レッドブル・トロロッソ・ホンダSTR13のディテール [F1]
Hondaウエルカムプラザ青山では1月22日(火)〜2月7日(木)と2月16日(土)〜28日(木)の間、Red Bull Toro Rosso Honda STR13(F1マシン)とHonda RA618H(パワーユニット)を展示しています。
『auto sport - オートスポーツ - 2019年 3/1号 No.1500 【創刊1500号記念号】』向けに撮影するというので、立ち会うフリをして(?)観察してきました。
2018年最終戦アブダビGPを走った実車です。そうと知って眺めたからでしょうか、迫力が違いました。パワーユニットはちゃんと積んでいました(後ろから覗いて確かめました)。
アッパーウィッシュボーンを高い位置に配置した、特徴的なフロントアップライト回りは、ぜひ実物でご確認ください(ロワーを高くしたのに合わせて、アッパーを平行移動させた設計。空力のため)。
アップライト側取り付け点に寄ってみます(右タイヤ側)。
ブレーキダクトから取り入れた空気をアクスルハブから排出する「ブロウンアクスル」は、2019年のレギュレーション変更で禁止されます(ので、見納めです)。
フロントウイングの前端にあったいわゆる「カスケードウイング」も、2019年は禁止になります。
カスケードの奥を見ます。トロロッソSTR13のフロントウイングは7エレメント構成ですが、2019年は最大5エレメントに制限されます(つまり、いろいろ見納め)。
フロントウイング中央部の下から後方を覗くと、こんな景色が広がっています。
左側フロントウイングの下からストレーキ(ボルテックスジェネレーターとして機能)越しに後方を見ます。奥に見えるバージボード(ギザギザ処理の青いパーツ)は規定が変更され、2019年は2018年までより高さが抑えられます。
リヤのプルロッド取り付け点まわりです。
どこを切り取っても絵になりますね。テールパイプまわりです。両脇の小さなパイプはウェイストゲート用(規則による義務付け)。
Tウイングのティップです。
期間中は混雑が予想されますので、譲り合ってご覧ください。
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『auto sport - オートスポーツ - 2019年 3/1号 No.1500 【創刊1500号記念号】』向けに撮影するというので、立ち会うフリをして(?)観察してきました。
2018年最終戦アブダビGPを走った実車です。そうと知って眺めたからでしょうか、迫力が違いました。パワーユニットはちゃんと積んでいました(後ろから覗いて確かめました)。
アッパーウィッシュボーンを高い位置に配置した、特徴的なフロントアップライト回りは、ぜひ実物でご確認ください(ロワーを高くしたのに合わせて、アッパーを平行移動させた設計。空力のため)。
アップライト側取り付け点に寄ってみます(右タイヤ側)。
ブレーキダクトから取り入れた空気をアクスルハブから排出する「ブロウンアクスル」は、2019年のレギュレーション変更で禁止されます(ので、見納めです)。
フロントウイングの前端にあったいわゆる「カスケードウイング」も、2019年は禁止になります。
カスケードの奥を見ます。トロロッソSTR13のフロントウイングは7エレメント構成ですが、2019年は最大5エレメントに制限されます(つまり、いろいろ見納め)。
フロントウイング中央部の下から後方を覗くと、こんな景色が広がっています。
左側フロントウイングの下からストレーキ(ボルテックスジェネレーターとして機能)越しに後方を見ます。奥に見えるバージボード(ギザギザ処理の青いパーツ)は規定が変更され、2019年は2018年までより高さが抑えられます。
リヤのプルロッド取り付け点まわりです。
どこを切り取っても絵になりますね。テールパイプまわりです。両脇の小さなパイプはウェイストゲート用(規則による義務付け)。
Tウイングのティップです。
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【デイトナ24h】ポルシェ/アキュラ/フォードのヒストリック・リバリー [モータースポーツ]
2018年のル・マン24時間でポルシェが火を点けてしまったのでしょうか(ピンク・ピッグとロスマンズで)。2019年のデイトナ24時間はヒストリック・リバリー(カラーリング)が流行しています。「ヘリテージ・リバリー」と表現しているメーカーもあります。一部を見ていきましょう。
火付け役のポルシェは、2台の911 RSR(GTLM)に「レジェンダリー・デザイン」を施してきました。
デイトナ24時間で4度の優勝経験がある「Brumos」チームのカラーリングです。デイトナ24時間と、次戦セブリング12時間限定。引用元はこちら。写真はデイトナ24時間を制した1975年のポルシェ・カレラRSR。
ブルーとレッドのストライプは、当時のカーナンバーである「59」で構成されています。
アキュラは2台のARX-05(DPi)に、1991年〜1993年(3年連続でIMSAのタイトルを獲得)に使用したカラーリングを施してきました。2019年シーズンを通して使用。
アキュラ・ブランドは1986年に設立。その直後からモータースポーツに参戦しており、ヘリテージ・リバリーを施すことによって「伝統あるブランド」であることをアピールする狙い。
カラーリングの引用元はこちら(2015年の走行時に撮影したもの)。
フォードはGT(GTLM)に、1985年のデイトナ24時間でクラス(GTO)優勝した車両のカラーリングを施してきました。Roush Racingのマスタングが引用元で、Motorcraft(モータークラフト:フォード純正部品のブランド)のカラーリングです。ヒストリック・リバリーは66号車のみで、デイトナ24時間限定。
67号車はCastrol(カストロール)のスペシャルカラーリングを施しています。
次戦セブリング12時間からは、いつものレッド、ホワイト、ブルーのカラーリングに戻すそう。
IMSA Michelin Pilot Challengeに参戦するフォード・マスタングGT4(GS)もMotorcraftのカラーリングを施して出走。
ヒストリック・リバリー、しばらく流行しそう?
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火付け役のポルシェは、2台の911 RSR(GTLM)に「レジェンダリー・デザイン」を施してきました。
デイトナ24時間で4度の優勝経験がある「Brumos」チームのカラーリングです。デイトナ24時間と、次戦セブリング12時間限定。引用元はこちら。写真はデイトナ24時間を制した1975年のポルシェ・カレラRSR。
ブルーとレッドのストライプは、当時のカーナンバーである「59」で構成されています。
アキュラは2台のARX-05(DPi)に、1991年〜1993年(3年連続でIMSAのタイトルを獲得)に使用したカラーリングを施してきました。2019年シーズンを通して使用。
アキュラ・ブランドは1986年に設立。その直後からモータースポーツに参戦しており、ヘリテージ・リバリーを施すことによって「伝統あるブランド」であることをアピールする狙い。
カラーリングの引用元はこちら(2015年の走行時に撮影したもの)。
フォードはGT(GTLM)に、1985年のデイトナ24時間でクラス(GTO)優勝した車両のカラーリングを施してきました。Roush Racingのマスタングが引用元で、Motorcraft(モータークラフト:フォード純正部品のブランド)のカラーリングです。ヒストリック・リバリーは66号車のみで、デイトナ24時間限定。
67号車はCastrol(カストロール)のスペシャルカラーリングを施しています。
次戦セブリング12時間からは、いつものレッド、ホワイト、ブルーのカラーリングに戻すそう。
IMSA Michelin Pilot Challengeに参戦するフォード・マスタングGT4(GS)もMotorcraftのカラーリングを施して出走。
ヒストリック・リバリー、しばらく流行しそう?
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【DTM 2019】BMWとアウディのターボエンジン対応フロント開口部 [モータースポーツ]
「クラス1」レギュレーションに対応した2019年のDTMは、前年までの4.0L・V8自然吸気エンジンにかわり、2.0L・直4直噴ターボエンジン(2014年以降のGT500と同じ規定)を搭載します。
ターボエンジンを搭載するので、コンプレッサーで圧縮して高温高圧になった空気を冷やすインタークーラーを搭載することになります。その影響で、フロント開口部の割り振りを一新する必要に迫られました。
BMW M4 DTM 2019
2018年仕様のBMWは、キドニーグリルがふさがっています。
BMW M4 DTM 2018
2019年仕様はキドニーグリルを大きくしたうえで、空気の取り入れ口として利用しています。
BMW M4 DTM 2019
キドニーグリルの中央部はインタークーラー用のよう。外側も細かく用途を分けているように見えます。
BMW M4 DTM 2019
アウディRS 5 DTMです。
Audi RS 5 DTM 2019
やはり2018年仕様の場合、フロントグリルはふさがっています。
Audi RS 5 DTM 2018
大胆すぎる変わりようですね。ボンネットフードの開口面積もだいぶ増えています。
Audi RS 5 DTM 2019
NISSAN GT-R NISMO GT500の開口部割り振りを参考に、BMWとアウディの割り振りに想像を巡らせるのも一興かと……。
NISSAN GT-R NISMO GT500 2018
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ターボエンジンを搭載するので、コンプレッサーで圧縮して高温高圧になった空気を冷やすインタークーラーを搭載することになります。その影響で、フロント開口部の割り振りを一新する必要に迫られました。
BMW M4 DTM 2019
2018年仕様のBMWは、キドニーグリルがふさがっています。
BMW M4 DTM 2018
2019年仕様はキドニーグリルを大きくしたうえで、空気の取り入れ口として利用しています。
BMW M4 DTM 2019
キドニーグリルの中央部はインタークーラー用のよう。外側も細かく用途を分けているように見えます。
BMW M4 DTM 2019
アウディRS 5 DTMです。
Audi RS 5 DTM 2019
やはり2018年仕様の場合、フロントグリルはふさがっています。
Audi RS 5 DTM 2018
大胆すぎる変わりようですね。ボンネットフードの開口面積もだいぶ増えています。
Audi RS 5 DTM 2019
NISSAN GT-R NISMO GT500の開口部割り振りを参考に、BMWとアウディの割り振りに想像を巡らせるのも一興かと……。
NISSAN GT-R NISMO GT500 2018
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BMWの2019年型DTM車両(2018年型との比較) [モータースポーツ]
BMWはスーパーGT GT500クラスと共有する「クラス1」レギュレーションに合致した2019年型車両、BMW M4 DTMの概要を発表しました。GT500は2020年からクラス1規定を導入します。
最大の変更点は、4.0L・V8自然吸気エンジン(P66)から、2.0L・直4直噴ターボ(P48)に切り替わること(2014年以降のGT500と同じ)。2018年仕様との比較写真から、2019年DTM車両の概要を見ていきましょう。
数値は公表されていませんが、新しい2.0L・直4直噴ターボ(P48)エンジンは、V8時代よりも少ない燃料消費で大きなパワーを発生すると説明しています(①)。ちなみに、V8時代は「500bhp以上」と発表されていました。
クラス1レギュレーションに対応したため、ナンバープレート(の台座)を付けなくてもよくなりました。その結果、冷却システムのための開口部を大きくすることができたと説明しています(②)。
ボンネットフード上の開口部は、インタークーラーの冷却もあって大きくなっています(③)。
30PSのパワーを上乗せする「プッシュ・トゥ・パス」機能が追加されました(④)。
(クリックで拡大)
リヤウイングは、2018年型よりも520mmワイドになったと説明しています(①)。現行GT500に合わせる格好と説明していますので、幅は1900mmでしょうか。2018年型は2枚翼でしたが、2019年は1枚翼。DRSは継続採用(ウイングを後ろに倒すタイプ)。
ディフューザーは2018年型に対して30mm低くなり、跳ね上げの起点は870mm後ろにずらされました(②)。ダウンフォースは減る方向。
リヤのウインドスクリーンには、室内ベンチレーション用の開口部が設けられました(③)。
最低重量は981kgとされました(ドライバーと燃料を除く)。2018年は1031kgだったので、50kg減です(④)。パワーウエイトレシオは1.6kg/hpと発表。逆算すると、613hp以上出ていることになります。最高速は300km/hに達すると説明。
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フロントスプリッターは90mm短くなりました(①)。ダウンフォースは低下する方向。前方への月田資料が減るので、BMWは「ホイール・トゥ・ホイールのバトルでのロバスト性が上がる」(接近戦でダメージを負う可能性が減る)と説明しています。
排気システムは完全新設計になり、テールパイプはV8時代よりも短くなって、ドアの中央部に出口があります(②)。V8時代に左右にあったテールパイプは、右サイドのみになりました。現行GT500と同じです。
(クリックで拡大)
安全性を向上する目的で、ドライバーの背後にファイヤーウォール(隔壁)が新設されました。その流れでルームミラーは廃止され、リヤビューカメラとディスプレイの組み合わせで後方を確認する仕組みに改められています(①)。
(クリックで拡大)
2018年型と2017年型を比較した記事はこちら↓
https://serakota.blog.so-net.ne.jp/2018-03-04
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最大の変更点は、4.0L・V8自然吸気エンジン(P66)から、2.0L・直4直噴ターボ(P48)に切り替わること(2014年以降のGT500と同じ)。2018年仕様との比較写真から、2019年DTM車両の概要を見ていきましょう。
数値は公表されていませんが、新しい2.0L・直4直噴ターボ(P48)エンジンは、V8時代よりも少ない燃料消費で大きなパワーを発生すると説明しています(①)。ちなみに、V8時代は「500bhp以上」と発表されていました。
クラス1レギュレーションに対応したため、ナンバープレート(の台座)を付けなくてもよくなりました。その結果、冷却システムのための開口部を大きくすることができたと説明しています(②)。
ボンネットフード上の開口部は、インタークーラーの冷却もあって大きくなっています(③)。
30PSのパワーを上乗せする「プッシュ・トゥ・パス」機能が追加されました(④)。
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リヤウイングは、2018年型よりも520mmワイドになったと説明しています(①)。現行GT500に合わせる格好と説明していますので、幅は1900mmでしょうか。2018年型は2枚翼でしたが、2019年は1枚翼。DRSは継続採用(ウイングを後ろに倒すタイプ)。
ディフューザーは2018年型に対して30mm低くなり、跳ね上げの起点は870mm後ろにずらされました(②)。ダウンフォースは減る方向。
リヤのウインドスクリーンには、室内ベンチレーション用の開口部が設けられました(③)。
最低重量は981kgとされました(ドライバーと燃料を除く)。2018年は1031kgだったので、50kg減です(④)。パワーウエイトレシオは1.6kg/hpと発表。逆算すると、613hp以上出ていることになります。最高速は300km/hに達すると説明。
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フロントスプリッターは90mm短くなりました(①)。ダウンフォースは低下する方向。前方への月田資料が減るので、BMWは「ホイール・トゥ・ホイールのバトルでのロバスト性が上がる」(接近戦でダメージを負う可能性が減る)と説明しています。
排気システムは完全新設計になり、テールパイプはV8時代よりも短くなって、ドアの中央部に出口があります(②)。V8時代に左右にあったテールパイプは、右サイドのみになりました。現行GT500と同じです。
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安全性を向上する目的で、ドライバーの背後にファイヤーウォール(隔壁)が新設されました。その流れでルームミラーは廃止され、リヤビューカメラとディスプレイの組み合わせで後方を確認する仕組みに改められています(①)。
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2018年型と2017年型を比較した記事はこちら↓
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『モータースポーツのテクノロジー 2018-2019』の自社広告 [モータースポーツ]
『MOTOR FAN illustrated - モーターファンイラストレーテッド - Vol.148 (モーターファン別冊)』をめくっていたら、『Motorsportのテクノロジー 2018 - 2019 [ モーターファンイラストレーテッド 特別編集 ] (モーターファン別冊)』の自社広告が出てきました。
『Motorsportのテクノロジー 2018 - 2019 [ モーターファンイラストレーテッド 特別編集 ] (モーターファン別冊)』の表紙と同じ題材で、ポルシェ919ハイブリッドが搭載する2.0L・V4直噴ターボエンジンのピストン/コンロロッド/クランクシャフトです。別カットを使用して構成。
これはこれで、というか、かなりカッコイイ。
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『Motorsportのテクノロジー 2018 - 2019 [ モーターファンイラストレーテッド 特別編集 ] (モーターファン別冊)』の表紙と同じ題材で、ポルシェ919ハイブリッドが搭載する2.0L・V4直噴ターボエンジンのピストン/コンロロッド/クランクシャフトです。別カットを使用して構成。
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ポルシェ919ハイブリッド・エボの「トップ5」 [モータースポーツ]
『ポルシェ・トップ5シリーズ』に、ニュルブルクリンク北コース最速タイムを叩き出したポルシェ919ハイブリッド・エボ(Porsche 919 Hybrid Evo)が登場しました。
エンジンカウルの下にあるメカニカルコンポーネント(リヤサスペンションが中心)が映像で確認できます(冒頭でチラッと映るエンジンがとっても気になります)。走行シーンもたっぷり。
車両の概要は『Motorsportのテクノロジー 2018 - 2019 [ モーターファンイラストレーテッド 特別編集 ] (モーターファン別冊)』に掲載しています(2013年のテスト車両から2017年仕様までの詳細な解説を含む)。
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エンジンカウルの下にあるメカニカルコンポーネント(リヤサスペンションが中心)が映像で確認できます(冒頭でチラッと映るエンジンがとっても気になります)。走行シーンもたっぷり。
車両の概要は『Motorsportのテクノロジー 2018 - 2019 [ モーターファンイラストレーテッド 特別編集 ] (モーターファン別冊)』に掲載しています(2013年のテスト車両から2017年仕様までの詳細な解説を含む)。
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【TAS2019】ブリヂストンとダンロップ [モータースポーツ]
西1にTOYO TIRE、西2に横浜ゴムがあり、西3はブリヂストンです。角地である地の利が利いているのか、ブースの角に展示してあったKeePer TOM'S LC500は人気の記念撮影スポットになっていました。
近くに展示してあったタイヤは展示車両のキーパーLC500が履いたものではなく、2018年GT500チャンピオンのRAYBRIG NSX-GTが使用したタイヤ(右側)。
ディスプレイが凝ってました。
中4に移動してダンロップです。ル・マン24時間をテーマにした展示でした。
1924年の第2回ル・マン24時間レースで優勝した車両と同型・同年に製造されたBentley 3 Litre Speedです。
タイヤも見ておかないと。
となりは最新のベントレー(もちろん、ダンロップ製タイヤを装着)。ミュルサンヌ・スピードの2019年モデルです。
反対側は、ダンロップを装着した最新のル・マンカー。第83回の2015年にLMP2カテゴリーで優勝したKCMGのオレカ05(展示車両は2016年仕様)。
ダンロップとル・マンとベントレーは、100年近い付き合いになることがわかります。
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近くに展示してあったタイヤは展示車両のキーパーLC500が履いたものではなく、2018年GT500チャンピオンのRAYBRIG NSX-GTが使用したタイヤ(右側)。
ディスプレイが凝ってました。
中4に移動してダンロップです。ル・マン24時間をテーマにした展示でした。
1924年の第2回ル・マン24時間レースで優勝した車両と同型・同年に製造されたBentley 3 Litre Speedです。
タイヤも見ておかないと。
となりは最新のベントレー(もちろん、ダンロップ製タイヤを装着)。ミュルサンヌ・スピードの2019年モデルです。
反対側は、ダンロップを装着した最新のル・マンカー。第83回の2015年にLMP2カテゴリーで優勝したKCMGのオレカ05(展示車両は2016年仕様)。
ダンロップとル・マンとベントレーは、100年近い付き合いになることがわかります。
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【TAS2019】SF19が展示してあった横浜ゴム [モータースポーツ]
横浜ゴムのブース(西2)も見どころたっぷりでした。
早くもカローラスポーツのレース仕様? なにこれ? と思いながら説明パネルを覗き込んでみたら、「ヨコハマタイヤがワンメイク供給しているWTCR(世界ツーリングカーレース)にカローラスポーツが参戦したら……」というコンセプトで製作したオリジナル車両だそう。
TOYOTA COROLLA SPORT-TCR改 ver.ADVANという車名。
スリックタイヤのADVAN A005(前後とも250/660R18サイズ)を装着。
ヨコハマタイヤがワンメイク供給しているカテゴリーの車両がもう1台。何かをイメージしたオリジナル製作ではなく実車で、SF14に替わって2019年シーズンからスーパーフォーミュラに投入されるSF19です。
SF14(2014年〜2018年)が装着したフロントタイヤのサイズは250/620R13でしたが、SF19では幅が広くなり、270/620R13になります。うまく使いこなす必要はありますが、接地面積が増えますので、速くなるポテンシャルを備えたことになります。
リヤは変わらず、360/620R13サイズ。ADVAN A005(ドライ)を装着。
本来ならタイヤをじっくり見るべきなのでしょうが、ハロ(頭部保護装置)に目が行ってしまいました。
取り付け部をじっくり見る機会はなかなかありませんし……。
時間の関係から、モータースポーツ関連ではない展示物は意図的にスルーしていたのですが、思わず立ち止まってしまったのがこちら。
ポルシェ356です。きれいですねぇ。もちろん、注目すべきはタイヤなのですが……。
「G.T SPECIAL」とは懐かしい響き。そして、懐かしいトレッドパターン。「クラシカルなトレッドパターンとサイドデザインを持つモデルを復刻開発した」と説明しています。
正式には「G.T SPECIAL CLASSIC Y350」という名称で、2019年春に発売予定だそう。356装着サイズは前後とも165/80R15 87H。
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早くもカローラスポーツのレース仕様? なにこれ? と思いながら説明パネルを覗き込んでみたら、「ヨコハマタイヤがワンメイク供給しているWTCR(世界ツーリングカーレース)にカローラスポーツが参戦したら……」というコンセプトで製作したオリジナル車両だそう。
TOYOTA COROLLA SPORT-TCR改 ver.ADVANという車名。
スリックタイヤのADVAN A005(前後とも250/660R18サイズ)を装着。
ヨコハマタイヤがワンメイク供給しているカテゴリーの車両がもう1台。何かをイメージしたオリジナル製作ではなく実車で、SF14に替わって2019年シーズンからスーパーフォーミュラに投入されるSF19です。
SF14(2014年〜2018年)が装着したフロントタイヤのサイズは250/620R13でしたが、SF19では幅が広くなり、270/620R13になります。うまく使いこなす必要はありますが、接地面積が増えますので、速くなるポテンシャルを備えたことになります。
リヤは変わらず、360/620R13サイズ。ADVAN A005(ドライ)を装着。
本来ならタイヤをじっくり見るべきなのでしょうが、ハロ(頭部保護装置)に目が行ってしまいました。
取り付け部をじっくり見る機会はなかなかありませんし……。
時間の関係から、モータースポーツ関連ではない展示物は意図的にスルーしていたのですが、思わず立ち止まってしまったのがこちら。
ポルシェ356です。きれいですねぇ。もちろん、注目すべきはタイヤなのですが……。
「G.T SPECIAL」とは懐かしい響き。そして、懐かしいトレッドパターン。「クラシカルなトレッドパターンとサイドデザインを持つモデルを復刻開発した」と説明しています。
正式には「G.T SPECIAL CLASSIC Y350」という名称で、2019年春に発売予定だそう。356装着サイズは前後とも165/80R15 87H。
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【TAS2019】フォードGTのエンジンを積んだピックアップトラック [クルマ]
タイヤメーカーのブース、おもしろいですね。こちらはTOYO TIRE(西1)のブース。説明パネルに書いてある、ある記述を目にしなかったら素通りしていたかもしれません。
ケン・ブロック(Ken Block)がプロデュースしたピックアップトラックで、1977年のフォードF-150がベース。車名は「1977 F-150 Hoonitruck」。
ボンネットフード先端などにある「HOONIGAN(フーニガン)」は、ケン・ブロックのブランド。
立ち止まった理由は、2016年からWEC(FIA世界耐久選手権)のLMGTE Proクラスに参戦するフォードGTの3.5L・V6ターボエンジンを搭載しているから。
2016年のル・マン24時間レースでデビューウィン(クラス優勝)を果たしたフォードGTはこちら(2018年仕様)↓
フォードGTと3.5L・V6ターボエンジンについては、『ル・マン WECのテクノロジー 2016 (モーターファン別冊)』で詳しく解説しています。
規則で定められているので、フォードGTは出力を規制するための吸気リストリクターを装着していますが(ゆえに最高出力は500ps前後)、ケン・ブロックのF-150が吸気リストリクターを装着していないことは、ボンネットフードから飛び出したターボチャージャーを見れば一目瞭然。912hpの最高出力を発生するそう。
走行風をダイレクトにコンプレッサーに取り込んでいます(ワイルド!)。
荷台になっていない荷台(路面が透けています)。
やる気満々なコックピット。
PROXES STIII(プロクセス・エスティースリー・日本未発売)を装着。タイヤサイズは前後とも315/35R20。
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ケン・ブロック(Ken Block)がプロデュースしたピックアップトラックで、1977年のフォードF-150がベース。車名は「1977 F-150 Hoonitruck」。
ボンネットフード先端などにある「HOONIGAN(フーニガン)」は、ケン・ブロックのブランド。
立ち止まった理由は、2016年からWEC(FIA世界耐久選手権)のLMGTE Proクラスに参戦するフォードGTの3.5L・V6ターボエンジンを搭載しているから。
2016年のル・マン24時間レースでデビューウィン(クラス優勝)を果たしたフォードGTはこちら(2018年仕様)↓
フォードGTと3.5L・V6ターボエンジンについては、『ル・マン WECのテクノロジー 2016 (モーターファン別冊)』で詳しく解説しています。
規則で定められているので、フォードGTは出力を規制するための吸気リストリクターを装着していますが(ゆえに最高出力は500ps前後)、ケン・ブロックのF-150が吸気リストリクターを装着していないことは、ボンネットフードから飛び出したターボチャージャーを見れば一目瞭然。912hpの最高出力を発生するそう。
走行風をダイレクトにコンプレッサーに取り込んでいます(ワイルド!)。
荷台になっていない荷台(路面が透けています)。
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【TAS2019】大混雑だったマツダ・ブース [クルマ]
「東京オートサロン2019」に行ってきました。「モータースポーツ」をキーワードにしたブース巡りの記事は「モーターファン(https://motor-fan.jp)」で公開しています。
公開された記事については、世良耕太のTwitter(@serakota)やFacebook(https://www.facebook.com/serakota/)でも随時お知らせしています。
ここでは番外編(?)をお知らせすることにします。
東京オートサロン2019での目当てのひとつは、マツダのブース(西1)で「マツダ3」を見ることでした。しかし、東8から歩き始めたのが悪かったのか、たどり着いたのはお昼ごろ。
ステージ上は落ち着き払っているように見えますが……
展示スペースは大混雑です。仕方なく、遠巻きに眺めます(涙)。
新色のポリメタルグレーが「最高」なのは確認できました。リヤランプのグラフィックもいいですね。
ステージにあるマツダ3を遠くから眺めて寂しさを紛らわせます。
いじけてブースの隅に行ったら、いいモノを見つけました。
1991年のル・マン24時間レース優勝車、マツダ787Bが搭載したR26B(4ローター・ロータリーエンジン)の6分の1スケールモデルです。
R26Bに並んで787Bと、IMSA DPiクラスに参戦するRT24-Pの43分の1スケールモデル(2018年仕様)が展示してありました。
物欲そそりますねぇ。
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ここでは番外編(?)をお知らせすることにします。
東京オートサロン2019での目当てのひとつは、マツダのブース(西1)で「マツダ3」を見ることでした。しかし、東8から歩き始めたのが悪かったのか、たどり着いたのはお昼ごろ。
ステージ上は落ち着き払っているように見えますが……
展示スペースは大混雑です。仕方なく、遠巻きに眺めます(涙)。
新色のポリメタルグレーが「最高」なのは確認できました。リヤランプのグラフィックもいいですね。
ステージにあるマツダ3を遠くから眺めて寂しさを紛らわせます。
いじけてブースの隅に行ったら、いいモノを見つけました。
1991年のル・マン24時間レース優勝車、マツダ787Bが搭載したR26B(4ローター・ロータリーエンジン)の6分の1スケールモデルです。
R26Bに並んで787Bと、IMSA DPiクラスに参戦するRT24-Pの43分の1スケールモデル(2018年仕様)が展示してありました。
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