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ニース風…… [旅(海外)]

現実逃避の一環として、デザインテンプレートとヘッダーの写真を変更してみました。ミラノはドゥオーモ広場に口を開ける地下鉄出入り口の階段から、ヴィットリオ・エマヌエーレII世のアーケードを見上げた風景です。

写真を拾い上げる際に、そうだ、そうだ、こんな写真も撮っていたんだ、というのを見つけましたので、ご披露したく。

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観光地にありがちなテラス席のレストラン。奥にドゥオーモが見えます。ロケーションは抜群ですが、味は期待できそうにないな、と頭ん中でもうひとりの自分が忠告をささやくような状況です(失礼)。どんなメニューを扱っているのだろうかと近づいてみると、日本語表記がありました。ますます怪しい(度々失礼)。

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「ニース風サラだ」。親切で書いてくれているんだから、揚げ足とってはいけません(と自戒)。セットで19.5ユーロです。

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ミラノで驚愕した建築物 [旅(海外)]

ミラノで著名な建築物といえば、ドゥオーモ(1386〜1887年)であったり、

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ヴィットリオ・エマヌエーレII世のガレリア(1865〜1877年)であったりしますが、

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思わずトラムを飛び降りてしまうほど驚愕したのがこれ。下層階(オフィス)だけ見ると、ごくありふれたビルのように見えますが、

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上層階(住居)を見上げると、張り出しています。よく見ると窓の並びが不規則。

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それより、ゴシック形式の教会でおなじみのフライングバットレスやリブヴォールトを連想させる梁が目を引きます。トーレ・ヴェラスカ(ヴェラスカの塔)、1958年築。高層建築は先細りでないと不安を覚えるのは、万人に共通する心理でしょうか。構造的には問題ないと言われても、やっぱり不安……。

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スイスの「食」物価 [旅(海外)]

チャーハン一人前が2000円もして「おかしいな」と思ったわけです。たまたま入り込んだ店が高かったのか、全般的に高いのか。こういうとき何を基準にするかというと、マックのセットメニューです。チューリヒ湖の東側にあるラッパーズヴィル-ヨナというリゾート地でマックを発見したので(景観に気を配った外観ですね)、早速確かめてみると……。

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11.90〜12.90スイスフランでした。1スイスフラン=90円として計算すると、1071〜1161円です。やっぱり高いんだ、というのが結論(強引ですが)。

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チューリッヒのクリスマスイブ [旅(海外)]

チューリッヒ随一の目抜き通りが、中央駅から南方のチューリッヒ湖までのびるバーンホフ通りだそう。昼に行ってみるとなるほど、市民が全部集まっているのではないかと思うほどの人出で、よそ見をしていると人にぶつかりそう。

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夜は「年中無休」なはずのレストランを訪れました。席が取れないとイヤなので予約の電話をしたのですが、何度電話しても留守番電話。応答メッセージはドイツ語なので理解不能。とりあえず現地に行ってみると、休業していました。

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というか、チューリッヒ随一の目抜き通りに人がいない……。

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7時半なのに人がいない……。

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午前3時みたいに人がいない……。

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営業しているレストランなど皆無。イルミネーション独り占め(してもうれしくない……)。

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ケルンのクリスマスマルクト(閉店後) [旅(海外)]

頭の中は仕事のこと(とビールのこと)ばかりだったのですが、会う人ごとに「クリスマスマルクトには行くべきだ」という内容のことを言われどおしだったので、最終日の取材が終わってから、ケルン大聖堂前の会場に直行しました。

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夜も11時を過ぎればさすがに閑散としてますわね。凍えるほど寒いし。
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イタリア滞在中に最も驚いたもの [旅(海外)]

「何だコレ?」と思いました(ヒント出ています)。

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スーパーマーケットです。内部は意外とフツーでした。

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ホワイトアスパラガスの季節 [旅(海外)]

正確にはいつを指すのか知りませんが、たぶん今ごろから「季節」が始まるのじゃないでしょうか。なんでホワイトアスパラガスとなじみになったかと言えば、かつては5月上旬から下旬にかけてヨーロッパGPがドイツ(ニュルブルクリンク)で行われていて、その時期にドイツに行くと「シュパーゲル(=ホワイトアスパラガス)食え」みたいな雰囲気になっており、食べてみると確かにおいしく、病みつきになった次第。

あるときはピルスナー(写真はビットブルガー。新鮮なビットブルガーを求めてグランプリ開けの月曜日にビットブルクまで出向いたものの、あいにくその日は祝日で工場は休み。失意を抑えて工場の目の前にあるレストランに入ったのを懐かしく思い出します。カッコの中、長いですね)と一緒にシュパーゲルを堪能。オランデーズソースでしたか、このソースとシュパーゲルの組み合わせがまた最高ですね。

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またあるときはモーゼルワインと一緒にシュパーゲルを楽しむといった具合。

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しかし最も強烈な印象で脳に刻まれているのは、バート・ノイエンアール(Bad Neuenahr)というニュルとボンの中間ほどに位置する温泉保養地に泊まった際(保養が目的ではありません。念のため)、近くのイタリアン・レストランで食べたホワイトアスパラガス入りのリゾットです。季節のメニューでホワイトアスパラガス入りのパスタや何やらと一緒にリゾットがあったのですが、これが絶品。

うまいものを食べたときによく出る癖で、写真を撮るのも店の名刺をもらってくるのも忘れる始末ですが、「うまかった」ことだけは鮮明に記憶に残っています。このレストラン、イタリア北部から移り住んできた家族が経営しているのですが、パスタを頼む際なども、「ドイツ人向けでなくイタリア風で」とお願いすると、涙を流さんばかりに喜んでくれたのが印象に残っています。

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店や料理の写真は撮り忘れているのに、近くの八百屋の店頭は撮っていました。シュパーゲルには1kgあたり4.99ユーロ〜5.99ユーロの値段がついています。サイズに注目です。

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クアラルンプールのホテル [旅(海外)]

クアラルンプール(マレーシア)では、Maya Hotelに泊まりました。

http://www.hotelmaya.com.my/

F1取材が滞在の目的なので、わざわざサーキットから80kmも離れたKLに泊まらず、近くの安いホテルに泊まればいいのですが、今年はそれら近くのホテルの宿泊料が高騰。ざっと平常時の3倍に跳ね上がり、値上がり幅の小さいKLのホテルと同レベルになったわけです。

サーキットまでの往復に時間がかかるのが難ではありますが、快適なホテルライフ(ほぼ寝るだけ、ですが)を求めて今回はKLに狙いを定めました。もちろん、テーマは「デザイン」です。

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シンガポールの極小空間から移ってきたので、部屋に入った当初は落ち着かない感じがしたものですが、広いにこしたことはないですね。2日目から止められなくなりました。これでシンガポールのホテルとルームチャージはほぼ一緒。両国の物価の差を反映しています。

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バスルームがガラス貼りなのは、シンガポールのホテルと共通。視線が抜けますので、部屋が広く感じます。カーテンが付いているので、同居人がいても安心(と一瞬思いましたが、開閉の選択権がバスルーム側にないのは心許ないかも……。逆の立場ならウシシですが)。

バスタブに浸かりながらテレビが見られる(ワタシの大好きな言葉のひとつであるコンプリメンタリーでDVDも用意してありました)のが非日常感を増幅させてくれます。コレ、大事なことです。

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シンガポールのホテル [旅(海外)]

国内も海外も、自分で予約するときはできるだけ手頃な価格でデザインを意識したホテルを選ぶようにしています。シンガポールでは、チャイナタウンの外れにあるホテル1929を選びました。

http://www.hotel1929.com/

かつてのショップハウス(連棟式の店舗併用住宅。1階が店舗、2-3階が住居)をリノベーションしたホテルで、名称が示すように1929年築。ファサードを眺めるのを楽しみにしていたのですが、あいにく補修工事中でした。

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「Superior Single」を選択。しゃれた部屋ですが、狭さは一級です。15平方メートル前後でしょうか。スーツケースを広げるスペースすらない。のですが、部屋の雰囲気はワタシの好みなので、こういう場合、不満はありません。

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極小デスクまわり。無料インターネット接続、小型冷蔵庫(中身はミネラルウォーターとコーラ各1本、無料)と必要なものは一応そろっています。資料を広げるときは、ベッドを活用。

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モザイクタイル張りのシャワールーム。全面ガラス張りでなければ、部屋はもっと狭く感じたでしょうね。ムードも使い心地も文句なしです(シャワー浴びるとどこもかしこもびしょ濡れになりますが)。

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すぐ近くにアールデコ風なショップハウスを発見(1階は庶民的な食堂。タクシードライバー御用達か)。

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カラフルなショップハウスもあって、付近の散策も楽しめます。

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シンガポール・フライヤー [旅(海外)]

シンガポールGPのコース予定地を見下ろすのにちょうどいい立地にあったので、開業したばかりのシンガポール・フライヤーに乗りました。

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シンガポール政府観光局の全面的なバックアップと受けて建設・運営されているそう。直径は150m(最高点は地上約165m)で、ロンドンアイの135mを抜いて世界最大。設計は黒川紀章建築都市設計事務所、施工は三菱商事(観覧車の設計・施工)と竹中工務店(商業施設・駐車場の設計・施工)の共同企業体によるもので、日本人や日本の企業と縁の深い建造物でもあります。

観覧車を支えるケーブルが力強いですね。1階は飲食店が中心ですが、まだ開業準備中のテナントもありました。2階には物販施設が並んでいます。

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UVカット機能と強力な冷房装置を備えたカプセルは30人乗り。広さは28平方メートル。カプセルはラダー・トラス構造のリムに28基取り付けられています。開業したばかりなせいか、訪れたのが午前中だったせいか人はまばらで、並ばずにすんなり乗れました。無人のカプセルも散見。ちなみに入場料は大人ひとり29.5シンガポールドル。1周約30分のフライト(?)です。

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足元までガラスが回り込んでいるので、開放感たっぷりですが、不安感は少しもありませんでした。最大の理由はカプセルがまったく揺れないこと。乗員の動きや風の影響でがたがた揺れる遊園地の観覧車の方がよっぽど怖い。「揺れない」メカニズムに興味があります。

カプセルはリムにぶら下がっているのではなく、固定されていて、リムの回転に合わせて床が水平になるように制御されています。なので、カプセルがリムの頂点に到達したときの開放感たらありません。

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空中浮遊しているようですね。高い所と観覧車が苦手な人にもおすすめ。

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