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スバル『ボクサー・スポーツカー・アーキテクチャー』 [クルマ]

3月のジュネーブショーで公開されたBOXER Sports Car Architectureを、別の機会に見学しておりました。

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4月の『人とくるまのテクノロジー展2011』でも展示されていましたね。混雑していたので、近づくだけで精一杯。こういう展示物は近づくだけでなく、ちょっと離れて観察したいですね。贅沢言えませんが……。

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ボクサー・スポーツカー・アーキテクチャーは、トヨタが企画・デザイン、スバル(富士重工)が開発・製造を受け持ちます。デザインの方向性を示す『FT-86 II concept』は4月のオート上海に展示してありました。AE86と並んで。

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個人的には、アーキテクチャーを包み込むだけが役割の、プレーンなシルエットも好みだったりします。

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(写真:SUBARU)

エンジン搭載位置の低さがわかります。前車軸を駆動する必要がないので、搭載位置を後ろにできます(スバルの説明によると「従来のスバル車に対し」240mm後方で、120mm下方)。

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展示車両では示されていませんが、ステアリングラックの位置や排気系のレイアウトなんかも気になります。エンジンは新世代のFB型をベースにトヨタのD-4S(直噴とポート噴射を併用)を転用するそう。

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高性能スポーツカーに乗ると、運転操作に対する判断の甘さをクルマに助けてもらっているのを自覚することがあります。「止まってくれるだろう」「曲がってくれるだろう」と甘えてしまうわけです。それが安心感につながるし、楽しく感じられることもありますが、同時に自分の未熟さを自覚することにもなり、なんとも複雑な気分になります。

ボクサー・スポーツカー・アーキテクチャーで構築されたクルマは、スーパー速くなくていいので、「操っている感」が素直に味わえるといいですね。

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12月の東京モーターショーで量産仕様を公開、2012年春の発売予定です。

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