迎賓館赤坂離宮前庭 [東京風景]
「天皇陛下御在位20年」の記念として迎賓館赤坂離宮(1909年・明治42年/片山東熊)前庭が公開される(11月26日〜58日)と聞き、居ても立ってもいられずに出向いてきました。地図で測ったら門から建物までは約200m。普段より200m近づいて眺められるのですから感激もひとしおです。
で、実際に近づいてみると、あまりにも目に飛び込んでくる情報量が多すぎて思考回路は飽和状態。呆然とするしかありませんでした。
あまり近づきすぎても良くなくて、左右に張り出した翼部に包まれるような感覚を覚える内門の際あたりがベストかと。
落ち着いたのでディテールを観察してみると、塞ぎ窓があったりします。雨樋は真鍮?
門扉の装飾をじっくり観察できるのも、前庭を開放してくれたおかげです。感謝。
明治30年代に日本人建築家が設計したと聞くと感激も倍増します。調査と設計に2年半、工事に10年を費やしたそう。にもかかわらず、当初の目的だった皇太子(後の大正天皇)の住まいとして使われることなく……といったエピソードを思い出しながら散策を続行。
フランスの宮廷建築に範をとった建築物ですが、中央ペディメントの両脇には甲冑の装飾があってあたりを睥睨しています。
直線&シンメトリーな、いかにも西洋風の花壇もあれば……。
松並木があったりして、和と洋が上手に手を結んでいます。ちょうどこの下に首都高4号線のトンネルがあるのか、と考え出すと頭が混乱するので集中、集中。
何度も見掛けているようでじっくり見たことがなかったのがコレ。警備員の詰め所です。姿勢を乱すことを許さない最小限のスペースですね。
「新聞に載ったおかげで昨日(26日)の3倍くらいの人出があるかなぁ」と係の方が言っていました。27日昼前の時点で入場30分待ち。28日土曜日にお出かけの方は相応の覚悟が必要かと。
で、実際に近づいてみると、あまりにも目に飛び込んでくる情報量が多すぎて思考回路は飽和状態。呆然とするしかありませんでした。
あまり近づきすぎても良くなくて、左右に張り出した翼部に包まれるような感覚を覚える内門の際あたりがベストかと。
落ち着いたのでディテールを観察してみると、塞ぎ窓があったりします。雨樋は真鍮?
門扉の装飾をじっくり観察できるのも、前庭を開放してくれたおかげです。感謝。
明治30年代に日本人建築家が設計したと聞くと感激も倍増します。調査と設計に2年半、工事に10年を費やしたそう。にもかかわらず、当初の目的だった皇太子(後の大正天皇)の住まいとして使われることなく……といったエピソードを思い出しながら散策を続行。
フランスの宮廷建築に範をとった建築物ですが、中央ペディメントの両脇には甲冑の装飾があってあたりを睥睨しています。
直線&シンメトリーな、いかにも西洋風の花壇もあれば……。
松並木があったりして、和と洋が上手に手を結んでいます。ちょうどこの下に首都高4号線のトンネルがあるのか、と考え出すと頭が混乱するので集中、集中。
何度も見掛けているようでじっくり見たことがなかったのがコレ。警備員の詰め所です。姿勢を乱すことを許さない最小限のスペースですね。
「新聞に載ったおかげで昨日(26日)の3倍くらいの人出があるかなぁ」と係の方が言っていました。27日昼前の時点で入場30分待ち。28日土曜日にお出かけの方は相応の覚悟が必要かと。
あの迎賓館を間近で見られるなんて。
見逃しました ...
by luka (2009-12-05 23:52)
昔年の思いを果たした感じ(内部はまだですが)で、実にラッキーでした。たまたま前日、散髪屋の待合で夕刊開いて知ったんです。
by 世良耕太 (2009-12-06 18:47)