レストアされたマツダ787B

もう20年経つのですね。マツダがル・マン24時間レースで優勝したのが1991年。「ル・マン」の主催者であるACOから招待を受けて、今年のル・マン開催前に優勝マシンである787Bのデモンストレーション走行を行うことになったそう。そこで、マツダミュージアム（広島県安芸郡府中町：マツダ本社内）に展示・保管してあった優勝マシンの修復整備に取りかかったそうです（写真はすべてMazda）。

美祢自動車試験場で走行確認をする787Bです。ブレーキはカーボン製ディスクからスチール製に置き換えられています。



修復整備中の787Bです。ケーブルワイヤーをモーター駆動することで無段階のリニアな制御を実現した、可変吸気管長システムが見えます。




モノコックとベルハウジングに挟まれた（ストレスマウントではない）4ローターのR26Bエンジンが見えます。



プラグコードは12本。なぜなら1気筒あたりプラグが3本ついているから。4Lの「L」はリーディングプラグ、4Tの「T」はトレーリングプラグで、3FTの「FT」はファー・トレーリング。つまり、最後方に追加された3本目のプラグ用。



レストア風景



テスト走行風景

コメント 3

もう２０年ですか〜。
あの時の興奮を思い出します。


by てんちん (2011-06-02 16:47) 

復活しましたねー。
ルマンでのデモランが楽しみです。
by KEO (2011-06-02 22:25) 

懐かしいです。楽しみです。
急にロータリーに乗りたい気分になってきました。あの音とフィーリングが懐かしい……って、まだ現役ですね、RX-8。
by 世良耕太 (2011-06-02 22:47)