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【TAS2019】フォードGTのエンジンを積んだピックアップトラック [クルマ]

タイヤメーカーのブース、おもしろいですね。こちらはTOYO TIRE(西1)のブース。説明パネルに書いてある、ある記述を目にしなかったら素通りしていたかもしれません。

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ケン・ブロック(Ken Block)がプロデュースしたピックアップトラックで、1977年のフォードF-150がベース。車名は「1977 F-150 Hoonitruck」。

ボンネットフード先端などにある「HOONIGAN(フーニガン)」は、ケン・ブロックのブランド。

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立ち止まった理由は、2016年からWEC(FIA世界耐久選手権)のLMGTE Proクラスに参戦するフォードGTの3.5L・V6ターボエンジンを搭載しているから。

2016年のル・マン24時間レースでデビューウィン(クラス優勝)を果たしたフォードGTはこちら(2018年仕様)↓

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フォードGTと3.5L・V6ターボエンジンについては、『ル・マン WECのテクノロジー 2016 (モーターファン別冊)』で詳しく解説しています。

規則で定められているので、フォードGTは出力を規制するための吸気リストリクターを装着していますが(ゆえに最高出力は500ps前後)、ケン・ブロックのF-150が吸気リストリクターを装着していないことは、ボンネットフードから飛び出したターボチャージャーを見れば一目瞭然。912hpの最高出力を発生するそう。

走行風をダイレクトにコンプレッサーに取り込んでいます(ワイルド!)。

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荷台になっていない荷台(路面が透けています)。

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やる気満々なコックピット。

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PROXES STIII(プロクセス・エスティースリー・日本未発売)を装着。タイヤサイズは前後とも315/35R20。

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