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アイシン電動VVTの中身 [クルマ]

『Motor Fan illustrated』誌の取材でアイシンの電動VVT(可変バルブタイミング機構)について、取材する機会をいただきました。

中身を見るのは初めて。オルダムプレートは減速ギヤ部にセットされます。

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外観はこんなふう。主に吸気側カムシャフトの端部に搭載されます。

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中身こうなっていたのかぁ、と感心すると同時に、美しさに見惚れました。

アルミ製カバーの裏に制御用ECUの電子基板があります。

AISINのロゴが確認できるように、内製。

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電子基板の奥(カムシャフト側)にモーターが収まっています。

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モーターの回転を減速し、カムシャフトに伝える減速ギヤ部です。

モーターの回転数を制御することによって、カムの位相を変えます。

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アイシン電動VVTはパワートレーンを縦置きに搭載するマツダCX-60に適用されています。

3.3L・直列6気筒ディーゼルエンジンにも適用されていますが、エンジンの後ろ側に搭載され、バルクヘッドにめり込むような位置にあるので目視は困難かと。

2.5L・直列4気筒ガソリンエンジン(SKYACTIV-G 2.5)の場合は吸気側カムシャフト前端に取り付けられているので、目視は容易です(↓)。

しかし、エンジンの前側スッカスカですね。

IMG_5379.jpg

少し寄ってみます。

IMG_5381.jpg

もっと近づくと、アイシン電動VVTの様子がよくわかります。

IMG_5407.jpg

アイシン電動VVTの仕組みと、カムシャフトの位相をどのように制御しているのかについては、誌面でご確認ください。



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