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シトロエンC4 [クルマ]

日本で買えるシトロエンのラインアップは、C3、DS3、C4、C4ピカソ、C5がありますが、搭載するエンジンはすべて1.6L・直4です。これでBセグメントからDセグメントまでをカバー。素晴らしい割り切りです。大柄なC5には役不足かというと、そんなことはありません。

http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2010-12-29

6月7日に発表された新型のC4が、7月1日から発売されます。

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エンジンは1.6L・直4自然吸気(88kW/160Nm)とツインスクロールターボ(115kW/6000rpm、240Nm/1400-3500rpm)。ターボの方は、C5と同一スペックですね。エンジンルーム内のレイアウトも相似形。

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組み合わせるトランスミッションはC5とC4とでは異なり、C5が6速ATなのに対し、C4は6速AMT。変速フィールは6速ATの方が好みです。とくに低速段での変速時には、AMTに特有の減速感が強く顔を出します。これが気になるか、そうでないかによって、受け入れられるかそうでないかの分かれ目になるでしょう。ただし、学習機能がついているので、新車購入後数百kmを走行すると、変速制御が自分好みのマイルドな特性になる可能性はあります(乗り方によりけりです)。

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自然吸気でも動力性能的には十分です。「もう少し欲しいな」と思うシーンがなきにしもあらずですが、「足りない」と感じるシーンはなさそう。「4速」であることが不安要素になりそうですが、心配無用です。確かに6速7速を積んだクルマに比べると、高速走行時のエンジン回転数は高め。でも、騒々しくありませんし(むしろ、いい音)、燃費面でハンデを負っているとも思えませんでした(短時間・短距離の試乗でしたが)。エンジンが低回転域から必要な力を出しているので、トランスミッションが4段であっても、効率良くギヤ段を振り分けることができているのでしょう。

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内装の質感、価格に見合っています。乗り味、シトロエンです。ハイドロニューマチックではないものの、「らしい」ゆったりしなやかな身のこなし。前後ドアの閉まる感じもやはりシトロエンらしく軽いのですが、手応えのない薄っぺらな軽さではなく、桐たんすの引き出しを押し込んだときのような、気持ちいい軽さ。

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時代は移り、技術は進歩しても、「らしさ」を受け継いでいるのはさすがですね。

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