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トヨタTS050ハイブリッド2019-2020のロードラッグ仕様 [モータースポーツ]

走行セッションが終わってから確認すればもっといい写真が出てくるのでしょうが、待ちきれず……。

TOYOTA GAZOO Racing TS050ハイブリッド2019-2020のロードラッグ(ローダウンフォース)仕様が、第6戦スパ6時間で初めて登場しました。

9月19日〜20日に決勝レースが行われる第7戦ル・マン24時間レースを念頭に置いたものです。

これまでのハイ→ローの流れを受け継いでおり、フロントフェンダーのボリュームが増しています(フェンダー上面開口部からの空気の抜けを抑える狙い)。

TGR TS050 Hybrid 2019-2020 Low Drag Config. / Rd.6 Spa
WEC_2019-2020_Rd_010.jpg

TGR TS050 Hybrid 2019-2020 High Downforce Config. / Prologue
WEC_2019-2020_Prologue_011.jpg

2018-2019仕様の「ハイ」と「ロー」の様子はこちら↓
https://serakota.blog.ss-blog.jp/2018-08-19

リヤはこんなふう。「ロー」はカウル後端の跳ね上げが(いつもどおり)弱くなっています。

フェンダー後ろ側の傾斜がなだらかなのは、ドラッグ低減のためでしょう。

リヤウイングの搭載位置に変化はない模様。

TGR TS050 Hybrid 2019-2020 Low Drag Config. / Rd.6 Spa
WEC_2019-2020_Rd_003.jpg

TGR TS050 Hybrid 2019-2020 High Downforce Config. / Rd.2 Fuji
WEC_2019-2020_Rd.2_063.jpg

TS050ハイブリッド2019-2020の開発コンセプトに関しては、『モータースポーツ の テクノロジー 2019 - 2020 (モーターファンイラストレーテッド 特別編集 モーターファン別冊)』でまとめています。

ご参考まで。

MST2019-2020_P038-039.jpg



https://www.facebook.com/serakota/

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