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【続報】インディカーのエンジンを積んだホンダCR-V [モータースポーツ]

インディカーのパワートレーンとリヤサスペンションまわりに、NSX GT3 Evoのフロントサスペンションまわり、それに量産CR-Vのアッパーボディを組み合わせたのが、CR-Vハイブリッド・レーサーです。

コードネームはビースト(Beast:けだもの)。

車両ミッドに搭載する2.2L・V6ターボエンジンは800馬力を発生。

03 Honda CR-V Hybrid Racer Project.jpg

公開された関連動画から、”ビースト”の詳細が明らかになったのでお伝えしておきます。

まず、ベースとなったCR-Vを見ておきましょう。

2023 Honda CR-V
07 2023 Honda CR-V Sport Touring.jpg

こちらがビースト。

シルエットはベース車そのまんまですね。

Honda CR-V Hybrid Racer - “Beast”
03 HPD Honda CR-V Hybrid Racer.jpg

そしてこちらが、NSX GT3 Evoです。

Acura NSX GT3 Evo22
NSX_GT3_Pebble_2021.0.jpg

下は製作過程の状態ですが、量産品を転用したボンネットフードはスチール、フェンダーフレアはカーボン(CFRP)なのが、色味の違いから伝わってきます。

08 Honda CR-V Hybrid Racer Project.jpg

ボディには、転戦するインディカー・シリーズのコース図があしらわれています。

インディアナポリス・モータースピードウェイの例。

12 HPD Honda CR-V Hybrid Racer.jpg

エンジン〜ベルハウジング〜トランスミッションの上部に置かれてるボックスにスーパーキャパシタが収まっています。

ボックスにつながっている蛇腹状ホースは冷却ダクト。

ロゴにあるようにスケルトン(skeleton)製。生産拠点はドイツ。

http://www.skeletontech.com

SkelModの製品名を持つモジュール(円筒形セルを複数個パック)を複数個搭載しています。

38 HPD Honda CR-V Hybrid Racer_2.jpg

ディフューザーも本格的です。

01 Honda CR-V Hybrid Racer Project.jpg

奥に、ギヤボックスの後端に取り付けられたエンペル・システムズ(Empel)製のモーター/ジェネレーター・ユニット(MGU)が覗いています。

出力は45kWだそう。

エンペルの本拠はイギリス・ミルトンキーンズ。

https://empelsystems.com

創設者たちの経歴には、ロータス・エンジニアリングやマーレ、コスワース、リカルドなどの名前が並んでいます。

01 Honda CR-V Hybrid Racer Project_2.jpg

動画、情報量豊富です。





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