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シンガポール・フライヤー [旅(海外)]

シンガポールGPのコース予定地を見下ろすのにちょうどいい立地にあったので、開業したばかりのシンガポール・フライヤーに乗りました。

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シンガポール政府観光局の全面的なバックアップと受けて建設・運営されているそう。直径は150m(最高点は地上約165m)で、ロンドンアイの135mを抜いて世界最大。設計は黒川紀章建築都市設計事務所、施工は三菱商事(観覧車の設計・施工)と竹中工務店(商業施設・駐車場の設計・施工)の共同企業体によるもので、日本人や日本の企業と縁の深い建造物でもあります。

観覧車を支えるケーブルが力強いですね。1階は飲食店が中心ですが、まだ開業準備中のテナントもありました。2階には物販施設が並んでいます。

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UVカット機能と強力な冷房装置を備えたカプセルは30人乗り。広さは28平方メートル。カプセルはラダー・トラス構造のリムに28基取り付けられています。開業したばかりなせいか、訪れたのが午前中だったせいか人はまばらで、並ばずにすんなり乗れました。無人のカプセルも散見。ちなみに入場料は大人ひとり29.5シンガポールドル。1周約30分のフライト(?)です。

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足元までガラスが回り込んでいるので、開放感たっぷりですが、不安感は少しもありませんでした。最大の理由はカプセルがまったく揺れないこと。乗員の動きや風の影響でがたがた揺れる遊園地の観覧車の方がよっぽど怖い。「揺れない」メカニズムに興味があります。

カプセルはリムにぶら下がっているのではなく、固定されていて、リムの回転に合わせて床が水平になるように制御されています。なので、カプセルがリムの頂点に到達したときの開放感たらありません。

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空中浮遊しているようですね。高い所と観覧車が苦手な人にもおすすめ。

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