日産マーチ

クルマは知恵を絞らないと小さくできないし、軽くできないので、興味が湧きます。小さく、軽く、燃費良くしておきながら、価格は高くできません。ガソリンエンジンで26.0km/Lはインパクトありますね。実用燃費が気になります。



新開発の3気筒エンジンが気になります。バランサーシャフトを使わず、別の方法で振動を打ち消す技術を使っています。使い勝手や音など、気になりますね。それと、アイドリングストップ機構。「ドライバーの意図に沿った違和感のない自然な運転」を可能にしているそうですが、確かめてみたい。




燃費を良くするにはパワートレーンの努力だけでは不十分。車体を軽くするのが燃費向上の極意（運動性も良くなりますしね）というわけで、プラットフォームも新設計。先代の技術を用いて設計するのに比べ、80kg軽量化したといいます。最上級グレードの12Gで、車重が960kg。1000kgを切る車重に新鮮味を感じます。軽いって、いい。



軽くしたのはホワイトボディ（車体骨格）だけでなく、多くのコンポーネントにも及んでいます。例えば、燃料タンク（樹脂製）。41Lの容量を変えることなく、構造を合理化することで31％の軽量化（6800g→4700g）を果たしています。



日産グローバル本社には、歴代マーチが展示してありました（右から初代、2代目、3代目）。懐かしい。