マクラーレンP1@ジュネーブモーターショー [クルマ]
プレゼンテーションにはセルジオ・ペレス選手も登場しましたが、まだマクラーレンのドライバーというイメージが希薄ですね(実戦経験まだなので当然といえば当然ですが)。
ところでP1、広い会場で眺めたせいかもしれませんが、写真から想像していたよりずっと低く、タイトな感じです。室内は想像どおりのストイックさ。MP4-12Cはカーボン(というよりCFRP)の主張が控えめですが、P1は主張しまくりです。乗員をできるだけセンターに座らせようとする思想はそのまま(ゆえにセンターコンソールが細い)。
ボンネットにダクトがあります。
SUPER GTやFIA GT車両などでは一般的な設計で、熱交換機用の冷却エアを排出するアウトレットです。エンジンルームに余計な空気を入れてリフトを発生させないのがこのレイアウトの狙いですが、P1はエンジンを車両ミッドに搭載しているので、流れを分けるというより独立した設計。前から入れた空気を上から抜いたほうが効率的なのでしょう。
アウトレットを上から覗くと電動ファンが見えますが、こんなところにもしっかり「McLaren」のロゴ(矢印)。
曙ブレーキ工業製のブレーキディスクがあまりにも鏡面のようなので、「これはダミー?」と疑問に思っていました。
いえいえ、本物です。新型のカーボンセラミックディスクで、放熱性に優れているためMP4-12Cのカーボンセラミックよりエネルギーの吸収量が50%多いそう。非常に硬い炭化ケイ素(SiC)を含浸させているがゆえ、鏡のような質感に仕上がるのだとか。従来のカーボンセラミックに比べて作動温度レンジが広いのも特徴。
モノブロックキャリパーやパッドもakebono製。
どんなフィーリングなのか気になるところですが、「性能が見える」のはP1のような製品の場合、とても重要ですね。
http://www.facebook.com/serakota
ところでP1、広い会場で眺めたせいかもしれませんが、写真から想像していたよりずっと低く、タイトな感じです。室内は想像どおりのストイックさ。MP4-12Cはカーボン(というよりCFRP)の主張が控えめですが、P1は主張しまくりです。乗員をできるだけセンターに座らせようとする思想はそのまま(ゆえにセンターコンソールが細い)。
ボンネットにダクトがあります。
SUPER GTやFIA GT車両などでは一般的な設計で、熱交換機用の冷却エアを排出するアウトレットです。エンジンルームに余計な空気を入れてリフトを発生させないのがこのレイアウトの狙いですが、P1はエンジンを車両ミッドに搭載しているので、流れを分けるというより独立した設計。前から入れた空気を上から抜いたほうが効率的なのでしょう。
アウトレットを上から覗くと電動ファンが見えますが、こんなところにもしっかり「McLaren」のロゴ(矢印)。
曙ブレーキ工業製のブレーキディスクがあまりにも鏡面のようなので、「これはダミー?」と疑問に思っていました。
いえいえ、本物です。新型のカーボンセラミックディスクで、放熱性に優れているためMP4-12Cのカーボンセラミックよりエネルギーの吸収量が50%多いそう。非常に硬い炭化ケイ素(SiC)を含浸させているがゆえ、鏡のような質感に仕上がるのだとか。従来のカーボンセラミックに比べて作動温度レンジが広いのも特徴。
モノブロックキャリパーやパッドもakebono製。
どんなフィーリングなのか気になるところですが、「性能が見える」のはP1のような製品の場合、とても重要ですね。
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