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紀尾井町プチ散歩 [東京風景]

どこの山の中だ? と思われるかもしれませんが、外堀の土手です。緑陰が涼しいとは限らないのですね。

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その外堀、四谷〜紀尾井町近辺は埋め立てられてたたえるべき水はなく、上智大学のグラウンド(だけど都有地)になっていますが。

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緑の向こうに見える迎賓館(1909年/片山東熊)がいい風情。

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いい風情といえばホテルニューオータニ(1964年)もそう。格子部分の渋い色合いとガラスのツヤがいいムードを醸し出しています。

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尾張名古屋藩徳川家屋敷跡。紀尾井町の「尾」の部分です。

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夏の風物詩? [東京風景]

信号待ちしているときにふと目に入った看板なのですが、「かき」って「牡蠣?」と頭の中に?がたくさん浮かび上がりました。

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信号待ちに渋滞が加わったのを幸いに看板とにらめっこ。どうやら、蛇口の絵の左上に点が打ってあるのがヒントかと思われ……。

それらしいものを売っている気配もなく……。

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自由学園明日館 [東京風景]

自由学園明日館(1921年/F・L・ライト+遠藤新)です。池袋駅西口から歩いてほんの5〜6分、細街路に迷い込むようにして歩くと(地図持ち歩いても迷うかも)、忽然として目の前に表れます。まさに別世界。当たり前ですが、ライト・モチーフのオンパレード。

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その手の本などを見ると、上の写真の「明日館」がドンと掲載されていることが多いのですが、幅4mほどの道路を挟んだ反対側にある、「講堂」も見物です。

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プレーリースタイルを堪能しながらラウンジホールでお茶したかったのですが、時間がなかったので通過……(涙)。
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練馬区役所の窓から [東京風景]

練馬区(東京です)の住民というわけではないのですが、練馬区役所(1996年/94m)の20階にある展望台にのぼってみました(もちろん、エレベーターで)。

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区役所から西方向の景色です。右側に見えるのは、いすゞの販売店跡地に立つ高層集合住宅(29階建て)です。高層階に住んでいる人たちは毎日こういう景色を眺めているのですねぇ。

お次は防衛庁跡地に立つ東京ミッドタウンのミッドタウンタワー(2007年/248m)、45〜53階に入居するザ・リッツ・カールトン東京の一室から六本木ヒルズ森タワー(2003年/238m)を眺めたものです。

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見比べたら何か感じるかなぁと思ったのですが、「高いなぁ」ということくらいで……。個人的にはこの高さ、「日常」ではなく「非日常」が性に合っているような気がします。
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いかにも東京的? 建築風景 [東京風景]

めずらしく1ヵ月に2回も結婚式にお呼ばれしました。今回は東京・表参道。ほほぉ、今どきの若者(でもなかったが)はこういうところで式を挙げるのかぁ、と見上げずにはいられなかった立派な大聖堂風建築です。

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周囲を見渡すとカメラをぶら下げた建築散策中な外国人旅行者の姿もチラホラ。近くにトッズ表参道(2004年/伊東豊雄)がある影響でしょうか。雑多な建物が並ぶ表参道路地裏空間とのミスマッチな感じが、何とも東京的でいいですねぇ。

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日比谷〜丸の内建築散歩 [東京風景]

日比谷公園を出た目の前が三信ビル跡地だったので、立ち寄ってみました。「日比谷パティオ」という広場になっています。手前のコンテナはトイレ。2年間の期間限定運用だそう。

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三菱一号館(1894年)が姿を現したというニュースを目にしていたので、有楽町まで足を伸ばしました。明治(手前の建物)と平成(奥の高層ビル=丸の内パークビルディング)が1ブロック内に同居しています。

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解体時(1968年)の保管部材を使用するなどして忠実に復元したそうなのですが、きっちりしすぎていてムードに欠けるきらいがあります。何年か佇んでいると味が出てくるのでしょう。

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三菱一号館美術館としてのオープンは2010年4月。丸の内パークビルディング(34階/170m)との間には広場ができる予定。写真は工事中の低層棟。

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新橋〜日比谷建築散歩 [東京風景]

次の打ち合わせまで時間があったので、新橋から丸の内まで歩きました。まずは建物金具の堀商店(1932年)。スクラッチタイル+角アールが目を引きます。

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内幸町まで歩くと大阪ビル1号館(1927年/渡辺節)の跡地に立つ日比谷ダイビル(「ダイビル」は「大阪ビル」の略か)に出くわします。大阪ビル1号館時代に軒回りを飾っていたテラコッタの動物面や鬼面(128面あったらしい)の一部が歩道に顔を出していて、好きな空間のひとつ。昔は見上げなければ見られなかったものが近くで見られるのを喜ぶべきか……。

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素通りしようと思ったのですが、日比谷公会堂・市政会館(1929年/佐藤功一)に引かれて寄ってしまいました。スクラッチタイルとゴシック的な外観の組み合わせはインパクト大ですから。

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ちょうど昼時で、近隣にお勤めの方々が思い思いにランチをとっていました。この広場にくると、『四つの恋の物語』(1966年)で次女の十朱幸子に藤竜也が詫びを入れる場面(あらすじ書かないと何のことだか分からないですよね)を思い出します。この映画、三女の吉永小百合を見初めた関口宏が2代目シボレー・コルベットで船橋サーキットを走る場面も必見。

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昭和なムードたっぷりの売店がいいですねぇ。

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幾何学な門柱の数々も見応えがあります。日比谷濠側の門柱には「明治三十五年」の文字が彫ってありました。

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その近くにあるのが、旧・日比谷公園事務所(1910年)。現在は結婚式会場などに貸し出されています。ドイツのバンガロー風で、なかなか素敵な風情。出窓の感じがいいなぁ。

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日比谷見附跡を眺めつつ、有楽門から外へ。ザ・ペニンシュラ東京がチラッと見えます。

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見上げてごらん、高層ビルを [東京風景]

新宿西口を通過したので、モード学園コクーンタワー(2008年/203.65m/丹下都市建築設計)の足元まで行ってみました。高いところは苦手ですが、下から見上げるのは好きです。うーん、未来を感じますねぇ。入居している書店も居心地いいです。

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2年前はまだこんな状態だったのに……。

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ついでに東京都庁舎(1990年/243.4m/丹下健三)も見上げてみました。

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池袋に行ってサンシャイン60(1978年/239.7m/三菱地所)を眺めると、平板なデザインに時代を感じます。てっぺんははるか彼方ですが。

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記憶はあやふやだったのですが、やはり見上げていました。ペトロナス・ツインタワー(1998年/452m/シーザー・ペリ&アソシエーツ)。横倒しにしててっぺんまで歩いても5分はかかりそうですね。

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四谷界隈(本塩町) [東京風景]

四谷です(JRの駅名では「四ッ谷」です)。近ごろ、新宿区本塩町界隈をふらつくことが多く、乗降回数が増えています。この日は勢い余って麹町から歩きました。

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いつもは広幅員道路を通って目的地と駅を往復するだけなのですが、細街路の誘惑には勝てず、吸い込まれました。駅前の整然とした街並みとはかけ離れた路地風景があちこちに残っています。

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本塩町には珠玉の作品もあって、下の写真は、あの前川建築設計事務所が入居するビル(もちろん前川國男設計。1954年)。モダニズムのニオイがぷんぷん、と感じるのは先入観ゆえか。ここだけ日本じゃないみたい。

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すぐ近くには日本初(?)の“民間”分譲集合住宅、四谷コーポラス(1956年)があります。半世紀前の四谷、を感じながらの散歩でした。

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港区立イタリア公園 [東京風景]

新橋からゆりかもめに乗って汐留駅をすぎるとすぐ、左手眼下にシンメトリーな緑地が見えてきます。ずっと気になっていたのですが、思わず実地に確かめる機会を得ました。

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港区立イタリア公園(東新橋1)でした。ローマ神殿を思わせる大理石の列柱と彫像の数々を間近に望みましたが、本場のそれをだいぶスケールダウンしたようで、感激はいまひとつ……。

汐留の再開発エリア、いつの間にか浜松町までつながっていたんですねぇ。
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