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日本の技術、風向きを変えられるか [クルマ]

フランクフルトモーターショーの資料を整理していたら(ま、そんなにないんですが)、9月13日付けのフィナンシャル・タイムズが出てきました。一部で「The Future of the Car」の特集を組んでおり、そのなかにマツダの記事広告がありました。

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「なぜ、(マツダは)他社の後追いをしないのか」という内容の見出しがついています。ヨーロッパでは過給ダウンサイジングがトレンドですが、ご存じのように「スカイアクティブ・テクノロジー」の名の下に開発したガソリンエンジンは自然吸気です。後追いをしません(過給ダウンサイジングもハイブリッドも、「絶対にやらない」とは言い切っていません。念のため)。

後追いをしないけど、燃費を大幅に低減しつつ、ファン・トゥ・ドライブは両立してみせると高らかに宣言しています。本当にそうであってほしいと思いますが、もしそうなら、過給ダウンサイジングにする必要ありませんね。

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記事(広告です)を読んでいておもしろかったのは、「ル・マンで優勝した唯一の日本のブランド」とか、「ロータリーエンジンを実用化した」とか、14の高圧縮比を表現するのに、「現行高性能レース車両と同等」(現行F1エンジンの圧縮比は、それよりちょい低め)といった表現があること。いや、実際、たいしたブランドです。

ヨーロッパ勢にぎゃふん(表現古し)と言わせてほしいですね(ちなみに記事中および展示車両は、2012年発売予定のコンパクトSUV「CX-5」)。

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