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VWポロ R WRC [モータースポーツ]

出ましたね。フォルクスワーゲンのWRCマシン。といっても、参戦は2013年からですが(写真はすべてVolkswagen Motorsport)。

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エッジの効いた造形が好みです。張り出した前後フェンダーがたまりません。とりあえず、三面図をおさえておきましょう。タイヤ銘柄は未発表。

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1.6L・直列4気筒直噴ターボの新フォーマットがVWの参戦を後押ししたのは、当事者が認めるところ。なにしろ、VWは過給ダウンサイジング路線まっしぐらですから。でも、現行エンジンの主力は1.4L・直4直噴ターボ。基本設計は1970年代。シリンダーヘッドはアルミ合金製ですが、ブロックは鋳鉄。1.6L・直4のポート噴射版(ボア81.0mm×ストローク77.4mm)もありましたが、フェードアウト傾向。2013年までにどんなエンジンを開発してくるのか、楽しみですね。

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4WD機構も楽しみ。

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日本勢の内燃機関への無知

 まあ、圧縮比の計算の問題だ。燃焼室容積を一定にして最適なエンジンを考えると、ターボなしでは圧縮比CRは高ければ高いほうが良いとなる。しかしノッキングの限界などが発生するこれは出力を縦軸CRを横軸にすると、0と1を通る下に凸の二次関数になる。1は1気圧の意味だから当然筒内圧40気圧以上なので実質的には、単調増加関数的問題に日本のエンジニアはのめり込んでいた。
 しかし加給気をつけたエンジンの理論となると、CRは大体筒内気圧の二分の一レベルが最適となる上に凸の二次関数になり、理論曲線の性質がまったく異なり、エンジン理論だけで最適解が発生する。そのとき考えなくてはいけないのはターボ分だけの圧縮比の増加だ。
 ここまでくると、シリンダ容積に閉じ込められ大気圧まで、のびのびとエネルギーを取り出せないレシプロエンジンよりはタービンエンジンのほうが良いような気もするが、どうなんでしょうね。いずれにしても、効率的燃焼エンジンはレシプロとタービンの間に存在するだろう。
by 日本勢の内燃機関への無知 (2015-01-06 18:21) 

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