クアラルンプールのタクシードライバー [旅(海外)]
クアラルンプールの街中で拾ったタクシーでのひとコマ。
──Mホテルに行って欲しいんだけど。
運転手「ホテルの名前言われたって分からないよ。クアラルンプールにはホテルたくさんあるんだからさ」
──あなたタクシードライバーでしょ?
運転手「違うよ」
フランクフルト [旅(海外)]
カーニバルで大騒ぎのケルンを脱出してフランクフルトへ。ICEに乗りました。12時44分発の14時3分着ですから、所要時間は1時間19分。クルマで移動していたらもうちょっとかかったでしょう。途中、アウトバーンと並行して走る区間があるのですが、いつもは偶然通りかかるICEを見て「速い!」と思っていたのに、今回は逆の経験をしました。追い越し車線をかっ飛ぶクルマよりもちょっと速かったです。
利便性を考えて駅前のホテルに泊まりました。駅東側角がよく見えます。凍える寒さに東京との気候の違いを感じています(朝は8時頃まで暗いし)。
ケルン〜TMG [旅(海外)]
ケルンに滞在していて何が幸せって、毎日新鮮なケルシュが飲めることです。居酒屋はどれも風情のある佇まいをしていますね。
駅の裏まで足を伸ばしてきました。すぐにライン川にぶつかります。これまた風情のある公園。左手に見えるのは鉄道橋ですが(脇に歩道が付いています)、鋼鉄の三連アーチに見とれてしまいました。
さて、およそ半年ぶりにTMGを訪れましたが、ショールーム的な要素を持った空間が模様替えしていました。以前は工場然とした白い壁だったのに、黒に変わってシックな雰囲気に。車両の配列も変わっています。写真はTF105ですが、スポンサーロゴは2006年バージョン。タイヤはブリヂストンを履いています。
以前は外来者受付に置いてあった歴代マシンのミニチュアモデルも移動していました。
ファクトリーツアー用の展示パネルも以前に比べてだいぶ充実していました。通りがかりにちょっと見ただけですが、参戦初期の頃に比べるとだいぶにぎやかですし、展示物の質も上がっているように見えました。機会があったら説明付きでじっくり見てみたいものです。
下の写真はTMGの日本人スタッフ行きつけの日本料理屋です。壁にはトヨタF1のポスター。来店したことのあるラルフのサインが入っています。
ケルンです [旅(海外)]
トヨタF1の活動拠点であるTMGを訪れるため、ドイツ・ケルンに来ています。いつもならフランクフルト空港でレンタカーをピックアップし、200数十km離れたケルンに向かうのですが、今回は趣向を変えて鉄道で移動しました。
スーツケースを引っ張っているせいで機動力に欠けたせいもありますが、結構混んでいて席が取れず、ケルンまでの1時間立ちっぱなしでした。それでもクルマによる移動に比べればはるかに楽でした。
ひとりなので気後れしたのも一瞬、ホテルに荷物を置くなりブラウハウス(自家醸造のビールを提供する居酒屋)に飛び込みました。ドームのすぐ近くにある(ということは駅にも近い)「フリュー」です。ここでこの地域の名産「ケルシュ」を堪能しました。
フロアには100人近くがいましたが、ひとり客はワタシひとりでしたね。ま、そんなことはケルシュの1杯も飲めば気にならなくなりますが。200ml入り1杯が1.5ユーロ(当然、1杯では済みません)。ゆでソーセージ+ポテトサラダが6.5ユーロです。
ケルンはすっかり冬模様。コート姿が目立ちます。
ブダペストに着きました [旅(海外)]
ハンガリーはブダペストに着きました。ドイツから涼風を持ち込んだかのように涼しいです。西駅から西へ徒歩15分ほどのホテルに泊まっているのですが、周囲は集合住宅街。トラバントがまだ現役で活躍する姿を確認することができます。
街のあちこちに、かなり古めからちょっと古めまで、興味を引く建物がたくさん残っています。建築散歩に最適です。
近代的な建築物も急速に増殖中。レトロな建物のすぐ近くに、巨大なショッピングモールがあったりします。ライコネンがタグ・ホイヤーの宣伝にひと役買っています。
西駅の構内に初めて足を踏み入れました。「エッフェル塔」を設計したエッフェルの設計なんですね。鉄とガラスの組み合わせは19世紀末の最新モードだったことを思い起こしながら散策しました。曇り空の夕方ですが、ガラスを多用したおかげで構内は照明要らず。100年以上前からエコロジーを実践しています。
突然涼しくなったフランクフルト [旅(海外)]
先週の暑さがウソのような涼しさになりました。半袖ではチト寒いくらいです。ブダペストはまだ暑いらしいですが、天気予報は週末に向けて涼しくなると伝えています。ひょっとしたら、ハンガリーらしからぬ涼しいレースになるかもしれません。
5月のヨーロッパGPに向かうとき、1日早くドイツに乗り込んでフランクフルトに滞在しました。その際、マイン川沿いのドイツ建築博物館を訪れたところ、次回展示の準備中のため閉館しており、見学は叶いませんでした。今回こそ、の思いで出かけましたが、やはり次回展示の準備中で閉館中。運が悪いったらないですね。いったいいつになったら見学できるのでしょう。
下の写真は使い捨てのプラスチック製カップです。120度おきに0.25l、0.3lと目盛りが入っているのはいかにも几帳面なドイツ製らしいですが、1/2pint(0.284l)の表示もあって、ビールを注ぐ際はどうしてもパイント表示を手前に向けてしまいます。ビール好きってイヤですね。
ドイツがこんなに暑いとは [旅(海外)]
F1ドイツGPを控えたホッケンハイム(の近く)にやって来ました。いやー、暑いです。夕方6時を過ぎてもレンタカーの車外温度計は36℃を示しています。サーキットの西方、シュツットガルト方面に10kmほど離れた、「ドイツのトスカーナ」を標榜するMuhlhausenという町に泊まっているのですが、ドイツの田舎によくある民宿の宿命でエアコンは付いていません。ゆえに汗だくです。
暑い、暑いと言っても始まらないので、ビールとソーセージを腹に収めました。焼きソーセージの右側にある白い円形状の物体は、ジャガイモを2つに割った上にチーズソースを塗ったものです。
マニクールまでの長い道のり [旅(海外)]
パリで足止めというか寄り道というか、要するにシャルル・ド・ゴール空港に着いたはいいけれど、200数十キロ離れたマニクールまでストレートに向かわなかったので、いつもより1日遅れでサーキットに入りました。
セーヌ川沿いから眺めるエッフェル塔もいいですが、ランチに最適な食堂のあるプランタン・メゾン館屋上から遠くに眺めるエッフェル塔も一見の価値ありです。というより、パリの街並みが一望できるのが素晴らしい。
街のニューススタンドなどを見ると、ジダンの頭突きがいまだに巷間の話題を集めている様子が分かります。パリ・マッチの見出しは「ジダンの悲劇」。
古い薬局を改装したからでしょうか、ファーマシーという店名を掲げる、自然素材にこだわったカフェでLa Dame Blanche(白い女性)というビールを飲みました。有機農法による原料のみで製造されています。ドイツビールでいうとバイツェン、ベルギービールの銘柄でいうとヒューガルデン・ブランシュのような、小麦を使ったビールです。
マニクール・サーキット最寄りの宿に着いたのが木曜日の22時半でした。古い農家を寝泊まりできるように改装した宿です。あてがわれた部屋はかつて台所だったらしく、ベッドの足もとに竈があります。
インディアナポリスに着きました [旅(海外)]
シカゴ・オヘア空港でレンタカー(フォード・エクスプローラー)を借りて南下し、300kmと少しドライブ。インディアナポリスのダウンタウン、と言いたいところですが、そのはずれにあるホテルに到着しました。水曜日1日は移動で終わっています。
ホテルにチェックインしたのは午後8時頃だったのですが、部屋に入った途端豪雨に見舞われました。アメリカ北東部は大変な災害が起きているそうですが、その影響が少しあるのでしょうか、トロントでもインディアナポリスでも、短い時間に降る大量の雨を経験しています。
何気なく看板を眺めて「アレ?」と思ったのがガソリンの価格です。1ガロン(約3.78リッター)が2ドルを超えて話題になったのがつい最近のことだったと思うのですが、もはや3ドルです。日本での価格に比べればまだまだ安いのですが、危機感を感じさせるに十分な数字ですね。
カナダ訪問中の小泉首相とばったり [旅(海外)]
正解はナイアガラでした。モントリオールから空路1時間、トロント空港に降り立ち、レンタカーに乗り換えて陸路を130kmほど移動。エリー湖とオンタリオ湖を結ぶナイアガラ・フォールズに滞在しています。いろんな人から評判は聞いていましたが、絶景のひと言に尽きます。
チケットを買う際、「今日は日本のツーリストが来るので午後1時から3時半まで閉まる」と聞かされていたのですが、まさかツーリストが小泉首相だとは思いませんでした。そろそろオープンの時間だからと、滝の裏側に出られるテーブル・ロックという場所に赴くと、ちょうど首相が見学を終えて外に出てくるところでした。
ランチタイムに地元産のビール「Niagara's Best Blonde」をオーダー。ブロンド女性のイラストがいかしています。