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サッポロビール博物館 [ビアライゼ]

たまたま横を通りがかったので、Uターンしました。レンガ造の圧倒的なスケール(幅84m)が強烈な磁力を放っています。サッポロビール、というより、開拓使麦酒醸造所の雰囲気がたっぷり漂っています。

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元々は札幌製糖会社の工場として1890年に建設されたもので、1903年にサッポロビール(札幌麦酒株式会社)が買収。製麦工場として1965年まで利用されていたそう。博物館としての開館は1987年。2004年にリニューアルして現在に至っていることを知りました。残ってくれていることに感謝。開拓の歴史と異国情緒に浸れます。

一部、塞ぎ窓(2階左から2つめ)になっているところなんか、想像力をかき立てられます。

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トラス構造の底辺がアーチを描いているせいか、優しい印象を受けます。奥に見えるのは麦汁を煮沸するための釜。

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ビール瓶、缶のコレクションは必見。1965年(スチール製)〜1979年(アルミ製)の缶詰です。缶の素材、構造に歴史ありですね。こんなのあったなぁ、と思わせるものや……。

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こんなビールあったんだと思わせるものまで、まったく飽きることがありません。ヴァイツェン、出していたんですね(商品名「ワイツェン」。1985年発売)。復活望む。

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ポスターのコレクションです。これまた歴史あり。星のマークなのに「ニッポンビール」ブランドの広告なので、1956年以前の作品であることが分かります(日本麦酒は元来「ヱビス」ブランド。このあたり、紆余曲折あって複雑ですよね。何度おさらいしてもすぐ忘れます)。それより、北原三枝です。

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ミュージアムバーにはこの手の施設にお決まりの「飲み比べセット」(黒ラベル/ヱビス・ザ・ブラック/開拓使麦酒。400円)があったのですが、クルマでの訪問だったので、恨めしい目つきで眺めるだけに留めました。キャラメルで我慢(ヨソの売店で購入)。

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