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『博士のエンジン手帖4』と博士のトーク会 [クルマ]

4冊目となる『博士のエンジン手帖 4 (モーターファン別冊)』、まとめ役の特権(?)でひと足先に受け取りました。

『Motor Fan illustrated』Vol.109〜137掲載分を収録し、コラムを追加しています。気づいたら、連載は11年目に突入……。

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今日は次号分(Vol.147)の取材でした。

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博士のエンジン手帖 4 (モーターファン別冊)』では30機種のパワートレーンを取り上げています。内訳は、電気自動車が3、燃料電池車が2、ハイブリッドが8で、電動車両の比率は43%。残りはガソリンターボが7、ガソリンNAが4、ディーゼルが6です。

モーターファン・イラストレーテッド特別編集 博士のエンジン手帖 3 (モーターファン別冊)』における電動車両の比率は17%(5本)でしたので、『4』では大幅に増えています。

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博士のエンジン手帖 4 (モーターファン別冊)』の発売に合わせ、12月1日に博士のトーク&サイン会が開催されます。ぎりぎりまで受付中!





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久々の銀座アンドレ(移転後初訪問) [ウイスキートレイル]

次の約束が銀座で19時だったのですが、前の用事が表参道で17時に終わり、銀座にたどり着いてみれば、まだ18時前でした。寸暇を惜しんでパソコン開く? という発想は毛頭なく、銀座アンドレに直行。

というわけにはいかず、ちょっと迷いました。なぜなら、7月に移転していたので(つまり、ずいぶんご無沙汰)。新しい住所はこちら↓

東京都中央区銀座4-10-1 銀座AZAビル 2F

わかってみれば、元の場所から目と鼻の先です。今度はビルの2階。

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バックバーやカウンターなどは旧店舗からそのまま持ち込んだそう。

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カウンターにはジャパニーズウイスキーが並んでいました。

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いつものようにバーテンダーの木村さんからお酒の知識を仕入れます。そのやりとりの過程で出てきたのが「クラフトジン」。なになに?

「季の美」(京都蒸溜所)と「ROKU」(サントリー)をテイスティングさせていただきました。

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なんだ、この鼻に抜ける香りは! まずい(いや、味ではなくて)、ずっぽりはまりそう。

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歴代ポルシェ911のインフォグラフィック [クルマ]

第8世代となる新型ポルシェ911(タイプ992)がロサンゼルスで間もなくデビューします。それに合わせて、ポルシェのニュースルームでは第7世代までの振り返りを行っています。



各世代のインフォグラフィックを置いておきますので、「おさらい」にどうぞ(それぞれ、クリックで拡大)。

第1世代(オリジナル)
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第2世代(Gシリーズ)
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第3世代(タイプ964)
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第4世代(タイプ993)
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第5世代(タイプ996)
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第6世代(タイプ997)
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第7世代(タイプ991)
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マーク・ウェバーはヴァイザッハ研究開発センター内のテストコースで、第8世代991をチョイ乗りしています。



ん〜、楽しみ。

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スチール製ハロを装着したF3 2019 [モータースポーツ]

2019年からGP3にかわって主にヨーロッパラウンドでF1と併催される「FIA Formula 3(F3)」の車両が、F1最終戦アブダビGPで発表されました。

F3 2019
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コンポーネントの多くは、2016年から2018年にかけて使われたGP3 2016から受け継いでいます。シャシーはダラーラ製。エンジンはメカクローム製で、3.4L・V6自然吸気を搭載。 8000rpmで380hpの最高出力を発生するスペックに変更はありません。

F3 2019
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空力は見直されています。オーバーテイクを増やすため、ウエイク(乱流)の幅は狭く、高くする(広く、低くしない)方向で開発を進めたそう。後続車のフロントウイングに影響を及ぼさないようにするのが狙い。果たして、狙いどおりに機能するでしょうか。

2017年から導入された(油圧作動の)DRSは踏襲しています。

F3 2019
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安全面では、頭部保護装置のハロ(Halo)が追加されました。F1やF2ではチタン合金製(約7kg)ですが、F3 2019に追加されたハロはコスト低減の観点からスチール製。重量はほぼ倍になっています。

モノコック側面には、突起物の貫通を防ぐ目的のパネルを追加しています。

F3 2019
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こちらは現行GP3。F3 2019と見比べてみると、F3 2019は2017年以降のF1よろしく、リヤウイング翼端板が後傾しているのがわかります。

GP3 2016
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メカクローム製V6エンジンを見ます。Vバンク内側が排気。ヒューランド製縦置き6速ギヤボックス(マニエッティ・マレリ製電動油圧システムで作動)も、F3 2019にキャリーオーバー。

GP3 2016
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フォーミュラEシーズン5(2018/19年)のエントリーリスト [モータースポーツ]

5日前に発表になっていますが、備忘録として置いておきます。シーズン5(2018/19年)の開幕戦となる12月15日のサウジアラビア・ディルイーヤ戦を前に、11チーム22台分のエントリーリストが発表になりました。

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フォーミュラEシーズン5(2018/19年) エントリーリスト
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(クリックで拡大)

HWA Racelabは新規参入チームで、シーズン6(2019/20年)から参戦するメルセデスAMGのサテライトチーム的な位置づけです。パワートレーンはヴェンチュリ製(ZFが開発)。

バンドーン(HWA)、パフェット(HWA)、ガンサー(ドラゴン)、マッサ(ヴェンチュリ)、アルボン(ニッサン)、シムス(BMW)の6名がルーキーです(経験豊富なドライバーも含まれていますが)。

本来ならパスカル・ウェーレイン(マヒンドラ)もルーキーとでしてデビューする予定でしたが、開幕戦に限ってはフェリクス・ローゼンクビストが代役として出場。

車両は一新され、第2世代のGen2に進化。第1世代との仕様上の違いはこちら。

Gen2車両のスペックと性能
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(クリックで拡大)

レース中の乗り換えはなくなります。

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【告知】畑村耕一『博士のエンジン手帖4』発売記念トーク&サイン会 [クルマ]

まとめ役を仰せつかっている『博士のエンジン手帖』、気がついたら連載が11年目に突入しておりました。毎月1台、最新のエンジン(最近はモーターとの組み合わせが多いですね)が載ったクルマを引っ張りだし、実際に乗って確かめ、資料に目を通し、持論を交えて語っていただいています。

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最新の記事は、発売中のMOTOR FAN illustrated - モーターファンイラストレーテッド - Vol.146 (モーターファン別冊)に掲載されております。

連載記事に時流を捉えた読み物を追加した単行本も、気づいたら4冊目。博士のエンジン手帖 4 (モーターファン別冊)は、11月末に店頭に並ぶ予定。



刊行を記念し、12月1日に発売元の三栄書房(東京・新宿)でトーク&サイン会が開催されます。

詳しくはこちらをご覧ください。



日産自動車代表取締役会長の不正行為についても、きっと思うところあるでしょう。

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エンジンが気になるメルセデスAMGの記念写真 [F1]

メルセデスAMGペトロナス・モータースポーツは11月13日、5年連続でF1ダブルタイトルを獲得したことを記念し、チームの本拠地であるブラックレー(Brackley)と、パワーユニットの開発・製造拠点であるブリックスワース(Brixworth)で社内向けのスペシャルイベントを催し、記念撮影を行いました。

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上空から過去5シーズン(2014-2018年)のマシンを眺めると、ワイドボティになった2017年以降のマシンは、全長(ホイールベースも)がずいぶん伸びていることがわかります。

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ブラックレーからブリックスワースに車両を運んでの記念撮影です。

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歴代パワーユニットが気になりますね。

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公式ツイッターでもこのように公開。初期と最新では、大径コンプレッサー?オイルタンクまわりの仕様が異なるように見えます。



ビデオではこんなシーンも。

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近くでじっくり見たい……。

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インスタ映えする(?)メルセデス・ベンツAクラス [クルマ]

短い時間ではありましたが、新型メルセデス・ベンツAクラスの光のマジックを堪能しました。

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レポートはこちら↓
https://motor-fan.jp/article/10006438

イルミネーションやライトアップが好きな人は、新型Aクラスの光の演出が気に入ると思います。

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Aクラスでは自然対話式音声認識機能のMBUXも気になっていたのですが、なかなか楽しい機能です。

例えばエアコンの温度を下げるよう指示を出すと、温度設定を下げた直後に空調ルーバーを青く光らせる粋な反応を寄こします。



などなど、新型Aクラスの光の演出の数々は、MotorFanのレポートでご確認ください(と、横着を決め込む)。

https://motor-fan.jp/article/10006438

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インスタ映えするのはブルーとかパープル系かなぁ。なぜか「ピンクにして」の指示には反応しませんでした。

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『Toyota & Le Mans SPECIAL MOVIE』公開 [モータースポーツ]

何の前触れもなく(?)、しかもこのタイミングで、トヨタが初優勝を遂げたル・マン24時間レースの振り返りムービーが公開されました。ドライバーやマネジメントが、ル・マンへの思いを語っています(日本語字幕版も公開されるのでしょうか)。



動画を見ていたら懐かしくなったので、ちょっと当時を振り返っておきましょう。

2018年6月11日 月曜日:公開車検
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2018年6月12日 火曜日
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2018年6月16日 土曜日:決勝レース スタート
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2018年6月17日 日曜日:決勝レース フィニッシュ
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で、結局のところ、便乗して宣伝がしたかったわけです↓





お忘れかもしれませんが、2019年のル・マン24時間がWEC2018-2019スーパーシーズンの最終戦です。動画でも触れていますが、トヨタにとってはきっちりと「リピート」することが大切ですね。

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シェフラーシンポジウム2018・その3(電動キックボード) [クルマ]

個人的にもっとも食い付いた展示物はこれでした。シェフラーがシンガポールの拠点で開発している電動キックボードです。ラスト1マイル、すなわち「駐車場から職場までの理想的な交通手段を想定」した、持ち運び可能な乗り物です。

屋内に2台、屋外に1台の計3台が展示してありました。「本当は乗ってほしかったのですが、施設管理側から許可が下りませんでした」とシェフラー側は残念がっていました。

向かって左はTバーハンドルタイプで、操作系は既存のシステムを流用。向かって右はワンハンドで操作できるタイプで、シェフラー独自の操作系で構成されています。ワンハンドタイプは歩行者検知システム(歩行者を検知すると減速)を備えています。

どちらも、大ざっぱにいって約10kg。

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Tバーハンドルタイプの操作系まわり。

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ワンハンドタイプの操作系。親指ひとつで加減速できる仕組み。矢印の先の突起を持ち上げると加速、押し下げると減速(回生ブレーキが作動)します。レバーは油圧ブレーキ。ブレーキレバーを握ると、モーターの出力は自動的にカットされます。

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各タイプに共通のモーターです。

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油圧ブレーキがモーターと一体化されています。「ブレーキの熱は穴から排出されるので、モーターに影響を与えることはない」と、開発責任者は説明してくれました。

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ボード(Tバーハンドルタイプ)の裏を見ます。電気のラインと油圧ラインが見えます。航続距離、最高速度ともに最大20〜25キロを想定。

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屋外に展示してあった、軽量(7.5kg)・小型のTバーハンドルタイプ。Tバーの筒にパワーエレクトロニクスとバッテリーマネージメントシステム、18650規格のリチウムイオン電池が収まっています。

バッテリーは直列で11個つながっており、電圧は約42V。ワイヤレス充電(ただし、受電コイルなどを搭載すると重くなってしまうのが悩み)も対応可。

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乗ってみたいし、欲しい。

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