【TAS 2023】Hondaシビック・タイプR-GTコンセプト [モータースポーツ]
まさか2024年のSUPER GT GT500クラスに投入する車両が発表されるとは思っておらず、『東京オートサロン2023』では、軽い気持ちでホンダの記者会見に臨んでおりました。
ま、しかし、ベールをまとった状態でも「ただ者ではない」感はプンプン漂ってはおりましたが。
まさか、シビック・タイプRがベース車両だとは(モノコックは全車共通で、FRの駆動方式も、2.0L直4直噴ターボエンジンをフロントに縦置き搭載することも共通で、スタイリング上のベース車両がという意味ですが)。
「2ドアではなく4ドア(シビック・タイプは5ドアですが)がベース車でもいいんだ」との疑問が湧きましたが、規定上は2017年から「4ドア可」になっていたのだそう。
これまで誰も4ドアをベース車に選択しなかっただけの話らしく。
展示車両はモックアップで、スプリッターやディフューザーは2016年までの規定に合致しており、ゆえにスプリッターは長く、ディフューザーは現行規定より高い状態です。
ただしスケーリングは行われており、空力的に使えるフロントフェンダーの張り出し部分は、現行GT500車両のNSX-GTよりも広くなっていることがわかります。
Honda Civic Type R-GT Concept
Honda NSX-GT
フリックボックスの調整しろが増えたのは、開発側にとっては好都合でしょう。
ルーフからリヤデッキにかけてのラインと形状は、NSXとシビックでは違いが大きく、これまでNSXの開発で蓄積してきた知見をそっくりそのまま生かすわけにはいかないのが悩ましい点(だそう)。
後端にデッキ(平らな部分)がないのも、空力的には困りものだとか。
現状はドアノブの形状も含めてリヤドアが残っていますが、このあたりの(面倒な)処理をどうするか、ルール統括側と煮詰めつつ、空力パッケージを最適化していくことになります。
進捗が楽しみですね。
https://www.facebook.com/serakota/
ま、しかし、ベールをまとった状態でも「ただ者ではない」感はプンプン漂ってはおりましたが。
まさか、シビック・タイプRがベース車両だとは(モノコックは全車共通で、FRの駆動方式も、2.0L直4直噴ターボエンジンをフロントに縦置き搭載することも共通で、スタイリング上のベース車両がという意味ですが)。
「2ドアではなく4ドア(シビック・タイプは5ドアですが)がベース車でもいいんだ」との疑問が湧きましたが、規定上は2017年から「4ドア可」になっていたのだそう。
これまで誰も4ドアをベース車に選択しなかっただけの話らしく。
展示車両はモックアップで、スプリッターやディフューザーは2016年までの規定に合致しており、ゆえにスプリッターは長く、ディフューザーは現行規定より高い状態です。
ただしスケーリングは行われており、空力的に使えるフロントフェンダーの張り出し部分は、現行GT500車両のNSX-GTよりも広くなっていることがわかります。
Honda Civic Type R-GT Concept
Honda NSX-GT
フリックボックスの調整しろが増えたのは、開発側にとっては好都合でしょう。
ルーフからリヤデッキにかけてのラインと形状は、NSXとシビックでは違いが大きく、これまでNSXの開発で蓄積してきた知見をそっくりそのまま生かすわけにはいかないのが悩ましい点(だそう)。
後端にデッキ(平らな部分)がないのも、空力的には困りものだとか。
現状はドアノブの形状も含めてリヤドアが残っていますが、このあたりの(面倒な)処理をどうするか、ルール統括側と煮詰めつつ、空力パッケージを最適化していくことになります。
進捗が楽しみですね。
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