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FEベルリン戦から新しいセーフティカーが登場 [クルマ]
FIAフォーミュラE世界選手権(FE)のセーフティカーはこれまでも電気自動車のポルシェ・タイカンでしたが、2024年5月11日〜12日に行われるベルリン戦で、アップデート版のタイカンに替わります。
ベース車はハイパフォーマンス仕様のターボGTです。
最高出力は760kW(ローンチコントロール時オーバーブースト出力)、最大トルクは1300Nm、0-100km/h加速は2.2秒(ヴァイザッハパッケージ装着車)って、バケモノじゃないですか。
FE Gen3の0-100km/h加速は2.8秒なので、スタートダッシュならちぎれます。
追加されたガーニーフラップが、ターボGTと他のタイカンとの識別点。
軽量化のために後席他を取り去ったヴァイザッハパッケージには、固定式リヤウイングが付きます。
FEにならい、ターボGTにはアタックモードが追加されました。バッテリー残量や温度などの条件を満たしていれば、120kWのブーストを10秒間使用可能。
写真はセーフティカー専用のスイッチ?
シートの仕様は市販モデルとは異なります。
ニュルブルクリンク北コースを7分7秒55で走ったそうで、やっぱりバケモノですね。
Gen3車両より、セーフティカーに注目してしまいそう。
ベース車はハイパフォーマンス仕様のターボGTです。
最高出力は760kW(ローンチコントロール時オーバーブースト出力)、最大トルクは1300Nm、0-100km/h加速は2.2秒(ヴァイザッハパッケージ装着車)って、バケモノじゃないですか。
FE Gen3の0-100km/h加速は2.8秒なので、スタートダッシュならちぎれます。
追加されたガーニーフラップが、ターボGTと他のタイカンとの識別点。
軽量化のために後席他を取り去ったヴァイザッハパッケージには、固定式リヤウイングが付きます。
FEにならい、ターボGTにはアタックモードが追加されました。バッテリー残量や温度などの条件を満たしていれば、120kWのブーストを10秒間使用可能。
写真はセーフティカー専用のスイッチ?
シートの仕様は市販モデルとは異なります。
ニュルブルクリンク北コースを7分7秒55で走ったそうで、やっぱりバケモノですね。
Gen3車両より、セーフティカーに注目してしまいそう。
スズキ・ジムニーとジムニーシエラの5スロットグリル [クルマ]
ジムニーとジムニーシエラに立て続けに乗る機会がありました(だいぶ前ですが)。
こちらはジムニー。
Suzuki Jimny
こちらはジムニーシエラ。
Suzuki Jimny Sierra
ジムニーが軽自動車(全幅1475mm)なのに対して、シエラは小型車(全幅1645mm)です。
シエラはオーバーフェンダーが特徴。
ジムニー、ジムニーシエラとも、試乗車は5速MT車でした(写真はジムニー)。
バイザーに記してある注意書きが気になって(?)、ほぼ「2H(2WD=FR、高速)」で走行しました。
ジムニーはR06A型の658cc直列3気筒ターボエンジン(最高出力47kW/最大トルク96Nm)を縦置きに搭載しています。
向かって左側(車両右側)に空冷インタークーラーが見えます。
Jimny
右後ろから覗き込むとこんな感じ。
Jimny
5スロットグリルの右端の開口部の奥にインタークーラーが位置しており、空気がよく抜けるようになっています。
Jimny
ジムニーシエラはK15B型の1.5L直列4気筒自然吸気エンジン(最高出力75kW/最大トルク130Nm)を搭載しています。
Jimny Sierra
5スロットグリルがあるのはジムニーと同じですが、インタークーラーがあるわけではないので、無駄に空気を通す必要はないのでしょう。
右端のスリットはふさいであります。
Jimny Sierra
こちらはジムニー。
Suzuki Jimny
こちらはジムニーシエラ。
Suzuki Jimny Sierra
ジムニーが軽自動車(全幅1475mm)なのに対して、シエラは小型車(全幅1645mm)です。
シエラはオーバーフェンダーが特徴。
ジムニー、ジムニーシエラとも、試乗車は5速MT車でした(写真はジムニー)。
バイザーに記してある注意書きが気になって(?)、ほぼ「2H(2WD=FR、高速)」で走行しました。
ジムニーはR06A型の658cc直列3気筒ターボエンジン(最高出力47kW/最大トルク96Nm)を縦置きに搭載しています。
向かって左側(車両右側)に空冷インタークーラーが見えます。
Jimny
右後ろから覗き込むとこんな感じ。
Jimny
5スロットグリルの右端の開口部の奥にインタークーラーが位置しており、空気がよく抜けるようになっています。
Jimny
ジムニーシエラはK15B型の1.5L直列4気筒自然吸気エンジン(最高出力75kW/最大トルク130Nm)を搭載しています。
Jimny Sierra
5スロットグリルがあるのはジムニーと同じですが、インタークーラーがあるわけではないので、無駄に空気を通す必要はないのでしょう。
右端のスリットはふさいであります。
Jimny Sierra
フェラーリ12CilindriのV型12気筒エンジン [クルマ]
フェラーリは6.5L・V型12気筒自然吸気エンジンをフロントミッドに搭載する新型2シーター、12Cilindriを発表しました。
12Cilindriはカタカナ表記すると「ドーディチ・チリンドリ」となるそう。「12気筒」の意。
ベルリネッタとスパイダーの2タイプが発表されました。
12チリンドリが搭載するV12エンジン、2002年のエンツォ・フェラーリから搭載が始まったF140系のようです。
バンク角は65度。
F140系は2011年のFFで直噴化するとともに排気量は6.0Lから6.2Lに増えています。
さらに、2017年の812スーパーファストで排気量は6.5Lに。この段階で直噴インジェクターの最大噴射圧は350barになっています(サイクルあたり最大3回噴射)。
12チリンドリへの搭載にあたっては、スチール製コンロッドをチタン製に置き換えることで回転質量を40%低減。ピストンは従来と異なるアルミ合金を使うことで軽量化。クランクシャフトも3%軽量化したと、プレスリリースにあります。
最高回転数は9500rpm。
排気量:6496cc
ボア×ストローク:94×78mm
最高出力:830cv(ps)/9250rpm
最大トルク:678Nm/7250rpm
圧縮比:13.5:1
12Cilindriはカタカナ表記すると「ドーディチ・チリンドリ」となるそう。「12気筒」の意。
ベルリネッタとスパイダーの2タイプが発表されました。
12チリンドリが搭載するV12エンジン、2002年のエンツォ・フェラーリから搭載が始まったF140系のようです。
バンク角は65度。
F140系は2011年のFFで直噴化するとともに排気量は6.0Lから6.2Lに増えています。
さらに、2017年の812スーパーファストで排気量は6.5Lに。この段階で直噴インジェクターの最大噴射圧は350barになっています(サイクルあたり最大3回噴射)。
12チリンドリへの搭載にあたっては、スチール製コンロッドをチタン製に置き換えることで回転質量を40%低減。ピストンは従来と異なるアルミ合金を使うことで軽量化。クランクシャフトも3%軽量化したと、プレスリリースにあります。
最高回転数は9500rpm。
排気量:6496cc
ボア×ストローク:94×78mm
最高出力:830cv(ps)/9250rpm
最大トルク:678Nm/7250rpm
圧縮比:13.5:1
ランドクルーザー250と70、300のリヤ車軸まわり [クルマ]
2024年4月18日に発売されたランドクルーザー250と、2023年11月18日に再々発売されたランドクルーザー70、2021年8月2日に発売されたランドクルーザー300のリヤ車軸まわりを見てみましょう。
250も300もGA-Fプラットフォームを採用しています。
カタログ表記上のリヤサスペンション形式は、トレーリングリンク車軸式。
Land Cruiser 250
こちら(↓)はランドクルーザー300のリヤ車軸まわりです。
GR SPORTなのでE-KDSSを装備しており、スタビライザーの取り回しが異なっています。
Land Cruiser 300 GR SPORT
E-KDSSはElectronic-Kinetic Dynamic Suspension Systemの頭文字をとったもので、前後のスタビライザーを独立して自動で電子制御し、路面状況、走行状況に応じて細かくスタビライザー効果を変化させるデバイス。
こちら(↓)はランドクルーザー70のリヤ車軸まわり。
リーフスプリングです。
Land Cruiser 70
250も300もGA-Fプラットフォームを採用しています。
カタログ表記上のリヤサスペンション形式は、トレーリングリンク車軸式。
Land Cruiser 250
こちら(↓)はランドクルーザー300のリヤ車軸まわりです。
GR SPORTなのでE-KDSSを装備しており、スタビライザーの取り回しが異なっています。
Land Cruiser 300 GR SPORT
E-KDSSはElectronic-Kinetic Dynamic Suspension Systemの頭文字をとったもので、前後のスタビライザーを独立して自動で電子制御し、路面状況、走行状況に応じて細かくスタビライザー効果を変化させるデバイス。
こちら(↓)はランドクルーザー70のリヤ車軸まわり。
リーフスプリングです。
Land Cruiser 70
フォーミュラE Gen3 Evoの概要 [モータースポーツ]
シーズン11(2024-2025年)に導入されるGen3車両の進化版、Gen3 Evoが発表されました。
Gen3 Evo
現行Gen3はこちら。
ボディワークの変更により(ドラッグが低減されているそう)、カメムシっぽいフォルムが是正され、よりフォーミュラカーらしいスタイルになったような……。
Gen3
技術面では、これまで回生専用だったフロントに搭載するモーター(最高出力250kW)を力行側にも使えるようになったのがハイライト。
リヤと合わせて最高出力は600kW。
ただしフロントモーターを力行側に使えるシーンは限定されていて、予選のデュエル、レーススタート、アタックモード時に限られています(この状況のみ4WDとして機能)。
いくら出力が高くてもタイヤのグリップが負けていては路面に力が伝わりません。
ハンコック製のワンメイクタイヤもアップデートされ、グリップは5〜10%向上するそう。
理論上の0-60mph加速はGen3より約1秒速く、1.82秒(0-100km/h加速は1.86秒)。
個人的には3秒台でも肉体的にシンドイと感じますが、1秒台ってどうなんでしょう。
F1をはじめとする0-60mph加速の比較動画はこちら↓
Gen2時代はアグレッシブにぶつけ合うシーン目に付いたので、Gen3ではフロントウイングを意図的にヤワにし(軽い接触で破損するようにし)、強引ともとれる動きを封じようとしました。
ところが今度は簡単に壊れすぎる点が問題視されることに。その反省から、Gen3 Evoではやや強化されています。
なかなか難しいですね。
Gen3 Evo
現行Gen3はこちら。
ボディワークの変更により(ドラッグが低減されているそう)、カメムシっぽいフォルムが是正され、よりフォーミュラカーらしいスタイルになったような……。
Gen3
技術面では、これまで回生専用だったフロントに搭載するモーター(最高出力250kW)を力行側にも使えるようになったのがハイライト。
リヤと合わせて最高出力は600kW。
ただしフロントモーターを力行側に使えるシーンは限定されていて、予選のデュエル、レーススタート、アタックモード時に限られています(この状況のみ4WDとして機能)。
いくら出力が高くてもタイヤのグリップが負けていては路面に力が伝わりません。
ハンコック製のワンメイクタイヤもアップデートされ、グリップは5〜10%向上するそう。
理論上の0-60mph加速はGen3より約1秒速く、1.82秒(0-100km/h加速は1.86秒)。
個人的には3秒台でも肉体的にシンドイと感じますが、1秒台ってどうなんでしょう。
F1をはじめとする0-60mph加速の比較動画はこちら↓
Gen2時代はアグレッシブにぶつけ合うシーン目に付いたので、Gen3ではフロントウイングを意図的にヤワにし(軽い接触で破損するようにし)、強引ともとれる動きを封じようとしました。
ところが今度は簡単に壊れすぎる点が問題視されることに。その反省から、Gen3 Evoではやや強化されています。
なかなか難しいですね。
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