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ル・マンに参戦する車両の下面を少し見てみます [モータースポーツ]

ル・マン入りしてからお腹の調子が悪いです。O字でもU字でもいいのですが、こちらのトイレは便座が付いていないことが多く、ドアを開けた途端にフリーズすることがしばしば。ついでに便意もフリーズしてくれればいいのですが、そうではなく、便座を求めて東奔西走。余計な汗をかきます。カルフールでポータブルの便座売ってないかな? 昨日はあくせくしている間に囲み取材のタイミングを逃しました(泣きついて、ワン・トゥ・ワンのアポをゲット)。

さて、下面を見てみます。今年は(今年も?)ずいぶんハードル高いですが、それだけホットな開発エリアということでしょう。LMP1とLMP2では規則の内容が異なるので、同列では語れませんが、どうも、フロントアンダーパネルはプレーンな状態にし、フロントホイールの内側、あるいはフロア前端の処理に凝って空気の流れをコントロールするのがトレンドのよう。

昨年までよく見た処理はこちら。アルピーヌA450b(LMP2/その実、オレカ03)。

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ボルテックスジェネレーターが目立ちます。アウディR18 e-tronクワトロ2014にも付いているとか……。

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ポルシェ919ハイブリッド(LMP1-H)を見てみましょう。すっきりしています。

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ポルシェの場合、ブレーキダクトの内側にデバイスがついています。F1でよくやる手法ですね。

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こちらはリベリオンR-One(LMP1-L)。

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フロントアンダーパネルのコーナー部がいわゆる「ハンマーヘッド」形状です。トヨタTS040ハイブリッドと同様の処理ですが、考え方も同じなのでしょうか。

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もうちょっと奥を見てみましょう。フロア前端部の処理が凝っていますね。これが最近の(LMP1の)トレンド。

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新型のリジェJS P2もやはり、すっきり系ですね。

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フロントバルクヘッドを見てみます。新設計らしく、モノコック断面はコンパクト。フロア下に空気を流し込もうと、高い位置にあります(そのかわり、サスペンションアームに下半角がついています)。

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百戦錬磨のオレカ03と比較すると、違いがよくわかります。

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