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【WEC】2023年シーズン開幕戦セブリングのBoP(性能調整) [モータースポーツ]

WECの2023年シーズンがいよいよ「セブリング1000マイル」(現地3月17日決勝)で開幕します。

昨年までのトヨタ、プジョー、グリッケンハウスに加え、フェラーリ、ヴァンウォールがWECハイパーカー車両で加わり、キャデラック、ポルシェのIMSA LMDh(GTP)陣営が参戦します。

7マニュファクチャラー13台がエントリーしています。

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開幕戦のBoP(性能調整)は下の表のとおりです。

WEC_Rd1_BoP.jpg
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プライベーターのLMHノンハイブリッド勢は車両重量と給油時間で優遇されています。

LMDhがリヤにモーター(最高出力30-50kW)を搭載するのに対し、LMHハイブリッドはフロントに搭載(最高出力200kW)。

表にある最高出力はエンジン+モーターのシステム最高出力です。LMHのみ、フロントに搭載するモーターのデプロイ開始速度が規定されます。表示の数字より下の速度域ではモーターアシストを行うことができません。

最大スティントエナジー(≒スティントあたりに使用可能な燃料の量)は、最高出力やエンジンの熱効率などとと合わせて勘案し、スティントあたりの周回数が同等になるよう設定しているのでしょうか。

給油時間のハンディはLMHハイブリッド勢に対して重く設定されています。

↓は今季WECのイントロ映像。



どんな展開が繰り広げられるのか、楽しみです。

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