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シェフラーシンポジウム2018・その1(クラッチ/電動化) [クルマ]

シェフラー(Schaeffler)の最新技術を発表・展示する「シェフラーシンポジウム2018」が10月31日〜11月1日の2日間、都内(虎ノ門ヒルズフォーラム)で開催されました。

4年に一度の開催で、今回は11回目です。31の技術発表と72の技術展示がありました。

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ほんの一部ですが、技術展示を見ていきましょう。

こちらはシェフラーの代表的な技術で、遠心振り子式ダンパーが付いたロックアップクラッチです(オートマチックトランスミッション=AT用)。用途や要求に合わせてさまざまなタイプが並んでいます。

「ダンパーでこういう風に動くんだ」と、実際に動かして確かめることができたのが、今回の収穫。

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パワートレーンの展示コーナーには、アウディe-tron(9月18日に発表された電気自動車)が搭載するモーターと組み合わせる減速機構(黄色い断面部分がシェフラー製)がありました。

写真はリヤ用。

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「モーターも一緒にシステムとして供給してくれないか?」という完成車メーカーのリクエストに応えるため、モーターも含めて電動アクスルをシステムで供給する準備を進めています。つまり、モーターの自社開発・製造を始めるということです。

波巻きコイル(Wave Winding)を採用しています。

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こちらはe-tronが搭載する「オフセット設計の1速電動アクスル駆動トランスミッション」。フロント用で、パッケージング上の都合からリヤのゆうな同軸ではなく、モーターはオフセットして搭載します。

一般的なベベルギヤ式ではなく、薄型にできるプラネタリーギヤ(遊星ギヤ)式のデファレンシャルを採用しているのが特徴。F1のデフと同じですね。

2.5tクラスの車重を支える必要があるので、パーキングロックシステムのホイールが意外に大きい。

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技術展示のハイライトのひとつは、ハイブリッド専用トランスミッションです。2種類展示されており、下の写真は6速AMTと、2段変速機構を備えた147kWのモーターを組み合わせた例。350Nmクラスの横置きパワートレーンとサイズ的な互換性があると説明しています。

リバースギヤはなく、モーターを逆回転させます。

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もうひとつのハイブリッド専用トランスミッションは、90kWのモーターと得意のチェーン式CVT(レシオカバレッジは7)を組み合わせた例。

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各技術の解説集(ありがたいことに日本語版)をいただきました。

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