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DTMのDRS(ドラッグ削減システム) [モータースポーツ]

2014年のSUPER GT GT500車両はDTMと共通項の多い技術規則に従って設計されることは4日前のエントリーでお知らせしました↓

http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2013-08-17

こちらが本家の例。アウディRS5 DTMです。

Audi_RS5_DTM.jpg

DTMは2013年からDRS(ドラッグ削減システム)を導入しました。狙いはF1と同じで、ドラッグを減らして最高速を伸ばし、追い越しの機会を演出することです。鈴鹿サーキットで公開された2014年のGT500車両は、3車ともDRSレス仕様でしたが、「JAFの指定するドラッグ抑制システム(DRS)を使用することができる」と、技術規則では定めています。

ちなみに、本家DTMのシステムはこんな感じ。ステーに仕込んだアクチュエーターでロッドを動かし、ウイングを傾けます。

DTM_DRS.jpg

DRS OFF
DTM_DRS_off.jpg

DRS ON
DTM_DRS_on.jpg

F1とちがってDTM/GT500のリヤウィングは1枚翼なので、2枚翼のF1のようにフラップを開いてドラッグを減らすことはできません。なので、ウィング全体を後ろに15度傾かせます。レース中、1周に1回使用可能。ボタン操作でオンオフを行います。車速の向上代は約7km/hだそう。

アングル違い↓

DRS OFF
DTM_DRS_off2.jpg

DRS ON
DTM_DRS_on2.jpg

はて、GT500も同様のシステムなのでしょうか。

http://www.facebook.com/serakota

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