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【LMH】トヨタGR010ハイブリッドの新旧比較 [モータースポーツ]

TOYOTA GAZOO Racing(TGR)はWEC(FIA世界耐久選手権)の2023年シーズンを迎えるにあたり、ル・マン・ハイパーカークラス(LMH)に投入するGR010ハイブリッドの改良型を発表しました。

TGR GR010 Hybrid 2023
WEC_2023_Static_003.jpg

2021年に投入された旧仕様との違いを見ていきましょう。

夜間走行時の視認性を向上させるため、ヘッドライトが変更されています(1)。

レース中に迅速にブレーキダクトの冷却設定を変更できるような変更が施されました(2、3)。

TGR GR010 Hybrid 2023
WEC_2023_Static_010.jpg

TGR GR010 Hybrid 2021
WEC_2021_Studio_002.jpg

上下にダイブプレーン(カナード)を追加したのも変更点のひとつ(4)。

ディフューザー側に空気を導くスルーダクトの処理も変更されている模様(5)。開口部が小さくなっているでしょうか。

TGR GR010 Hybrid 2023
WEC_2023_Static_008.jpg

TGR GR010 Hybrid 2021
WEC_2021_Studio_003.jpg

ヘッドライト〜ダイブプレーンまわりです。

TGR GR010 Hybrid 2023
WEC_2023_Static_007.jpg

TGR GR010 Hybrid 2021
WEC_2021_Studio_004.jpg

昼間のヘッドライト点灯状態。

印象がだいぶ変わりますね。

TGR GR010 Hybrid 2023
WEC_2023_Paul_038.jpg

TGR GR010 Hybrid 2021
WEC_2022_Rd.5_446.jpg

フロントブレーキダクトのクローズアップです。

こちらは全開の状態。

TGR GR010 Hybrid 2023
WEC_2023_Static_010_3.jpg

ポールリカールのテストではだいぶ閉じた状態で走っていました。

簡単な作業で開口部の大きさを切り換えられるようになっています。

TGR GR010 Hybrid 2023
WEC_2023_Paul_039.jpg

上面視してみると、ウイング状のフロントパネルと、その後方にあるカウルに大きな隙間(矢印)があることがわかります。

TGR GR010 Hybrid 2023
WEC_2023_Static_001_1.jpg

TGR GR010 Hybrid 2021
WEC_2022_Rd.5_382.jpg

GR010ハイブリッド改良型は、フロントカウルがだいぶ低くなって、モノコックの形状が浮き上がっています。

TGR GR010 Hybrid 2023
WEC_2023_Static_010_2.jpg

TGR GR010 Hybrid 2021
WEC_2021_Studio_002_2.jpg

リヤウイングにはサポートステー(矢印)が追加されました。

TGR GR010 Hybrid 2023
WEC_2023_Static_007_2.jpg

TGR GR010 Hybrid 2021
WEC_2021_Studio_004_2.jpg

ディフューザーは大型化したように見えます。

TGR GR010 Hybrid 2023
WEC_2023_Static_014.jpg

TGR GR010 Hybrid 2021
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外からはわかりませんが、「重量軽減を進めた」とTGRは説明しています。

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