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アウディR18系の3.7L・V6ディーゼル [モータースポーツ]

ハイブリッドの構成や制御も気になりますが、エンジンも気になりますね。2006年に登場したR10は5.5L・V12ディーゼルでしたが、2009年のR15では排気量はそのままにV10に切り替えました。2011年に投入したR18から3.7L・V6ディーゼルを搭載。排気量は約33%減です。

V10TDIの最高出力/最大トルクが404kW(550hp)/1050Nm以上だったのに対し、V6は375kW(510hp)/850Nm以上を発生。リッターあたり出力は38%も向上させています。

audi_v6engine.jpg
(写真:Audi Motorsport)

バンク角60度にして外側に1基ずつのターボチャージャーを配置する考え方もあったでしょうが、アウディはバンク角120度の「セントラルモノターボ」を採用。可変容量ターボはギャレット製。最大過給圧は2.8bar(規定)。V12時代の燃料噴射圧は1600barでしたが、V6は2600bar以上だそう。小さな体格で大きな出力を絞り出しているってことは熱も相当なものでしょうから、その対策にも念が入っていることでしょう。

audi_r18ultra.jpg
(写真:Audi Motorsport)

過去エントリー↓
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