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あなどれませんゾ、インフィニティFXセバスチャン・ベッテル・バージョン [クルマ]

フランクフルト・モーターショーのインフィニティ・ブースでFXセバスチャン・ベッテル・バージョン発表の場に立ち会ったことは先日お伝えしました。

過去エントリーはこちら↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2011-09-20

実のところ半信半疑ではあったのですが、単なるショーカーの域にとどまらず、アウトバーンの速度無制限区間を快適に走るための開発に本気に取り組んだフシがうかがえたので、日産自動車に取材を申し込んでみました。で、取材を済ませてきたのですが、本気でした。

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詳細は『Motor Fan illustrated』の2号か3号先の号に掲載予定なので、それまでお待ちいただきたいのですが、セバスチャン・ベッテルの本気かつぶれない姿勢が開発陣のやる気に火を点けたようです。「いい」「悪い」の判断をする際の基準が明確で、合理的だし、決めたら一歩も引かない。きっとチームでも同じ態度で臨んでおり、「セバスチャンのためなら」と一肌脱ぐスタッフがたくさんいて、いい結果につながっているんでしょうね。

ベッテルが本物を求めたので、前後パンバーやサイドシル、リヤスポイラーはコスメティック(見た目優先で機能はそこそこ。あるいは機能性はあまり考えていない)ではなく、リアルに性能部品です。

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(写真:Infiniti)

超高速域を快適に(ということは安全に)ドライブするためには、何か必要なものが出てくる場合もありますが、不要なものもある。ベッテルは内装に関して必要なことに加えて「不要」なものも指摘したのですね。説明されれば、「なるほど!」なのですが、恥ずかしながら、写真をいちべつした際には気づきませんでした(種明かしは誌面で行います。ご容赦を)。

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(写真:Infiniti)

事前に話を聞いていればもっとじっくり見てきたのになぁ、と残念至極。でも、興味は倍増。開発裏話を聞いて、チャンピオンの器というものを再認識しました。


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