SSブログ

ダイハツ・アトレーの縦置き&横倒しエンジンとCVT [クルマ]

FRレイアウト軽商用車のダイハツ・アトレーを少し観察する機会があったので、報告いたします。

IMG_9278.jpg

エンジンはボンネットフードの下ではなく、前席の下にあります。

留め具を外してシートを持ち上げると、エンジンが見えます。

直列3気筒ターボエンジン(KF型)を横倒しにして搭載。ウインドシールド側から見下ろした場合、右側(車両左側)にシリンダーヘッド、左側にクランクシャフトが位置します。

上面(車室側)が吸気、下面(路面側)が排気です。

IMG_9262.jpg

空冷式インタークーラーはこの位置にあります。

IMG_9225.jpg

左側センターピラーの下から床下を覗き込むと、コンプレッサーとタービン、触媒がよく見えます。

風通しが良さそうです。

触媒がタービンのすぐ後ろにあるのもわかります。

IMG_9241.jpg

右側センターピラーの下から床下を覗き込むと、スターターが見えます。

CVTの軸の配置を工夫することで、スターターの配置スペースを生み出しています。

IMG_9256.jpg

後ろから覗き込んだ様子です。

左下がりの楕円形状とすることで、CVTの全高を抑えています。

IMG_9216.jpg

縦置きCVTの詳しい解説は、『Motor Fan illustrated Vol.186』でご確認ください。



Motor Fan illustrated最新号(Vol.198)では、『博士のエンジン手帖』で縦置きCVTについて考察しています。



https://www.facebook.com/serakota/

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車