ800でもガスタービン・ハイブリッドをやっていましたね。
エンジニアの夢なのでしょうか。
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2009-05-19
by 世良耕太 (2011-05-09 02:09)
回転するものだけで構成できるので効率が高そうな所がエンジニアを引きつけるのでしょう。
ガスタービンは雑食性が高いとか聞いたことがあるのですが・・。そうだとすれば時代にマッチしますね。
by silva (2011-05-09 23:29)
発電専用のユニットとして、ロータリー・エンジンも注目を集めていますね。
これも、回転するものだけですし……。
by 世良耕太 (2011-05-10 14:40)