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下落合プチ散歩(佐伯公園) [東京風景]

新宿区中落合にある大正期の洋画家・佐伯祐三のアトリエが2年後をめどに公開されることになったという記事を東京新聞で目にしたので、途中下車してプチ散歩。佐伯祐三(1898-1928年)の旧居は、夫人が亡くなった翌年の1973年に新宿区が買い取り、1975年から区立佐伯公園となって現在に至っています。老朽化のため住居部分は1986年に解体。アトリエと洋間のみが保存されていますが、安全上の理由で内部は非公開でした。

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1921年築のアトリエを約600平方メートルある敷地南側から望んだところ。大正末期、この周辺は堤康次郎の箱根土地会社によって宅地開発された「目白文化村」が広がっていましたが、当時の面影が伝わってきますね。まるで高原の別荘地のよう。

アトリエらしく、北側には採光のための大きな開口があります。

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佐伯公園の周辺に目白文化村の面影を求めるのは難しそう。当時は3桁の坪単位だった土地の区画も細分化され、入り組んだ細街路が目立ちます。佐伯公園のアプローチなどこの狭さ。

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新宿区は2008年5月から、落合地区のまち歩きマップを区内3ヵ所に設置しました。佐伯公園以外にも、見どころありそう。このあたり、台地の突端ゆえにアップダウンが激しく、いい運動になります。

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