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溶接の現在 [クルマ]

リンカーンエレクトリックジャパンにお邪魔して、溶接の「現在」についておそわりました。なにしろベースの知識がゼロに等しいですから、見るもの、聞くこと、ことごとく新鮮です。

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溶接というと、飛び散る火花をイメージしがちですが、古いイメージなんですね。スパッター(火花とそれにともなう飛散物)は少なく、トラベルスピード(単位時間あたりの溶接長さ)は速く、がトレンド。スパッターが少なければ後処理も楽ですし、トラベルスピードが長ければ、ワーク当たりの作業量が増える、というわけです。

上のロボットでアーク溶接した状態です。見事なビード。

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シミュレーターを使うのはF1ドライバーだけではありません。ウェルダーも使うのです。溶接ヘルメット(レースユースのヘルメットも顔負けのペイント)内部にあるモニターにバーチャルな映像が映し出されます(外部モニターにも同じ映像が映ります)。

外から眺めていると、ダミーを相手にエア溶接しているように見えますが、本人が目にしているのはリアリティたっぷりな世界。なので、緊張します(体験済み)。

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興味の対象がまたひとつ増えました。


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