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アストンマーティンF1のテクノロジーキャンパスがオープン [F1]

シルバーストンサーキットで開催されるF1第11戦イギリスGPの開催に合わせ、サーキットの至近にあるアストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チーム(AMF1)の「テクノロジーキャンパス」(AMRTC)がオープンしました。

3つある建物のうちのファクトリー機能を持つ1棟がオープン(写真はすべてAston Martin Aramco Cognizant Formula One Team)。

こちら(↓)がテクノロジーキャンパスの外観。

風洞は2024年末に竣工する予定。

Technology Campus
Campus External.jpg

レセプションです。

Reception
AMRTC Reception.jpg

「ストリート」と呼ぶ地上階の廊下。

天窓から外光が差し込んでいます。

'Street'
Campus 'Street'.jpg

日本風に表現すると「2階」のファーストフロア。

First Floor
First Floor.jpg

デザインオフィスです。

右側のディスプレイには、グラウンドエフェクトカーになる前の規定のデータを表示させていますね。

Design Office
Design Office.jpg

カーボンファイバーのシートを切り出しているところでしょうか。

Composites
Composites.jpg

カーボンファイバーのシートを型に貼り付けていきます。

Laminating
Laminating.jpg

金属部品を機械加工するマシンショップです。

Machine Shop
Machine Shop.jpg
Machining.jpg

AMRTCの紹介動画はこちら↓



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マクラーレン60周年記念展示イベント [クルマ]

「マクラーレン・ロードカーの起源」であるM6GT見たさ(?)で出かけてきました。

McLaren M6GT(1969)
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「FOREVER FORWARD」と題した「マクラーレン60周年記念展示」は六本木ヒルズ大屋根プラザで7月8日(土)〜9日(日)11:00〜20:00の間、行われます。

展示車両はM6GT、MP4/4、F1、MP4-12C、GT、アルトゥーラとのこと。

説明板に書いてある記述の受け売りですが、M6GTはレーシングカーをベースとしたスポーツカーのプロトタイプで、年間250台の生産が計画されていたそう。

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4台のプロトタイプが生産されたところで、ブルース・マクラーレン(1937-1970)の事故死によってプロジェクトは潰えます。

IMG_7808.jpg

想定最高速度は265km/hだったそう。

IMG_7778.jpg

車両ミッドに搭載するシボレー製V8自然吸気エンジンの吸気ファンネルがチラッと見えます。

IMG_7841.jpg

ドア、こんなふうに開くんですね(説明が雑。以下同)。

IMG_7857.jpg

右ハンドルで、シフトレバーは右側にあります。

IMG_7848.jpg

シートがなかなか割り切ったつくりです。

IMG_7854.jpg

究極のスポーツカーをつくりたい、とするブルースの遺志は、McLaren F1で結実(奥はMP4-12C)。

McLaren F1(1993)
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こちらは現行モデルのアルトゥーラ。

McLaren Artura
IMG_7769.jpg

グランドハイアット東京グランドボードルームで行われた「プレスプレビュー」には、MP4-12Cのローリングシャシーも展示してありました。

McLaren MP4-12C Rolling Chassis
IMG_7860.jpg

マクラーレンの60年の歴史にあって欠かすことのできない、MP4/4(ベルギーGP優勝車)。

McLaren MP4/4(1988)
IMG_7876.jpg

個人的には、M6GTのインパクト、強すぎでした。

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【LMH】フェラーリ499Pの120度V6・3Lターボエンジン [モータースポーツ]

WEC(FIA世界耐久選手権)の最上位カテゴリー(LMH)に参戦するフェラーリ499Pについて、空力、ハイブリッドパワートレーンにつづき、エンジンに関する公式解説動画がアップされています。

動画アップにともない、関連静止画を公開。

2300385-hypercar-6h-monza-preview-tecnica_1.jpg

車両ミッドにバンク角120度の3L・V6直噴ツインターボエンジンを搭載しています。

499Pの「499」は1気筒あたりの容積。

499cc×6で、排気量は2994cc。

2300385-hypercar-6h-monza-preview-tecnica_2.jpg

上から見ると、こんなふう。

2300386-hypercar-6h-monza-preview-tecnica_1.jpg

空冷インタークーラーは左右に振り分けています。

2300386-hypercar-6h-monza-preview-tecnica_2.jpg

エンジン〜ベルハウジング(リヤサスペンションのアーム類をマウント)〜ギヤボックスの順に配置されています。

2300387-hypercar-6h-monza-preview-tecnica_1.jpg

吸気はVバンクの外側、排気をVバンク内側とした、いわゆる“ホットV”です。

2300387-hypercar-6h-monza-preview-tecnica_2.jpg

3L・V6ターボエンジンは296GTBや296GT3に起源を持ちます。

499Pのエンジンはストレスマウント化されているのが、大きな変更点。

2300388-hypercar-6h-monza-preview-tecnica_1.jpg

下の写真は量産エンジン。

中身も含めてほとんど別物のよう。

296GTB_Engine.jpg

動画では、ピストンやコンロッド、クランクシャフトなどを確認することができます。



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