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BMW M4 DTMのサーマルイメージ [モータースポーツ]

連日暑いので、暑さついでにBMW M4 DTMのサーマル画像を見てみましょう。「車両のどのエリアが何度に達するかを知ることは、パフォーマンスを最大限引き出すうえで重要」とBMWは説明しています。

ピットストップの様子です。カーボンブレーキは最大800℃、タイヤウォーマーにくるまれたタイヤは、ピットストップでの装着時に80〜100℃の範囲に暖まっているそう。

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フロントバンパーの奥で赤くなっているのはラジエター。

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ボンネットフード後方とフロントガラス、サイドガラスの温度が高いことがわかります。ラジエターを通過し、熱交換をした熱気が吹きつけているからですね。ずいぶん熱の影響があることが伝わってきます。

排気管の出口がリヤフェンダーの前方にあるので、ここも赤くなっています。

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丸囲みしたエリアが温度の高いところ。

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空気の流れはこんなふう。こちらは、赤いエリアは圧力が高いことを意味します。

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ピットストップの様子を追った動画です。排気の吹き出しがおもしろい。



こちらは、走行後の車両がガレージに戻ってきたときの様子。ドアがまず、熱を持っています。

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SUPER GTのようにエアコンを装備していないので、コクピットの温度は最大60℃に達するそう。サイドシルに排気管が通っているため、エライ状態になっていますね。

DTM_BMW_thermo5.jpg

ドライバーの体はいい具合(?)に温まっています。お気の毒です。

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